「お知らせ」

 秋葉原スーパービル6階の「イエローサブマリン秋葉原スケールショップ」(通称:イエサブ)が12月3日をもって閉店することになりました。ビル老朽化に伴い立て替えが決まったからです。なお新ビル完成後、店がどうなるのかなど、将来のことに関しては、いまのところ未定だそうです。
 従いましてこの店のフロアーにあったわたしのショーケース「はがいちようのミニチュアコレクション」(通称:イエサブの棚)は、12月3日を以って撤去することになりました。お買い物があれば3日までにどうぞ。急な話だったので、そのあと棚をどうするのか、まだなんにも考えていません。
 2001年、銀座伊東屋で開催した作品展に、当時イエサブの店長だったキウチ・カズオ氏がお見えになり、「ここに展示されている小さな作品で、残ったものがあれば、ぜんぶうちの店の棚に並べませんか‥」と提案され、同展撤収の帰りに秋葉原へ立ち寄っていくつかの作品を降ろしたことが、秋葉原におけるイエサブの棚のはじまりだった。
 このときイエサブは旧ラジオ会館の7階にあった。
 当時の秋葉原はまだ「電気街」と呼ばれていた時代だ。同ビルもイエサブ以外はほとんど電気機器関係のパーツ屋で占められ、街全体の雰囲気もいまとはだいぶん違っていた。
 それから22年。
 秋葉原はすっかり変わった。2005年に筑波エクスプレスが開通したことをきっかけに急激に人が増え、旧ラジオ会館は新ラジオ会館へと建て代わり、いまやそこいらじゅう外国人だらけだ。
 その後イエサブは現在のスーパービルへと移ったが、その間わたしの棚はずっと現店長・タクマ・エイキ氏のもとで管理され、彼らとともにあった。タクマ氏は旧ラジオ会館時代からのスタッフで、長いこと本当に世話になった。
 この場を借りて御礼を申し上げます。

写真は旧ラジオ会館。2011年に発生した東日本大震災のあと、あらゆるビルの耐震性が点検されるようになり、秋葉原でもっとも古いとされる同ビルが真っ先に建て替えられることになった。写真は取り壊しが決まった2011年の5月に撮られた。