「Yamamotoさんの自転車」

 Masayuki Yamamoto という方がスクラッチビルドで模型の自転車(1/12)を作っていることは以前からFacebookで知っていた。
 むかし元気なころ、小生も一度それにトライしたことがあった。このときは、まずは車輪からはじめようと、エッチング加工でのリムとスポークに挑戦せんと、実際それ用のエッチング部品を発注したこともあった。しかしその後見事に挫折し、それっきりになっている。
 そんな失敗者の自分から見るとYamamotoさんの自転車はとんでもなくパーフェクトで、しなやかで、美しい。あとでぜひ彼のFacebookページで、じっくりそれら彼の自転車をご鑑賞いただきたい。
 そのYamamoto氏が、先日有楽町で開催された作品展の会場にひょっこりお見えになり、ギョギョギョとなった。
 氏とはこのとき初対面だったが、顔は知っていたのですぐにわかった。わざわざ越谷からおいでいただいたらしい。わたしより10歳ほどお若く、長年機械加工系の工場にお勤めになっているので、一部の自転車部品を、職場の機械を利用して作ることも、たまにはあった、等々の、おもしろいはなしをいっぱい聞かせてくれた。
 最後に、持ってきた自転車を見せてくれた。
 昭和レトロ風の黒い実用車と、現代風ロードバイクの2車だったが、写真にインパクトが感じられる前者のみを下に掲載した。
「タイヤはどうやってつくったの?」って聞いたら「ぴったりのゴムの輪っかが偶然あって、それを加工してつくったんだ…」という。
「へえ〜」
 と、このときは適当に相槌を打ったものの、いまいちよくわからなかった。
 こんど一杯やりながら、さらに突っ込んだはなしを聞きたいものである。
 Yamamotoさん、ご来場ありがとう!

写真はむかしつくった実用車だそうだ。最近は主にロードバイクをつくっているらしい。「売ってるんですか?」と質問したところ、注文を受けてから制作し、一台30万円ぐらいで売っているそうです。購入希望者は直接Yamamoto氏までお問い合わせください。