札幌姉妹提携作品展のこと

 もう10年以上にわたり「芳賀一洋&渋谷クラフト倶楽部」という名前でイベントに参加したり、作品展を開催したりしている。この倶楽部はぼくの教室の生徒たちの集いで、以前教室が渋谷にあったことからこの名前がついた。単なるクラブ展のときは「渋谷クラフト倶楽部展」(渋クラ展)と呼ぶが、そこに拙作が加わる場合、「芳賀一洋&渋谷クラフト倶楽部展」という、なが~い名前になる。
 前置きが長くなったがこの夏札幌で、「杉山武司&札幌クラフト倶楽部展」という、まるっきりパクリ名称のイベントが開催されるってことを聞き、思わずのけ反った。(下の写真)。
 杉山武司氏(通称スギちゃん)は、以前ぼくの教室の生徒だった男で、現渋谷クラフト倶楽部の会員でもある。今は札幌から車で2時間ほどの地にアトリエを構えて男のドオルハウス作家として現地で大活躍している。このごろは生徒もたくさんいるらしい。そこで彼もかわいい生徒たちのために作品展を開催する気になったのだろう。先週「渋クラ」側に、札幌で作品展を開催するにあたって、本家「渋クラ展」とのあいだに姉妹提携関係を結びたいと申し込んできた。
 そのことについて、渋クラ会長のY氏から、どう思いますかと尋ねられ、「まあ、いいんじゃないの‥」と、答えたあとで考えた。スギちゃんは渋クラブランドの作品を少しでも多く札幌に並べたくて、その一心から、そんなことを言ってきたのだろう。チラシを見ると一回目と書いてある。したがってまだ作品が少ないのかもしれない。
 そこでですが渋クラのみなさん、今年の夏は作品一個(でも2個でも)をぶらさげて札幌まで飛び、あとは中洲あたりで酒でもかっ食らうってアイデアはいかがでしょうか。(もちろん宅急便で送るだけでもOKと思いますが‥)。
 協力者はお申し出ください。

杉山武司&札幌クラフト倶楽部展

2019年4月28日