やっとビラが完成しました

 石坂浩二主演のTVドラマ「やすらぎの郷」のタイトルに使う模型建築の制作を私が請負い、実際の制作を群馬の倉林氏に依頼したってことは、2016/11/29日付けの当欄に書いた。建物の外側だけつくればよいという仕事だったが、倉林氏は撮影終了後の返却を条件に引き受けてくれた。返却されたあと内部をつくり、自分の作品として仕上げたいという倉林氏の意向である。
 そうして一昨年年末に外側だけのビラが出来上がった。
 そして去年の春、撮影は無事終了。
 約6か月にわたる撮影期間中、倉林氏は椅子やテーブルやソファーなど、空の建物(ビラ)にしつらえるための小物をつくりつづけ、今や遅しと返却のときを待っていた。しかしである。撮影終了後作品は東京ミッドタウン、テレ朝のロビー、横浜の放送ライブラリー、等々、あちこちの会場で展示されつづけ、いつまでたっても戻ってこなかった。
 だが、氏に作品を返すのは、頼んだわたしの責任でもある。内心気が気ではなかった。だいたいにおいてテレビ局ってところはブツの扱いが雑なので、展示中破損の心配があるし、展示と展示の谷間に紛失の恐れもある。最悪の場合訴訟もありうるかとイヤな予感がただよいはじめた去年の年末、ひょっこり作品が戻ってきた。
 バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ!!! である。
 さっそく倉林氏は待ちかねていた内部造作にとりかかり、インテリアをつくり、地面をつくり、木を植え、草を生やして、この新年にやっとご覧のような超絶ビラが仕上がった。
 ちなみにこのビラは番組の中で石坂浩二扮する主人公、菊村栄の家という設定だ。そのカンケーから石坂氏が主催する模型グループ「ろうがんず展2018」(1/13~1/14)の会場にも呼ばれて展示され、先日石坂氏との対面を果たした。

倉林進氏と
@ろうがんず展2018
(建物の裏側に木が二本植えてあります)


2018年1月14日