高知展の宣伝

「トーキングヘッズ叢書」(アトリエサード刊)という雑誌に「はがいちようの世界」という連載ページを持っている。その8月8日発売号で旧作「ワンス・アポン・ア・タイム」を紹介したあと、開催中の高知展を宣伝。
下にその全文を掲載する。
 ——-ちょっと不思議な写真である。石造りの倉庫の中にジオラマ作品をディスプレーし、うしろにシナベニヤを立てて撮影した。(左はパネルなしの写真)。うっすらと見えるベニヤの木目がまるで雲のようだ。
作品題名は「ワンス・アポン・ア・タイム」。縮尺80分の1。
なだらかな上り坂のてっぺんに火の見やぐらがあり、その横に田舎の消防分団が。昭和30年ごろまでは日本中どこにでも見られた村外れの情景である。
 本作は高知県立美術館で現在開催中の「ドールハウスと立体絵画展」で見ることができます。(8月30日まで/期間中無休/午前9時~午後5時/入場料大人1100円)。本作の他にも30点以上のはが作品を展示いたしますので、お近くにお住いの方はぜひお出かけください。
 ——-以上トーキングヘッズ誌より。

立体画家・はがいちようの世界《第9回》


2015年8月8日