2/20日(土)オープン!

 秋葉原ラジオ会館6階イエローサブマリン(通称イエサブ)の店内にありましたショーケース「はがいちようのミニチュアコレクション」が、このたび下記へ移転することになりました。

【移転先】秋葉原スーパービル(千代田区外神田1-11-5)6階
 「イエローサブマリン秋葉原スケールショップ」内へ
【オープン】2/20日(土)午前10:00より
【営業時間】
    月〜金 午後12:00〜午後8:00
    土   午前10:00〜午後8:00
                日・祝 午前11:00〜午後7:00
       https://yellowsubmarine.co.jp/news/renew_scale202102/

 前回棚を撤収したことをお知らせしましたが、この時点では移転先のオープン日が不明でした。その後新ビルでの陳列も完了し、20日にリニューアルオープンするはこびとなりました。駅からは少し遠くなりますが、このビルの1階は回転式駐車場の入り口ですので、車の方には便利です。
 ご贔屓のほどよろしくお願いいたします。

秋葉原スーパービル6階にて。
片付け(撤収)は1日で済みましたが、箱にしまった商品をふたたび品出しして、ディスプレーするのには2日かかりました。お手伝いいただいたみなさんありがとう!!

イエサブの棚は空っぽです。

 先週の土曜日(2/6日)に、おじさん生徒ひとりに手伝ってもらい、イエサブの棚をキレイさっぱり片付けてきた。(イエサブの棚とは秋葉原ラジオ会館6階「ホビーショップ-イエローサブマリン」にあったショーケース「はがいちようのミニチュアコレクション」のこと)。
 このビルの6階はイエローサブマリン一社(通称イエサブ)がすべて使っているので、全体がひとつの売り場に見えるが、イエサブ社内的には、3つのパートに分かれている。キャラクター(フィギュア)フロアー、ゲームフロアー、そしてスケール模型のフロアーだ。
 ちなみにこのコロナ禍がはじまって以降、彼らが非常にキビシイ売上減に見舞われているだろうことは想像に難くない。中でももっとも減少巾が多かったのが、わたしの棚があるスケール模型部門だったらしい。なので、このたび、この部門だけ、家賃の安い近所の古ビルに引っ越すことになった。わたしの棚もいっしょに越すことになり、土曜日に現場に行ってショーケースの商品ぜんぶを片付けてきた。(下の写真)。そういうわけで、いまイエサブに行ってもわたしの棚は空っぽです。
 引っ越す先はラジオ会館から歩5分ほどの「秋葉原スーパービル」。新装オーブンの時期や、その他の情報は追ってまたお知らせいたします。

以前イエサブには外国人がうじゃうじゃいて熱気がムンムンしていた。とりわけ中国人が多かった。だからここ7〜8年、わたしの棚の売り上げの80%以上が中国人によるものだった。おそらく模型売り場全体も似たようなものだったのだろう。その中国人観光客たちが、このコロナ騒動で、パッタリ消えてしまったのが痛かった。
「菅さーん、はやく彼らをもどしてくれーーー!!!」

生徒展が延期になりました。

 今月の末から有楽町の交通会館で開催される予定だった「第16回/はがいちよう&渋谷クラフト倶楽部展」(通称:生徒展)が、コロナ禍のために延期されることになりました。
 まあ緊急事態宣言が延長されたとあってはやむを得ぬこととおもいます。同クラブの山野会長氏によりますと、ワクチン接種がいきわたり、みんなが安心して作品展を楽しめる状況になったときまで延期するとのことで、再開催の時期については「夏以降」とだけ述べ、それ以上の言及はありませんでした。
 同クラブ20年の歴史の中でもこんなことは初めてです。
 立派な作品を準備されていたみなさんはさぞガッカリしていることでしょう。しかし中止ではなく延期とのことですのでコロナ後に期待しましょう!   また、前々回申し上げましたように、つくった作品をいったんスモールワールズのミニチュアコンテストに出品するのもよいのではないでしょうか。(スモールワールズについては1/22日付け当欄をご覧ください)。 

出すはずだった案内ハガキ。このハガキは将来日程部分だけを入れ替えてふたたび使えますね。はやくその日が訪れますように。

まだちょっと痛いです

 長年わずらっていた腰痛(脊椎管狭窄症)とおさらばするために入院し、手術し、今月10日に退院したというはなしを、1/10日付けの当欄に書いた。こういったはなしはあんまり書きたくなかったが、もしかしたら教室を休むはめになるかもしれず、仕方なく書いた。フェイスブックにも書いた。そしたらである。おんなじ病に苦しむ方々から思わぬ反応があって、おどろいた。
 「私も狭窄症で辛いです。病院の名前を教えて頂けませんか」
 といった問い合わせが、海外からもふくめ7通とどいた。声を上げない方々もふくめれば更に多かったにちがいない。その後ぐあいはどうですかといった質問もいっぱいあった。ご心配いただきありがとうございます。
 そこでお答えします。
 手術をしたのは今月6日、それから約3週間がたった。痛みはどうかと問われれば実のところまだちょっと痛い。それが手術のキズ跡なのか、本来の腰痛なのか、判然としない。
 おととい退院後初検診があった。
 担当医は
 「これからだんだんよくなるでしょう」
 と明るい顔でおっしゃった。
 (もともと担当医の顔はいつも明るいのだが‥。)
 実はわたしの脊椎には悪いポイントが数カ所あって、そのうちの最も悪い箇所だけを攻撃(?)したのが今回の作戦だった。なので、どっちみち悪いところぜんぶが改善されることはないと理解している。いずれにせよ、あと数週間(数ヶ月?)たってみないと、本当のところはわからないと思う。
 追ってまたお知らせします。
 この病院です→ https://www.iwai.com/inanami-sekitsui/

10年ぐらい前から外出時にはときどき杖をついている。お気に入りは上の3本だ。むかし渋クラ(渋谷クラフト倶楽部)のみんなでお宅にお邪魔したことがある彫刻家・山田康雄先生の作である。ホテルニューオオタニのステッキ売り場に行くと一本15万で売ってるらしいが、見に行ったことはない。ちなみに現在のわたしは杖なしでも普通に歩けるまでに回復しているが、長歩きはいまだに苦手だ。

ミニチュアコンテストのこと

 ぼくの教室の元生徒たちがスタッフとして働いている「スモールワールズ」ってご存知ですか、去年の春有明にオープンしたばっかりの巨大なミニチュアテーマパークである。(2020/6/27日付けの当欄に遊びに行ったときの記事があります)。
 このスモールワールズで、このたび第一回目の「ミニチュアコンテスト」が開催されます。詳しい内容は最下段に貼ったURLをご覧いただきたいが、日程は以下ですので、ふるってご応募ください。

 受け付け締め切り: 2021/2/21日(日)
  入選発表: 2021/3/2日(火)
  表彰式: 2021/3/13日(土)
  作品返却: 2013/3/13日(土)

 もしかすると主催者のURLでは違った日程が表示されているかもしれない。しかし上が正しい日程です。(緊急事態宣言をうけて最近日程がうしろにズレました)。
 これを執筆している時点では、2月末に行われる有楽町での生徒展開催がまだペンディングの状態にあるが、もし非開催(自粛)ならば、有楽町向けの作品をこっちのコンテストに振り向けるのもよいのではないか。
 → https://www.smallworlds.jp/miniature_contest/2020_01/
 ちなみに小生はこのコンテストの審査員のひとりです。

写真はスモールワールズのホームページです。
東京ディズニーランドに「スモールワールド」という有名アトラクションがありますが、これとは少し違います。こっちは「ワールド」ではなく「ワールズ」(複数形)です。お間違いのないように。

大石天狗堂完成

 つげ義春による名作マンガ「ねじ式」の映像化プロジェクトにおいて、この映画の背景美術を製作するよう仰せつかり、何名かの渋クラ(渋谷クラフトクラブ)会員とともに、すこし手伝っている。
 原作の最初から14コマ目に、壁に大きな天狗の面が描かれた部屋がでてくる。このシーンを拙作による背景でまかなうことになり、まずはミニチュアの白い壁(縮尺1/7)をつくって、そこに天狗の絵を描いた。(12/11日付け当欄に写真があります)。原作に準じたヘタな絵だが、粗野な迫力があり、なかなかよいと自分では思っていた。
 ところが
 「天狗はてっきり木板(きいた)のうえに描かれるものと思っていました。」
 という批判めいたご意見が身内からささやかれ、たじろいだ。あわてて原作画を見てみると、確かに壁は木板のようでもある。が、木板なら茶にしなけりゃならず、てーことは、白い壁の天狗はボツってことである。
 「ギャーーー!!!!」(泣)
 それから2〜3日ウジウジ泣いて過ごした。
 そして「ジャーーーン!」涙を拭いて立ち上がり、こんどは木板っぽい壁の上にもう一回天狗の絵を描いたぞーーーっ!!!!!
  (下の写真)
 ———本番では、画面の右はじに人形(ねじ君)が登場し
 「ほら、ぼくの顔は、だんだん蒼褪めていくではないですか」
 などと、しゃべるはずである。

最初に描いた白い壁の天狗絵もかなりよかったので、最終的にどっちを使うか非常に迷い、この映画の監督である才谷氏に問い合わせてみた。すると彼は「茶がよい」とおっしゃり、結局写真のような作品になった。

入院してました。

 実は正月早々に入院し、さっき退院してきたところだ。どうせコロナじゃ来客もなさそうだからと、思い切って腰(脊椎)の手術をしてきた。
 わたしはむかしからずっと腰痛(椎間板ヘルニア&脊椎間狭窄症)に悩まされ、数年前には「どうか手術をしてください」と、手術件数日本一を誇る九段坂の病院へ駆け込み、検査入院までしたことがある。が、結局断られ、そのあと東大病院へ。しかし東大でも断られ、仕方なく近所の鍼治療やマッサージに通いながら耐えていた。わたしの場合は腰の骨全体が悪いので手術のしようがないということらしい。
 半分あきらめていたところ、去年ある方から東品川にある脊椎の専門病院を紹介され、行ってみるとここがなかなか良かった。その病院ではパックリとCutするのではなく、内視鏡方式での手術を得意とし、つまり背中に穴(内視穴)を開けて、そこに道具を突っ込んで施術してくれるという。
 「ここの箇所を少し広げれば痛みはだいぶん改善するとおもいますよ」と、医者は、わたしのレントゲン写真の、若干影になっている部分を指差しながら、自身たっぷりにおっしゃった。
 「じゃあそうしてください!」
 と、即答し、かなり狭窄(きょうさく)していた脊椎の内側をガリガリ削っていただき、神経細胞の通りをよくしてもらった。

約一週間の入院だった。そういえば去年の春、第1波が来襲したときにも、心臓の血管騒動で入院していた。年をとるとこんなことばっかりで情けない。傷口がまだ痛いです。