セシウムと少女

 拙作「静(しず)の部屋」が登場する映画「セシウムと少女」の試写会がありましたので行ってきました。なんと斬新な映画なのでしょう。ビックリでした。
 以下チラシより。
 東京阿佐ヶ谷に住むミミちゃんは17歳。なぜか奇妙な七人の神様たちと出会い、彼らとともに静おばあちゃんの九官鳥を探しに町に繰り出した。やがて1940年代の阿佐ヶ谷にタイムスリップし、16歳の静おばあちゃんとその憧れの詩人北原白秋と出会う。でも舌の痛みを感じるようになったミミちゃんは、それが東日本大震災後に降ったセシウムの雨が原因だとわかり、今度は神様たちとセシウム測定の旅に出る——————。
 というわけで、ご興味のあるかたはぜひご覧になってください。4月25日から「ゆじく阿佐ヶ谷」でロードショー公開されます。
http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=23586

 拙作にかかわる映像は想像よりも遥かによかったのですが、台本とはずいぶん違う扱いでしたので面食らいました。(これに合わせて当サイト・作品ギャラリーにおける「静の部屋」セクションの内容も少し手直しせねばならぬのか…。)
 なお私の作品では「東屋(あづまや)」も登場します。

この映画の監督才谷遼氏(中央)と


2015年2月28日