ぼけ防止とよぼよぼ防止のこと

 このごろめっきり頭の回転が悪くなり、集中力もガタンと落ちてきた。ちょいと酒を飲むとすぐに眠くなり、なんにもやる気が起こらない。これじゃあいかんと考えて、最近教室を増やした。やることが増えれば少しはしゃんとするんじゃないかと考えての、まあ一種のぼけ防止である。
 ずっと続けている自由が丘教室では去年から「午後の鹿骨」(1/80)という超ややっこしい課題に取り組んでいるが、これがなかなか終わらない。なのに2カ月前からは、駒込の自宅アトリエで「集団的アートインボックス教室」(1/12)をスタートさせ、こちらが現在ふたクラスにまで膨張している。そこへもってきてつい最近、やはり自宅のアトリエで「集団的初心者クラス」という、80分の1サイズの、ビギナー向けの講座も初めた。
 と、ここまでで、集団的教室が4つだが、この他に個別的・個人レッスン型の教室を2グループこなしている。それら計6グループの教室開催日には毎回必ず欠席者が出るので、やれ補講をどうするのかといった対応がそれぞれの回に求められ、おちおちぼけてはいられないってことになる。
 以上はぼけ防止策であるが、体力維持にはやっぱり催事が一番だ。年がら年じゅう搬入と搬出を繰り返すことによって、よぼよぼ防止に努めている。
 ま、そんなわけで、ただいま新宿の京王百貨店で、下記写真のようなエキシビションを開催中である。
 ——–ぜひご来場を!
 (詳細は前回の当欄に)

京王百貨店にて


2014年7月26日