ブーランジェリー終了

 約2年つづいた「小型アートインボックス/ブーランジェリー制作講座」が先週最終回を迎え、参加していた8名が揃って卒業しました。
 卒業生のみなさん、長いあいだご静聴をありがとうございました。
 このグループでつくっていたのは小さなパン屋ですが、大きさが手頃なので過去数回課題作として取り上げ、今回で確か5回目(5作目)のはず。卒業したみなさんの他にも、現在、台湾のヤンさんや、ヤンさんとは別の日本人二人組(このごろあんまり来ていないが‥)も、おんなじ作品をつくっているので、いまわたしのまわりにはパン屋の仕掛品がごろごろしている。そこえもってきて「わたしもパン屋をつくりたい!」とおっしゃっている新規の方が数名いらっしゃり、どうしようかと悩んでいる。
 まあ、そのうちにまたつくりますので、希望者は、ときどき当欄をチェックしてください。はじめるときには必ずここで参加者を募集いたしますので。また、これとは別に、大型のパン屋(題名:デカルト通り48番地)の制作講座が今月29日からスタートすることになっていますが、こちらはまだ参加可能です。ヤル気のある方はお早めにご連絡ください。(詳細は前回の当欄に。)
 ———することがなくなると困ると思って、このごろ教室を増やしてます(汗)。

第5次ブーランジェリー制作教室/最終回の写真

2019年9月14日

お知らせ

 ノエカフェオーナー氏からのご要望により、わたしの駒込スタジオにて、9/29日から写真の作品(1/12)の制作教室をはじめます。

 *「デカルト通り48番地」制作教室
 *月一回日曜日に開催/初回は9/29日午前11時~午後3時
  (初回終了後に参加者の都合を聞いて次回の日程を決めます)
 *完成までに要する日数は不明です。
 *参加費一回10000円(消費税込み)
 *木材等は支給しますがガラスやタイルなど特殊な品は自己調達してください。

 かなり大きな作品(200 x 740 x 810 mm)ですが、その割にスタジオが狭いので、少人数しか受け入れられません。たいへんな工作ですが、参加希望者がいらっしゃればお申し出ください。質問があれば遠慮なくどうぞ。なお日曜日は会場周辺に無料で止められるパーキングスベースがあります。

デカルト通り48番地

2019年9月7日

ご来場をありがとう!

 第15回/渋谷クラフト倶楽部展が終了いたしました。
 常駐していたわけではありませんので断言できませんが、今回はなかなか盛況だったと思う。ご来場いただいたみなさんに御礼を申し上げます。
 1997年当時、渋谷パルコの8Fにあったカルチャー教室からお呼びがかかり、以後22年間にわたって、工作教室の講師をつづけています。といっても渋谷の教室はとっくになくなり、そのあとは駒込の自分のスタジオや、自由が丘の会場を借りたりしながら、現在6グループ計50人の生徒さんたちのお相手をしています。彼ら現役生徒に加えてその何倍ものOBの方々もいらっしゃり、彼らが長年つくり貯めてきた作品の数々が各自の家の押し入れにいっぱい詰まっているのだそうだ。たまにはそれらを引っぱり出して、一挙に展示しようという、今回の「渋谷クラフト倶楽部展」(現役&OBたちによる作品展)だった。
 そうして並べられた計110点もの作品たち。
 芸術作品があったり、ゴジラがあったり、油絵があったり、鉄道模型レイアウトや、ドールハウスがあったり、等々、コンセプトはぜんぜん統一されておらず、点々バラバラながら、その「混沌」が面白いと感じているビジターが多かったように思う。「とても面白かった。こんど教室を見学したい。ICHIYOH Galleryに行ってみたい」という趣旨の連絡がすでに数本入っている。
 出展者のみなさん、そして本展の幹事役を勤めてくれた当クラブ会長の山野順一朗氏に感謝し、その労をねぎらいたいと思います。
 ——–お疲れさまでした。

第15回/渋谷クラフト倶楽部展
@ゴールドサロン

2019年9月1日

クラフト倶楽部展スタート!

 渋谷クラフト倶楽部の作品展が本日スタートいたしました。本展は、たいがいわたしとわたしの教室の生徒氏らとの合同作品展だったのですが、今回は拙作は一点のみで、しかし生徒作品は100点以上展示するという、見応え十分の催しとなっています。
 下の写真は本日午後6時からはじまったオープニングパーティーの様子です。わたしが乾杯の音頭を取り、約50名の参加者とともに気勢をあげました。8月31日(土)午後7時までやっていますので、是非ご来場ください。
 いまのところわたしは27日、29日、30日の夕方には在廊の予定です。そのほかの時間帯でありましても、ご連絡いただければ、できるだけ出かけるつもりですので、遠慮なくおっしゃってください。
 (なお展詳細は前回の当欄をご覧ください。)

わたしの左は当倶楽部会長の山野順一朗氏

2019年8月26日

生徒展のお知らせ

 8月25日より、有楽町の交通会館において、わたしの工作教室の生徒氏らによる作品展が開催されます。

 タイトル: 第15回「渋谷クラフト倶楽部展」
 会場: 東京交通会館B1F「ゴールドサロン」
    (交通会館はJRの有楽町駅前にあります。)
 会期: 2019/8/25(日)~8/31(土)
 営業時間: 初日13時~20時。2日目以降: 11時~20時。最終日19時閉場。
 入場: 無料。なお初日の午後6時から会場でオープニングパーティーがあります。どなたでも参加でき、参加費無料です。

 本展はわたしの工作教室の現役生徒とOB氏らによる作品展ですので、今回拙作は一点のみ展示、しかし生徒作品は100点以上展示いたします。
 お暑い折ではありますが、どうぞお出かけください。

わたしの生徒氏らの集まりを
「渋谷クラフト倶楽部」と言います。

2019年8月17日

山脇展に行こう!

 元生徒の山脇隆氏がいま銀座で個展をやっている。

 タイトル: 山脇隆個展 ~冥界分岐点~
 場所: スパンアートギャラリー(中央区銀座2-2-18西欧ビル1F)
 会期: 2018年8月8日(木)~8月17日(土)※期間中無休※
 時間: 午前11時~午後7時(最終日は午後5時まで)
 入場: 無料

 模型ではなくミニチュアでもなく彫刻でもない。立体造形作品と呼ぶにはあまりにもクリーチャー(生き物)っぽく、かといってフィギュア(人形)でもない。まさに「山脇ワールド」と呼ぶしかない壮大で混沌とした作品群を、この機会にぜひ自分の目でお確かめください。
 氏は銀座のこの場所で計5回の個展を開催してきましたが、この場所での個展開催はおそらくこれが最後となるでしょう。というのは会場であるスパンアートギャラリーが入っているビル(西欧ビル)が老朽化のため近々取り壊される予定だからだ。
 従ってこの場所での山脇展はこれが最後。
 ぜひお出かけください。
 (なお山脇会場の通りの向かい側に位置する東京交通会館のB1Fゴールドサロンでは、ただいま「幻獣神話展」が絶賛同時開催中です。山脇展のあとは交通会館へも是非!!)

山脇展会場にて
令和元年8月8日

2019年8月12日

トホホのホ‥

 むかしから腰痛に悩まされている。季節の変わり目や、特別な労働をしたあとなどに痛みが発症し、しかし、いつの間にか元に戻るというのが若いころのパターンだった。ところがこのごろは365日慢性的に痛みを感じるようになり、これは手術しかないと意を決し、おととし東京九段にある九段坂病院に入院、手術のための検査を行った。その結果、手術は薦められないと主治医に通達され断念、その後東大病院にも通ったが、やはり結果はおなじだった。わたしは椎間板ヘルニアであり、なおかつ脊椎管狭窄症で、その上脊椎にはへんな出っ張りがいくつもあって、全体的に骨のかたちが非常に悪いのだそうだ。どこかに悪いポイントがあれば、そこを手術によって直せるが、わたしの場合はぜんぶが悪いので手術のしようがないという。せいぜいハリ治療や、整体や、マッサージにでも通ってくださいと言われ、万事休す。
 前置き(言い訳?)が長くなったが、そういうわけで、このごろとんとシカゴにも出かけていない。この月末に開催される、恒例の有楽町展(渋谷クラフト倶楽部作品展)にもあんまり顔出し出来ないかも‥である。
 トホホのホ‥だ。

愛用のステッキ(山田康雄/作)

2019年8月4日