こんどは北区です

 静岡ホビーショーは大盛況のうちに無事終了いたしました。
 当日会場周辺は常に激しい交通渋滞に見舞われ、途中でタクシーを降り、徒歩で会場入りしたお客さんも多かったと聞きます。現地タクシードライバー氏の大胆予測によりますと、初日の入場者数が7万、二日で計12万だそう。さもありなんという熱気でした。
 おかげさまで我々のテーブル「はがいちよう&渋谷クラフト倶楽部」も大盛況。多くのみなさんにご声援をいただきましたこと、こころより御礼を申し上げます

 さて静岡が終わり、こんどは北区です。
 5/28 日の日曜日、東京北区の北とぴあつつじホールにおいて「フランス祭り」が開催されます。そこに私のアートインボックス作品一点が展示されますので、ご近所の方、ぜひお出かけください。
 当日はパトリック・ヌジェさんによるシャンソンのコンサート(有料)や、バーバラ村田氏によるストリートパフォーマンスの披露(無料)、フランス映画の上映会(無料)、フランス雑貨の販売、等々、その他にもたのしい催しがいっぱいです。
www.mplant.com/france
http://www.mplant.com/france/others.html#haga

「at 静岡ホビーショー2017」
沢山の写真を撮るつもりで気張っていたところ、どういうわけかカメラの調子が悪く、
まともに撮れたのはこの一枚だけでした。


2017年5月20日

静岡ホビーショー

 5月13日と14日の両日、静岡でホビーショーが開催されます。「はがいちよう&渋谷クラフト倶楽部」はこのショーにおける名物催事、全国のモデラーズクラブ合同作品展に参加し、わたしの作品とクラブ員の作品をあわせて十数点展示いたします。ぜひお出かけください。わたしも会場入りする予定です。

 タイトル:第28 回モデラーズクラブ合同作品展
 会場:第56 回静岡ホビーショー会場(@ツインメッセ静岡)
 日程:2017 年5 月13 日(土)・14 日(日)
 時間:午前9 時~午後5 時(17 日は午後4 時閉場)
 テーブル名:はがいちよう&渋谷クラフト倶楽部
 テーブル№:217
 入場:無料
 URL:http://www.hobby-shizuoka.com/

静岡ホビーショー


2017年5月7日

こりゃたいへん!

 「石ノ森章太郎の机」(1/12)という作品がある。2008 年に石巻の萬画館よりの依頼で制作し、同館で展示後、作品はずっと東京の石森プロが保管していた。しかし石森プロはその後数回引っ越しし、人員も入れ替わり、作品のことを知らない人間も増えた。そんな誰かが、知らずに手荒く扱ったんだろう、いつのまにか壊れてしまったらしい。
 ある日、萬画館の担当者がそれを知り、びっくりした。
 すぐに僕のところに電話があり
 「修理できますか?」
 と、尋ねられたが、電話では破損の程度がわからない。
 やがて担当者が作品の箱を抱えて僕のスタジオへやってきた。箱ははじめっからガラガラとなにやら不気味な音がしていて、悪い予感はあったが、まさかこんなにぶっ壊れているとは! アッと驚くタロゴロウ.♪♪♪である。
 Z ライトは断線し、ぐにゃっと曲がり、机の脚はもげている。
 この作品、7 月の中旬から漫画館で展示の予定があるらしく、6 月の下旬までには直してほしいと言う。
 うひゃ!こりゃたいへんだ~!!

破損した石森章太郎の机


2017年5月1日

シカゴのこと

 4 月25 日(火)の夕刻、米シカゴのミニチュアショウ(Chicago International 2017)から戻ってまいりました。

 ① 今回、会場全体が少し広くなり、2015 年には260 だったディーラー数が今年は280 に膨らんでいた。この数は過去展中最多だろう。元生徒のふるはしいさこさんと正影智子さんがディーラーとして出場していたが、正影グッズ(ミニチュアの犬と猫)は初日の夕方に完売してしまい、当人が大喜びしていた。
 ② 客入りに関して言えば、大混雑するでもなく、かといって低調でもなく、ちょうど良い賑わいだった。残念ながらカタールの王子(アフマドアルタニ)は来場せず、お会いすることはできなかった。
 ③ 今回の目的のひとつ、以前制作した拙作(カール・フローセス・ストアー)との再会を果たし、作品のオーナーであるナンシー・フローセスさんと夕食を共にするという約束を、市内の高級レストランにおいて果たすことができた。
 ④ はじめてダウンタウンへと足を運び、シカゴ美術館「The Art Institute Chicago」を訪れ、以前から「見ろ!見ろ!」と言われつづけてきた、壁に埋め込まれたミニチュア作品の数々を目にすることができた。
 ⑤ 映画「アンタッチャブル」で銃撃戦の舞台となった「シカゴ・ユニオン駅」とその大階段をこの目で見ることができ、かねてよりの念願が叶った。

 等々、等々、3 泊5 日のシカゴ旅だったが、連日さわやかな晴天に恵まれ、大して腰も痛くならず、無事に成田に帰ってまいりました。
 やっぱり日本食は旨いなあ~と実感しているところです。

ナンシー・フローセスさんと


2017年4月27日

シカゴへ出かけます

 2月に当欄で同行者を募った米シカゴでのミニチュアショウ「Chicago International 2017」が、いよいよ今月の21日から始まります。(21日~23日まで)。今回わたしはこのショウにビジターとして出かけることになりました。
 同行者は
 *元生徒アンドウ ヤスヨさん
 *現生徒ヤマダ ユミコさん
 *バンビーニのハスザワ チセさん
 *ミシールのワタナベ トモコさん
 上の4名ですが、このほかに元生徒フルハシ イサコさん、元生徒マサカゲ トモコさんがそれぞれディーラーとして会場入りする予定です。以上の方々は全員女性ですので、仲間外れにならないか、いじめられないかなど、少し心配しているところです。
 4/21日成田発、4/25日帰国予定です。
 そういう訳ですので、その間「はがいちようギャラリー」はいったんお休みとさせていただきます。
 どうぞよろしく。

Chicago International


2017年4月16日

ひさしぶりの「WC物語り」

 むかし非常にぼろいトイレの作品をつくった。
評判がよかったので、そのあと教室の課題作として同じものをもう一個つくり、それらに「WC物語り」というタイトルをつけてイエサブの棚に並べた。
 するとスグに売れしまい、慌てて追加で3個つくったが、それもやがて売れてしまった。
 2003年か4年ごろの話だ。
 その後しばらくのあいだ、「アレ、またつくりませんか…」的なメールが、ときどき届いていたが、それも途切れて10年数年——-。トイレ作品のことはすっかり忘れていた今年の2月、大阪から来たというファンの方がどうしてもぼくのギャラリーを見たいとおっしゃるので、閉館中ではあったが特別にお見せし、あとで食事に出かけた。ぼくにとっては初対面の方だったが、彼はむかしからぼくのことをよく知っていると言った。
 カンパーイのあと
 「これ自分がつくりました!」
 と、いきなり彼はカバンの中から作品の写真を取り出し
 「東京に来るたびにラジオ会館へ寄り、いつもイエサブの棚ではがさんの『WC物語り』を眺め、真似してつくったトイレの作品です」と説明してくれた。スケールこそ違うが確かにそっくりな、とてもよくできたWCだった。ぼくに見せるためにわざわざ大阪から写真を持ってきたのだという。
 ——–いい、はなしだなぁ~。
 というわけで、このとき急にむかしの作品を思い出し、ひさしぶりにぼくもつくりたくなって、彼が帰ったあと、13年ぶりに3個の「WC物語り」をつくった。
 それらは既にイエサブの棚に並べてあります。
 是非ごらんになって下さい。
 (イエサブの棚とは、秋葉原ラジオ会館6階「イエローサブマリン秋葉原本店★ミント」の店内に設置されたショーケース「はがいちようのミニチュアコレクション」のことです)

「WC物語り」(1/80)


2017年4月9日

春の部オープン!

 しばらく閉めていた「はがいちようギャラリー」ですが、だいぶんいい陽気になってまいりましたので、4月4日より、春の部として再びオープンいたします。辺鄙な立地ではありますが、よかったらお出かけください。

≪はがいちよう作品展開催中≫
 会場:はがいちようギャラリー(東京都北区中里3-23-22)
 日程:2017年4月4日からしばらくのあいだ。
 時間:午前10時~午後6時
 入場料:大人100円(子供10円)

 まったくの私設ギャラリーですので、私が留守のときにはお見せすることが出来ません。従いまして、ご来場いただく場合は、あらかじめメール(ichiyoh@jcom.zaq.ne.jp)か、電話(080-5497-3497)でのご予約をお願いいたします。
 どうぞよろしく。

Gallery ICHIYOH


2017年4月2日