韓国エキスポのこと

 旧知の造形作家、佐藤伊智郎さんに誘われて、韓国で開催されるソウル・インターナショナル・アート・エキスポという催しに、約40人ほどの日本作家と一緒に、孤独の世界一点だけですが、参加することにしました。

 タイトル: Seoul International Art Expo
 日程: 2018/1/23日~26日 時間: 午前11時~午後8時
 会場: COEX HALL B2(1F) 住所: ソウル特別市港南区三成洞
 入場料: 7000ウォン(約700円)
 URL: https://www.coexcenter.com/events/seoul-international-art-expo-2/S

 盛大なオープニングバーティーがあるそうです。韓国にはまだ行ったことがないので、最初は行く気だったのですが、教室日程とのカンケーで断念。ブツ(作品)はすでに佐藤氏に手渡しましたので、きっと今ごろはソウルの空の下でしょう。
 なにか面白いことがあればまたお伝えいたします。

上のパンフをよく見ると下段右に「孤独の世界」(1/80)が。


2018年1月22日

やっとビラが完成しました

 石坂浩二主演のTVドラマ「やすらぎの郷」のタイトルに使う模型建築の制作を私が請負い、実際の制作を群馬の倉林氏に依頼したってことは、2016/11/29日付けの当欄に書いた。建物の外側だけつくればよいという仕事だったが、倉林氏は撮影終了後の返却を条件に引き受けてくれた。返却されたあと内部をつくり、自分の作品として仕上げたいという倉林氏の意向である。
 そうして一昨年年末に外側だけのビラが出来上がった。
 そして去年の春、撮影は無事終了。
 約6か月にわたる撮影期間中、倉林氏は椅子やテーブルやソファーなど、空の建物(ビラ)にしつらえるための小物をつくりつづけ、今や遅しと返却のときを待っていた。しかしである。撮影終了後作品は東京ミッドタウン、テレ朝のロビー、横浜の放送ライブラリー、等々、あちこちの会場で展示されつづけ、いつまでたっても戻ってこなかった。
 だが、氏に作品を返すのは、頼んだわたしの責任でもある。内心気が気ではなかった。だいたいにおいてテレビ局ってところはブツの扱いが雑なので、展示中破損の心配があるし、展示と展示の谷間に紛失の恐れもある。最悪の場合訴訟もありうるかとイヤな予感がただよいはじめた去年の年末、ひょっこり作品が戻ってきた。
 バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ!!! である。
 さっそく倉林氏は待ちかねていた内部造作にとりかかり、インテリアをつくり、地面をつくり、木を植え、草を生やして、この新年にやっとご覧のような超絶ビラが仕上がった。
 ちなみにこのビラは番組の中で石坂浩二扮する主人公、菊村栄の家という設定だ。そのカンケーから石坂氏が主催する模型グループ「ろうがんず展2018」(1/13~1/14)の会場にも呼ばれて展示され、先日石坂氏との対面を果たした。

倉林進氏と
@ろうがんず展2018
(建物の裏側に木が二本植えてあります)


2018年1月14日

ブーランジェリー制作教室のこと

 1月21日(日)から、ぼくの駒込スタジオで、小型アートインボックスの制作教室がスタートします。
 詳細は以下です。

 制作課題: 「ブーランジェリー」(下の写真・1/12)
  *ブーランジェリーとはフランス語でパン屋のこと。
 日程: 1/21 2/25 3/18 4/29 5/27 6/24 以上6回で一期です。
 時間: 午後4時~6時
  *欠席した場合、後日口頭で内容を説明し材料を支給します。
 受講料: 4,666円(一回)
 材料費: 2,073円(一回分)

 参加希望者はお早めにHAGA(080-5497-3497)まで連絡をください。なにか質問がありましたら遠慮なくどうぞ。

ブーランジェリー(未完成)


2018年1月6日

あけましておめでとうございます

 写真は近所の神社です。家から片道1800歩、往復3600歩の距離にあり、ウォーキングにはちょうどよい。今年は毎日参拝すると決めました。三日ぼうずにならぬよう、できるだけ頑張るつもりです。
 今年の四月で私もとうとう70歳になります。最近は体力の衰えを痛感、特に足腰が弱ってきました。ですから歩くのですが、ついでに酒も減らそうと思っています。だらだら毎日飲むことを止めて、そしてウォーキングでもやれば、もしかしたら、ハラも少しは凹むのではないかと考え、今年はバッチリ生活習慣の改善に取り組むつもりです。
 な~んて、デカイことを言っちゃいました。
 本年もどうぞよろしく。

平塚神社


2018年1月2日

イエサブの棚

 しばらく品切れ状態が続き、ご迷惑をおかけしていた「昭和のガスコンロ」(下の写真)ですが、先日入荷いたしましたので、さっそく10個ばかりイエサブの棚に並べてきました。やかんはあいかわらず不足していますが、2~3個ならばまだ棚にあります。これも入荷し次第補充するつもりです。
 ちなみにこのガスコンロ、2001年に石巻萬画館のために最初のトキワ荘(縮尺1/15)をつくった当時、そのころ近所に住んでいた岡田三郎という謎のおっちゃんがやってきて「トキワ荘に似合う」という理由から、彼が勝手につくって、持ってきてくれた名品だ。せっかくなので、どこかに使わにゃならんと考え、一番目立つ玄関脇の地面の上に、2個ディスプレーした覚えがある。おなじときにやかんも彼がつくって持ってきてくれた。
 ぶっ太いムクの真鍮棒を旋盤で形を整え、あとはやすりでガリガリ削って細部を表現し、ちっちゃなパーツはろう付けで接着したという。そうやって原型が一個できあがれば、あとはロストワックスでいくらでもコピーがつくれる。
 年末年始、イエサブはかきいれどきだ。したがってぼくの棚も満杯にしておく必要があり、そのときはガスコンロ以外にもいろんなものを緊急補充した。真鍮の黒染め液や、オイルステインの赤、黒、黄、青、茶、白、など、など。
  秋葉原にお出かけの節はぜひお立ち寄りください。
 (イエサブの棚とは、秋葉原ラジオ会館6階のホビーショップ・イエローサブマリンの店内に置かれたショーケース「はがいちようのミニチュアコレクション」のことです。)

ガスコンロとやかん1/15


2017年12月24日

忘年会

 12/10日の夕刻、毎年恒例の「渋谷クラフト倶楽部」の忘年会があった。場所はいつもの駒込「源気丸」、おなじみのメンバー30数名が集まった。
 実はこの数日前から私はひどい風邪を引き込み、喉をやられ、当日はほとんど声が出ない状態だった。写真では一見元気そうに見えるが(下)このとき微熱があり、ときどき咳も出ていた。出席しようか止めようか、直前まで悩んだ末に出席し、写真のあと、早々に引き上げたのだった。
 風邪なんてこの20年ぐらいとんと引いたことがない。だが寄る年波のせいだろう、いったん引いたらなかなか治らず、いまだにくずぐず引きずっている。
 なんともシャンとしない年の瀬だ。

一見元気そうに見えるが‥‥


2017年12月17日

「火の見やぐら」制作教室のこと

 12/23日より、ぼくのスタジオで、「火の見やぐら」(下の写真)の制作教室がスタートします。

 制作課題:「火の見やぐら」(縮尺80分の1))
 場所:はがいちようの駒込スタジオ(東京都北区中里3-23-22)
 日程: 12/23, 2018/1/13, 1/27, 2/10, 3/3, 3/24, (計6回)
 開催時間: 午後6時~8時
 参加料: 5443円(1回分/材料費込み)

 まだ間に合います。参加希望者はお申し出ください。
 質問があれば遠慮なくどうぞ。

「火の見やぐら」(1/80)
*11/5日付けの当欄で「WC物語/制作教室」の募集をかけましたがこれを取りやめ、演目を「火の見やぐら」に差し替えます。


2017年12月9日