水曜クラスが始まりました

 ノエカフェのオーナー、一色美世子さんから1年以上にわたって度重なる催促を受け、とうとう断りきれなくなり、またひとつ、アートインボックスの、新しいクラスを始めてしまいました。
 題して「水曜クラス」。
 カフェの定休日にあわせ、水曜日の昼間、原則月一回開催します。制作課題は「ペンギン兵が立つ店」縮尺12分の1、受講者は一色さんと一色さんのお友達、ないしはカフェの常連である女性ばっかり8名という、100パーセント一色さんに忖度した内容です。

 イッシキ ミヨコさん
 カノウ フミコさん
 サトウ キヨミさん
 ミヤザキ ユカリさん(別名ロージーさん)
 ナガタ ナオコさん(Nオリジナルさん)
 ミウラ コズエさん
 マサカゲ トモコさん
 ナカコ ユキコさん

 以上が受講メンバーですが「え、あなたって、習う必要‥あるの‥?」という実力者が多数含まれており、世間に静かな波紋を投げかけています。
 その第一回目の講座が3/14日の水曜日に、主婦にとっては最も自由が利く時間帯ということで、午前11時から午後3時まで、計4時間にわたって行われ、終了後、一色親分の同意と承認を得て、次回開催日は4月の18日(水)と決まりました。
 めでたく最終回終了の日まで、こちらの寿命があるのか、微妙であります。

水曜クラスのメンバーたち


2018年3月17日

このごろ教室が盛況です

 現在集団的工作教室を3つやっている。1/50トキワ荘制作教室と、1/80火の見やぐら制作教室と、1/12ブーランジェリー制作教室の3つだ。加えて個人レッスン型の教室を4つやっている。したがってそのためのサンプル作品7個を同時制作中であり、そうとう忙しい。ぼくのような高齢者になると、忙しい方がかえって精神が安定するし、ボケ防止にもなるだろうと考え、敢えてそうしている。だがこの状況では当分注文仕事は受けられないし、新作もつくれない。昨夏からゆっくりと制作中だったアートインボックスの新作は、暮れに倉庫にしまい込んだまま、今年になってからは一度もいじっていない。
 加えて今週は、例の台湾の生徒、楊(ヤン)さんが来日中。
 なのでここ数日、ヤンさんが朝からずっとマイスタジオに詰めていて、いまも彼女はぼくの横で何かをつくっている。(ヤンさんについては2017/10/3日付けの当欄に記事があります)。そして、あしたの日曜日は、朝から別の生徒が個人レッスンを受けるために訪れる予定、という具合に、このところ教室が大盛況。
 そこえもってきて—–ジャーン!!——-来週の水曜日(3/14)から、またひとつ新しいアートインボックスの制作教室が始まるのだよ~ん。
 そのことについては次回。

台湾のヤンさん


2018年3月10日

近況①「リ・オープンのこと」

 出張展示が続いた2月は、ほとんどクローズの状態だった自宅展示場「Gallery ICHIYOH」でしたが、3月3日より、再びオープンしています。

 名称: Gallery ICHIYOH
 住所: 東京都北区中里3-23-22
 営業時間: 午前10時~午後6時
 入場料: 大人100円 (子供10円)
 ※メール(ichiyoh@jcom.zaq.ne.jp)か電話(080-5497-3497)でご予約の上お出かけください。

 5月に再度、いったんクローズいたしますが、その後またリオープンし、ずっとつづけるつもりですので、一度ぜひお立ち寄りください。

Gallery ICHIYOH

近況②「ノブさんの一文」

 先月のTOCビルでの催事(Rooms Experience展)ではヨシミツノブヒコさん、通称ノブさんに大変お世話になった。
 催事の開催には手伝いがいる。規模によって必要な人数はまちまちだが今回は搬入に3人、搬出に3人、中日に2人づつ2日、計10人工(ニンク)必要だった。そのうちの4人工をノブさんがひとりで賄ってくれた。平日の昼間に手伝える人材・非高齢者で、となると、そうは多くない。その点ノブさんはまだ40代だというのに、今回の日程である火・水・木・金の昼間にからだを空けられるという余裕の身分、らしいのだ。
 そんな彼の趣味は文章を書くこと。
 なので、当欄でも、以前何回か彼の原稿を掲載したしたことがあったが、今回も、この度の催事にまつわる一文を提供してくれた。
 —–以下ノブさん文。

 2月21日から五反田のTOCビルでおこなわれた「rooms EXPERIENCE」におじいさん(←はがいちよう氏のことです)も参加したわけだが、今回初めて僕も「お手伝い」という形で参加させていただいた。
 搬入、搬出、セッティングなど、エキシビションにかんすることすべてのお手伝いをさせてもらったのだが、今まで自分たちのエキシビションの搬入搬出の経験はあるが、人の手伝いは初めてだったので刺激も多かった。
 何より面白いなぁ、と思ったのが会場となったTOCビルである。
 TOCビルが完成したのは1970年ということなので、もう50年近い歴史がある。だから当然いろんなところは旧態依然としているのだが、だからこそ面白い。
 おじいさんの話によると、かつてはアパレル関係の大きなイベントは必ずといっていいほどTOCビルでおこなわれたらしい。しかしビルとして古くなり、また渋谷や原宿に相応しいスペースが出来たこともあって、今は目立つ存在ではなくなってしまった。
 今から2年か3年ほど前だったか、マツコ・デラックスの「夜の巷を徘徊する」でTOCビルを徘徊していたが、あの番組でもあった通り、良くも悪くも雑多で何でもアリ感がすごい。
 和洋中ひと通り以上ある飲食店街をはじめ、よくわからないフシギな商品を並べる店、ショールーム、100円ショップ、そうかと思うと日本最大の売り場面積のユニクロまで入ってたりする。
 上階には多数のオフィスも入っており、13階のイベント会場に至るまで、完全にビルがひとつの街になっているのだ。
 あいにく開催期間中は天候に恵まれなかったが、昼食を食べたりお茶を飲んだりするにも、はたまた突然電池切れで買いに走るにしてもビルから出る必要がない。
 そしてオススメしたいのが屋上である。
 昨今景観やセキュリティの問題で屋上を封鎖している建物が多い中、TOCビルはそんなことはなく、昔のサラリーマン映画で出てくるような光景が広がっている。
 さすがに昔のサラリーマン映画のようにバレーボールに興じたりするのは禁止だが、それでも十分すぎるくらい「昭和の屋上」が味わえるのだ。
 五反田駅からそこそこ歩くので、意外と行ったことがない人が多いと思うが、このTOCビル、なかなかの隠れた昭和スポットだと思う。

——以上、原文のまま。
 ノブさん、名文をありがとう!
 ちなみにTOCとは東京卸売りセンターの略である。アパレルメーカーを中心に、オモチャから雑貨まで、むかしはあらゆるジャンルの問屋が入っていた。いま、むかしと書いたが、多分いまもそうだと思う。かくいう私は、以前アパレル関係の商売をやっていたので、そのころTOCへは頻繁に出かけた。
 それからウン十年たって、今回ひさしぶりに足を踏み入れたわけだが、なつかしいと感じるにはどこもかしこもリペアーされすぎていて、どうもピンとこなかった。ノブさんご推薦の屋上には当時は昇った記憶がなく、従ってなんの思い出もない。しかしである。駐車場だけは往時のまま変わらずに残っていた。ある日子連れでそのパーキングゲートをくぐったとき、料金ボックスに自分でカネを入れたいとせがんだ長男が、いまはもう41歳になる。
 こっちもおじいさんに‥なるよなあ。

TOCの屋上


2018年3月5日

五反田展終了

 先週、五反田のTOCビルで繰り広げられた「Rooms Experience 36」という催事に出演して拙作16点を展示、大人気だった。
 ご来場いただいたみなさん、ありがとう!!!
 それにしてもである。近来まれに見るぶっ飛んだ催事だった。下の写真は拙作に群がる竹の子族の一団だが、常に彼らが会場内を練り歩き、吉本の芸人がフルタイムで漫才を披露し、コシノジュンコら有名デザイナーがブースを設けて自社ブランドをアピールするなど、絢爛豪華な内容で、入場料、な、なんと2500円!!
 そんなイベントが金曜(23日)の夕刻に閉幕し、あとは怒涛の撤去があり、翌土曜日(24日)は自由が丘で「トキワ荘講座」があった。あくる日曜日(25日)にはぼくのスタジオで「アートインボックス講座」を開催し、そしてきょう、月曜日(26日)の朝からは、かねてからの予約である「1日教室」があったので、一日がかりのパフォーマンスをこなしたあと、焼酎をむしゃぶり、やっと今これを書いている。
 いやあ、忙しい2月じゃった。  もうバテバテじゃい。

Rooms Experience 36


2018年2月28日

有楽町展終了

 有楽町交通会館で開催されていた拙展(生徒との合同展)は無事終了いたしました。
 ご来場いただいた皆様に御礼を申し上げます。
 どんな情報を得て来場されたのですか‥と、わたしは毎日多くの客に声をかけ、尋ねたが、今回は圧倒的に「インスタ」だった。インスタと答えた人がほとんどで、仮に200名だとすると、フェイスブックが10名、ツイッターが1名という割合だった。たまたま会場の前を通りかかったという方や、当欄を見てという方も多かったが、案内状をもらったからと答えた方は、確か3名に満たなかったと思う。そういう時代なのだなあ。
 期間中芳名帳への記帳数が約450。大多数の方は記帳せずに帰るので、来場者総数は優に1500を超えていただろう。好天にも恵まれ、今回は割と盛況だった。一年半に一回の頻度で開催している本展。次回開催は2019年夏の予定です。
 そして来週、2/21日からは五反田のTOCで開催される催事に出場しますので、よかったらこちらの会場にも是非お出かけください。
 (五反田展の詳細は前回の当欄をご覧ください。)

@有楽町展会場にて


2018年2月18日

いよいよ始まります!

 2/11(日)午後1時より、はがいちよう展&渋谷クラフト倶楽部展が、いよいよ始まります。初日(11日)の午後6時より会場でオープニングパーティーを開催します。どなたでも参加できますので、ふるってご参加ください。(本展に関する詳細は前回の当欄をごらんください)。
 そして、上記エキシビションの終了後、2/21日より、今度は五反田でのイベントに参加します。詳細は以下です。

 タイトル: Rooms Experience 36
 会場: 五反田TOCビル 13階
 会期: 2018/2/21~2/23
 時間: 10:00~19:00 (最終日は18時クローズ)
 ブース名: Haga Ichiyoh (仮称)
 入場: 無料
https://www.roomsroom.com

 どちらのエキシビションの会場にも、私はだいたいいるつもりですので、よかったらお出かけください。

Rooms Experience 35


2018年2月10日

作品展開催のお知らせ

 2/11日より、下記要綱にて作品展を開催いたします。

 タイトル:はがいちよう作品展
      (同時開催: 渋谷クラフト倶楽部作品展)
 会場: 東京交通会館・B1Fゴールドサロン
    (交通会館はJR山手線有楽町駅駅前です)
 会期: 2018年2月11日(日)~17日(土)
 時間: 11:00~20:00 (ただし初日は13時開場、最終日は19時閉場です)
 入場: 無料
 ※初日(11日)午後6時より会場でオープニングパーティーがあります。どなたでも参加できますので、ふるってご参加ください。

 期間中わたしは大体会場にいますが、初日だけは夕方4時過ぎに顔を出す予定です。
 拙作約30点を展示いたしますのでぜひご来場ください。
 (なお本展開催のため、自宅ギャラリーはいったんクローズしますが、3月に再オープンいたします。)


2018年2月3日