展の3日目が終了。
そんなに大人数ではないが、毎日コンスタントに客が入ってくる。たまたま通りかかったとおっしゃる方、インスタで情報を得たという方、近所の骨董屋(?)にススメられたという方。友達に聞いてきた方、等々、いろいろな方々が毎日やってくる。
本日は昼ごろ、ドールハウス作家のシックスカートさん御一行がゾロゾロっとお見えになり、結構長いことご鑑賞いただいた。それからしばらくたってシックさんのお友達である映画俳優のトッツィーさんも来てくれた。その又あとは人形作家の小峰さん御一行や、途中でチラッとグミちゃんも。
やがて夕方の6時になり、そろそろ帰ろうかと駅に向かっていると、雑誌「月刊トレイン」が取材に見えるという電話があって、急遽駅から戻って挨拶すると、トレインの平野編集長から開口一番
「腰の調子はいかがですか?」
と、問われた。
なんでそんなことを知っているのかと尋ねると、なんと彼は当欄の読者なのだそうだ。いゃぁ、マイッタ、マイッタ。
ちなみにきょう一番驚いたのはHという初老の紳士。白髪の肢体を本革のコートで包んだ、いかにもオシャレなその紳士は、矢継ぎ早に色々な質問をしてきた。これ、小物もぜんぶ自分で作ったの?‥や、 フレームは‥?、 などなど。
あとでわかったが、そのかたは、ややアートインボックスに似た別ジャンルの作品を作っている造形作家で、自分で作ったというたくさんの作品を、スマホで見せてくれた。
聞くとわたしと同い年だそうだ。
そして
「どちらにお住まいですか?」
と尋ねると
「田端です」
だって。
「えーーーーーーっ!!!」
である。