1996年の4月、渋谷パルコB1Fのロゴスギャラリーで開催された「80分の1の世界/木造機関庫たち」というエキシビションがぼくの作家デビューでしたので、今年で作家生活は20年になります。
その翌年、おなじパルコの8階にあったカルチャー教室からお声がかかり「芳賀一洋の木造ストラクチャー制作教室」というクラフトクラスを担当させていたくこととなり、講師デビューを果たしました。それから19年、教室の場所は駒込、千石、自由が丘と、そのときどきで引っ越ししながらも、ずっと続けてまいりましたので、その間多くの受講生との嬉しい出会いがありました。また昨今は、ブラジル人や、アメリカ人までもがぼくの教室に加わるという、内心びっくりの珍現象が起こるなど、最初はあんまり乗り気じゃなかった講師という職でしたが、最近ではすっかり愛着を感じるようになりました。
さて、今年はどんな生徒さんにお目にかかることができるのか、楽しみです。
下の写真は去年の10月、小生のおんぼろスタジオに、新旧の生徒氏らが集まった折に撮った一枚です。
——-本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2016年1月3日