入院してました

 月曜日(4/15)の朝、ベッドが空いたという連絡が入ったので、ならばと近所の総合病院に入院することにした。当面教室の予定がなかったので、結局水曜日の昼まで入っていた。そのためギャラリー見学のビジターふた組と、メシの付き合い一件をキャンセルするハメになり、誠に申し訳ありませんでした。
 実は去年の6月に、心臓の動脈が詰まったことがあり、このときは緊急入院し、詰まった箇所に金属の輪っか(ステント)を挿入してことなきを得たという一件があった。(2018/6/19日付け当欄に記事があります)。それから約1年たって、改めてもう一度よく心臓を調べる必要があると前々から言われていたのだ。
 イヤだったがしょーがない、まずはすっ裸にされ、チン毛を剃られ、フンドシ(T字帯)をはかされ、左手の腕の付け根に細い管(カテーテル)を突き刺された。それを心臓まで通して、管の先っぽからドクドクッと造影剤を流し込んでいろんな角度から写真を撮った。その結果「心臓はキレイです。まったく問題ありませんでした。もう当分調べる必要はありません」といわれ、ふたたびシャバに出てくることができた。バンザーイ! バンザーイ! バンザーイ! である。
 しかし、なぜフンドシなのか?
 なぜチン毛なのか?
 謎が多い。

日なが大聖堂のニュースばかりを見ていた。

2019年4月20日

やすらぎの刻(とき)~道

 テレ朝系の昼ドラマ「やすらぎの刻~道」が始まっています。これは一昨年放送され好評を博した「やすらぎの郷」の続編ですが、我が渋谷クラフトクラブは、これら「やすらぎシリーズ」に協力し、拙作を含む10作品を美術装飾品として番組に提供させていただいております。したがってそれらの作品が本編映像のさまざまなシーンに顔をだします。たとえば集会シーンの背景にアートインボックス作品がならんでいたり、主人公の部屋の棚に木造機関庫が置いてあったりという具合です。お時間のある方はぜひごらんいただき、それらの作品を探してみてください。毎週月~金、昼の12時から12時50分。来年の3月27日まで継続して放送されます。脚本:倉本聰。出演:石坂浩二、浅丘ルリ子、加賀まりこ、八千草薫、等々、です。(なおこの件に関しては1/13日付け当欄にも記事があります)。

わたしの名前が微妙に違っていますが
すでに修正依頼済みです

2019年4月14日

なんで東屋(あづまや)か

 現在参加者募集中の「東屋」(1/12)の制作教室だが、最初は「伊東屋」をつくるつもりで、ここにそう書いたことがあった。それが急になんで東屋に変更になったのか、いろいろと憶測を呼んでいるらしいので少し説明する。
 先月、知財に詳しい先生にお伺いしたところ、作品としての伊東屋の著作権は100パーセント私にあり、ふたたび私がおんなじものをつくっても、なんら法的に問題はないとのことだった。他方伊東屋さんが、わたしの作品を唯一無二のものとしてとても大切にしていることを、別の方面からあらためて知ることとなり、あえてわたしの手で、もう一個おなじものをつくろうというモティベーションが急速に遠のいて行った。したがって伊東屋さんからなにかのクレームをつけられたわけではなく、わたし自身が自主的にサブジェクトを変更したということである。
 ちなみに東屋(あづまや)は、2004年に伊東屋作品を納入した直後に、当時はお元気だった四代目社長故伊藤髙之氏(後に会長)のご理解を得た上で、わたしの教室の課題作として取り上げて制作した「小型版伊東屋」である。それから15年。ふたたびその東屋を教室の課題として取り上げることとなり、おかげさまでもうすでに13名もの応募があった。しかしまだ締め切ってはいません。希望者はお早めにお申し出ください。(教室の詳しい内容については前回の小欄をごらんください)

伊藤髙之社長/2010年ごろ

2019年4月7日

東屋(あづまや)教室を始めます

 以前「伊東屋制作教室」のことで悩んでいると書いたことがありました。しかしやっとそのことの踏ん切りがつき、このたびは伊東屋ではなく、それと非常によく似た作品である「東屋(あづまや)」(下の写真)をつくることに決めました。
 ——-以下詳細です。
 1) 4月から「東屋(あづまや)1/12」の制作講座をスタートします。
 2) 開催はほぼ月1回、土曜日の午後6時からです。
 3) 当面は自由が丘で開催いたしますが、将来は会場を駒込に移します。
 4) 第1期日程: 2019/4/27 6/29 7/27 8/24 9/28 (計5回)
 5) 受講料: 1回7,000円(税込)
 材料の支給はいたしませんので自己調達してください。ただし購入先はお示しいたします。ぱったり逝かないかぎり最後まで責任をもって取り組みますが、完成までに要する講座回数は不明です。かなり難易度の高い工作ですが、参加を希望される方がいらっしゃればお申し出ください。希望者多数の場合、先着順とさせていただきます。
 質問があれば遠慮なくどうぞ。

「東屋(あづまや)1/12」

2019年3月31日

ヒロミ・フラワー到着!

 過去のアートインボックス教室でつくった壁とドアーだけの作品がゴロゴロしている。どれもかたちがおんなじなので、ならべてもちっとも面白くない。そこで去年の秋、神戸で拙展を開催するときに、元生徒フジイヒロミさんにお願いして、あるひとつのドアー作品の壁にどっさり「ヒロミ・フラワー」を装飾してもらった。(2018/10/21日付け当欄に写真あり)。そして「ポルト・フルール」(花の扉)という題をつけて26万円で会場においたところ、な、なんと、オープンと同時に売れてしまった。
 いやあ、びっくりである。
 ヒロミさんはいまや「hiromini.room」として堂々と有名ミニチュアリストの仲間入りを果たし、つくったものが右から左へと売れてしまい、おちおち孫と遊んでいる間もないほどの忙しさだそうだ。そんな彼女が時間の合間を縫って、ジャーン! ついに2個目の「ヒロミ・フラワー」を、またも拙作に飾り付けてくれ、先週持ってきてくれた。
 うわっ、こりゃぁ~売れそうだ。
 ヒロミさん、ありがとう!!
 手が空いたら、ぜひまた3個目を、おねがいしまーす!

新「ポルト・フルール」

2019年3月24日

ヨシミツさんの挨拶文

 20年間、おなじデザインでつづいている当ホームページですが、平成の終了にあわせて、こちらもすこし改元(?)することになりました。つきましてはヨシミツという改元後の担当者から下のような挨拶文が届いていますのでご紹介いたします。
 ———以下、ヨシミツ文。
 はがいちよう公式サイトをご覧の皆様、はじめまして。え?公式ではない?ま、んなことはどうだっていいや。
 はがいちよう先生の<ただの飲み友達>の吉光と申します。20歳も年上の大先生に向かって<飲み友達>とは失礼千万なのですが、それもどうだっていい。よくないか。
 とにかく、あまりにも暇そうにしている私が不憫だったんでしょうな。
 「そんなに暇なのなら、オレのホームページでも作ってよ」
 なんとお優しいお心遣い。やります。やりますとも。
 んで、まあ、先日、現在のホームページの制作・管理をしておりますM氏にも仁義を切らせていただきまして、晴れてワタクシメが「はがいちよう公式サイト」のリニューアルをさせていただく運びとなりました。
 リニューアルの日取りが決定次第発表したいと思っております。
 どうぞよろしくお願いいたします。

真ん中がヨシミツさん

2019年3月16日

教室のこと

 2月に当欄で募集した「むかしの消防署」制作グループには、おかげさまで男性ひとりに女性ふたりが加わって、既存の方々と合わせて計7名となり、ぼくのスタジオにはちょうどよい人数となった。その初回開催日が3月2日だった。全員で写真を撮るつもりでいたが、すっかり忘れてしまい、残念無念。(このグループ、正式には「木造ストラクチャー制作教室①火の見やぐらの情景」制作グループという)。
 本日は、上の報告に加えて、現在休眠中の自由が丘教室の今後についてもなんらかの言及をするつもりだった。しかしどうもまだ踏ん切りがつかず、困っている。
 2010年にスタートした目黒区自由が丘での教室は、紆余曲折を経ながらも、営々と9年つづき、直近に作っていたトキワ荘(1/50)がこの一月に完成したことを以って「The End」かなと半分思っていた。ところが次も何かやってほしいという生徒諸氏からの熱心なリクエストがあって、いま非常に迷っている。トキワ荘の次にやるとなれば「伊東屋」しかないが、このごろの自分の老化を考えると、まだ踏んぎりがつかない。従ってまことに申し訳ありませんが、この件についての発表は、もうすこしお待ちください。

初回の「むかしの消防署」教室

2019年3月10日