おもしろい動画

「軌跡の向こう側」というタイトルのおもしろい動画がアップされたので、是非チェックしてください。
 https://www.youtube.com/watch?v=66SCoj0ZXJ0&t=15s
 けっこう長い(約35分)が、うまいこと編集されているので、最後まで飽きずに見られると思う。MCは荒深貞之さん。偶然にも彼がユーチューブで、ぼくの動画を発見し、このたび取材をお受けすることになった。(取材日は8月4日)。顔が見えないと絵にならぬので、ふたりともノーマスクでごめんなさい。

左が荒深さん。本業はキャスティングディレクター。「軌跡の向こう側」(荒深チャンネル)は最近はじめたばっかりで、わたしでふたり目だそう。これからも積極的に各界の人物を紹介していきたいとのこと。

Katoさんありがとう!!!

 「Katoさん、なにか書いてよ‥」
 と、常に本稿のネタに困っているぼくは、教室のあと、居酒屋で、Katoという生徒にたのんだ。ダメ元と考えて何度もたのんだ。そしたらある日、Katoさんから2本の短文が送られてきた。
 そのうちの一本を紹介する。
 —–以下Kato文。
 「いつもお世話になっております。先日は素晴らしい作品をお譲りいただき感謝しております。先生の教室に通うようになってから幾星霧(といっても1年ほどですが)、自分では技術も徐々に上がってきたと思っております。ただ先生から比べるとゴミみたいなものですので、かねてから先生の作品のひとつでも手元に置いておきたい、目標にしたいという思いがありまして、今回お譲りいただくことでようやく念願が叶いました。購入に際してはアートに対して気持ちいいくらい関心のない我が家の経理担当者の了解を取り付けるのがたいへんでしたが、なんとか上手くいきました。先生にもご心配をおかけしましたが、今のところ平穏無事でございます。我が家は息災でございます。経理担当者をどうやって丸め込んだかということと、いくらだったかということは、香り立つくらい生々しい話になりますのでどうか内密にお願いいたします。今回はどうもありがとうございました。」
 以上Kato文。
 文章というよりこれは手紙ですね。ブログで使ってください‥とのことなので、そのまま掲載しましたが、Katoさんがなにを、いくらで買ったのかがまったくわからないので、読後感は、いまいち微妙かもしれません。次に期待しましょう!
 ただKato家の財務大臣(経理担当者?)が実力者であるということは、非常によくわかりました。
 Katoさん、ありがとう!!!

左がKatoさん。8/2日付け当欄に「あるルーキーの偉業」という記事があるが、このときのルーキーがKatoさんだ。

「孤独の世界」終了

 孤独の世界制作教室の最終回がきのうやっと開かれた。やっとと言ったのはこのコロナ禍で自粛に次ぐ自粛を繰り返し、最終回の一回だけが、延々と開催されなかったからだ。
 雨模様の肌寒い午後、我がスタジオのおんボロドアが突然ギシッと開き、最初に現れたのは、はるばる水戸からみえたM氏だった。ほどなく参加者計6名のうち4名が次々に登場し(一名欠席一名遅刻)、超ひさしぶりにこのグループの最後の講座が開かれた。
 内容としては地面に電柱をつっ立ててそこから電線を引っ張るだけのものだったが、なにはともあれやっと最終回を終えることができて、いまは非常にほっとしている。肩の荷が降りた気分だ。参加者のみなさん、ご清聴をありがとう!!
 かくして孤独の世界は終わった。
 するとこのグループの次なるターゲット(課題作)は「火の見やぐらの情景」である。きのうみんなから「次も参加したい!」という嬉しい声をいただいたが、すこし待ってほしい。この場は一旦立ち止まり、いましばらくはこのコロナ禍の様子を見守り、社会がおおかたの平穏を取り戻したと判断したとき、改めて当欄や、SNSなどで次なる講座(火の見やぐら)への参加者を募集するつもりです。直接ご連絡もいたしますので、続きにつきましては、そのときまで、いましばらくお待ちください。

当日の机。教室開催中の写真を撮るのを忘れてしまいました。放課後に「船ちゃん」へ呑みに出かけて、帰ってから撮った写真です。

ウクレレの世界

 当ホームページは昨年の年末以降ぼくの教室のテルミーという生徒氏によって、ボランティアで管理運営されている。そのテルミーさんのご主人は何を隠そうウクレレアーチストである。オンラインウクレレ教室も開催中で、当然ながらそっちのHPも彼女が運営している。
 きのうテルミーさんから
 「主人のウクレレ教室のリンクを先生のブログでご紹介いただくことは可能ですか? メルアドの登録期限は明日までなので急ですし、ジャンル違いですし、難しければスルーしていただいてかまいませんが‥。」というメールがあった。それをさっき発見! こりゃあたいへん!!! 登録期限はもう本日(8日)の真夜中に迫っている。
 大至急下記リンクをクリックしなきゃあマズいよ。
 すばらしいウクレレの世界がはじまるのだから‥。
 https://hidehikoohashi.wixsite.com/ukulele-lesson/lp

テルミーさん、掲載しましたよー

アルルの乳搾り女

 以前当欄に「白いダノンをリフォームしました」という記事を書いた。(5/22日付)。コロナ禍でヒマになりダノンという作品をリフォームしたところ、だいぶんよくなったが、店頭に掲げた絵が、まだイマイチなので、将来第二波でもくれば、そのときには絵も直したいという内容だった。この記事を書いた当時、緊急事態宣言の只中で正に第一波の渦中にいた。その後コロナのはなしにはすっかり飽きてしまい、第二波が来たのかこないのか知らないが、絵のほうは予告通り描き直した。
 牛乳メーカーが当時の取引先に配っていた宣伝看板=タイル絵である。なんといってもむずかしいのは乳搾り女の顔と、最下段の牛乳瓶の周辺だ。ヘッドルーペをつけて、5本程度しか毛のない極細の筆で、息を凝らして描いた。穂先が細いので掬(すく)い取る絵の具の量もほんのわずか。水彩だとすぐに乾いてしまい仕事にならぬので油絵の具を使った。油だと乾燥を気にせずにゆっくり描くことができる上、もし失敗しても布で拭き取ってしまえる。その一方、乾きの速度が遅いので、ちょっと描いたら2〜3日乾かしてからまた描くを繰り返さねばならず、やたらと時間がかかる。
 なにしろタイル絵なので、このあとタイルの溝(碁盤の目のような溝 )を彫らねばならない。絵が完全に乾いたことを見極めてから、絵の上にデカい定規を当てて、アクリルカッターで一気に彫る。こわいのでまだやってはいないが。

これを描くのは5回目だ。もう描けないかと心配していたが、なんとか描き終えることができた。絵の幅42ミリ、天地190ミリ。厚さ1ミリのベークライト板の上にジェッソを塗ってから油絵の具で描いた。

持続化給付金

 おくればせながら持続化給付金の申請をやっと済ませた。
 申請にあたっては直近年度の決算を済ませておかねばならぬが、そこがネックで、決算はなんと2期分(2年分)も滞っていた。領収証も2年溜まりっぱなしでビニール袋5個にパンパンに詰まっていた。一刻も早く処理するよう指示したところ、我が社の経理部門の担当者(女房)は、元来なまけもののうえ、高齢を理由に目の不調を訴えてきた。
 「よしわかった、オレがぜんぶやる!」
 てーことで、社長(愚生)みずからが領収証の整理や、なんだらかんだらと、大キライな経理業務にたずさわり、述べ10日以上もかかって、どうにか2年分の決算を終えたのは8月10日のことだった。内容はいつもの通りほんの少々の黒字。そのあと税務署に書類を提出し、受理印をもらい、いくばくかの税金を支払った。ああめんどうくさい。
 そういったことをぜんぶすませてから、今週やっと給付金のマイページにたどりついた。しかしこっちのアタマがバカだから、意味がよくわからない言い回しや、半角のカタカナ文字が打てないことなど、次々に難問が出てくる。それらをすべてクリアーし、きのうの晩やっと申請を終了した。
 もし認められればであるが、200万円もらえる。
 バンザーイ!!。
 (税理士の遠山先生、大変お世話になりました)

画面のなかほどに「2020年8月31日(月)19:00に締め切ります」と書いてある。ギリギリ滑り込みセーフ!だったのだ。

自粛します

  本来なら本日午後6時より、自由が丘教室において東屋講座を開催する予定でしたが、社会情勢に鑑み、自粛することにいたしました。楽しみにしていたみなさんには誠に申しわけありません。
 このグルーブは現在15名。中には「はやくやってほしい!」と開催に前向きな人たちがいます。ステイホームに飽き飽きしている今こそ続きをやりたいという人たちの気持ちは良くわかります。反面、感染が怖くて密な所へは行きたくないと感じている人たちもまた少なくありません。そのように開催派と慎重派に大別されますが、ことさらそれを強調し、トランプ大統領のように、分断をうながすようなことはしたくありません。
 全員の意見を聞いて回れば分断になるでしょう。かといって参加者の意向を無視して勝手に決めるわけにもいかず、このところの開催の是非は、当グループの生徒代表(佐藤健氏)と相談して決めている。結果として3月以降東屋講座は一度も開かれていない。
 その間、作品に使う高額な特注パーツが2度仕上がってきた。2度とも必要数量を尋ねた上で郵送したが、1セットあれば十分なパーツを、あえて2セット、中には3セットも注文する方が、積極派にも慎重派にもいらっしゃり、全員の熱意が伝わってくる。
 みんなやる気はあるのだ。
 そういった人たちが脱落しないよう、しばらくは慎重な舵取りが続く。

自由が丘教室の入り口。突き当たりの左側に二階に昇る階段かがあって、3階に我が教室(303号室)がある。