「バンザーイ!」 「Mさんありがとう!」

    いい陽気になりました。
    加えて蔓延防止等重点処置期間からも外れ、少しずつコロナ前の状況に戻りつつあるようです。先週の土曜日(4/2日)には4ヶ月半ぶりに自由ヶ丘教室が再開され、きのうは、コロナ騒動以降はじめての新しい生徒さんがお見えになり「水曜教室をやってほしい」とのことでしたので、夕方までその方のお相手を努めさせていただきました。またこんどの日曜日には、やはり4ヶ月半ぶりにマイスタジオでの「ブーランジェリー制作教室」が再開されるなど、陽気にさそわれるかのように、少しばかり忙しくなって参りました。
    そんな中、先日ひょっこりと、ペンギンギャラリー(過去にそういう名前の店が実在した)のM氏が現れ、過日有楽町展の折に修理を依頼されたペンギン作品を回収してお帰りになった。このときM氏より更なるペンギン作品の注文をお受けし、いま、そっちの仕事もはじめたところです。(下の写真)。このぐらいの大きさの作品なら、むかしなら10日もあればヨユーで完成させられたが、いまなら秋までかかるかもしれません。M氏はそれでも構わないとおっしゃってくれています。
    と、ここまで書いたとき、郵便バイクがやってきて、玄関のポストになにかを入れて帰った。なんだろうと覗くと「デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合資会社事業復活支援金事務局」からのハガキで、内容は、「あなたが行った事業復活支援金の申請は受理されました。以下の通り事業復活支援金の振り込みを行いますので、お知らせいたします——–(以上原文のまま)」
    給付金が1,000,000円もらえるんだって。
    バンザーイ!!!
    バンザーイ!!!

M氏はペンギン作品をたくさん所有している。「ペンギンギャラリー」や「ペンギン兵が立つ酒場」(これらの作品は当サイト「works」で見ることができます)などの大型アートインボックス作品に加えて、上の写真のような小型アートインボックス作品も過去に2点納入している。それらに加えてまた一点追加でご注文いただいたのが、上の写真の作品です。
Mさんには心より御礼を申し上げます。
 

「ブラッキーC」

   「黒染め液」(真鍮などの金属を黒く染めるための液体)は、長いこと大阪のマッハ模型製の瓶入り(100cc)りを愛用してきた。ずば抜けて性能がよいからだ。しかし10年ほど前にマッハが突然液の取り扱いをやめてしまい、非常に困った。さいわい5〜6本の買いだめがあったので一年ほどはそれで持ちこたえたが、この先どうしようかと考えていた矢先に、マッハの内部事情に詳しい知人から連絡があり、液の仕入れ元が判明。それは東美科学工業の「トビカ・ブラッキーC」という商品で、5リットル容器入り一本が22,341円である。(楽天で買える)。なので。わたしはこの10年ほどのあいだにそれを2本買ったが、性能はまことにgoodだった。しかし今回、間違って5本いっぺんに買ってしまい、多すぎて、こまっている。
   ついては5リットル容器入りの1本を15.000円(税込/送料別)でお分けしたいのですが、どなたか欲しい方はいらっしゃいませんでしょうか?
   希望者は連絡をください。
   先着4名さままで。

イエローサブマリンのショーケース「はがいちようのミニチュアコレクション」の棚で売っている「黒染め液」(100cc入り1,650円)とまったくおなじものです。
 
 
 

「ドールハウスの世界展」

   日本ドールハウス協会の作家さんたち約30名による作品群と、箱根ドールハウス美術館の収蔵品の数々、更には一色美世子さんの個人コレクションを加えて、横浜そごうで、「ドールハウスの世界展」が開催されます。

   タイトル: 魅惑のミニチュア「ドールハウスの世界展」
   会場: そごう美術館(そごう横浜店6階)
   会期: 2022年4月16日(土)〜5月15日(日)/会期中無休
   開館時間: 午前10時〜午後8時
   入館料: 大人1,200円/大学・高校生1,000円
   主催: そごう美術館
   協力: 日本ドールハウス協会、箱根ドールハウス美術館
             一色美世子(ノエカフェ)

   日本ドールハウス協会会長であるあいさわかずこさんと、ノエカフェの一色美世子さんは我がクラブ(渋谷クラフト倶楽部)の会員であり、且つぼくの教室の元生徒さん(一色さんは現生徒さん)だ。そのお二人がやってることなので、宣伝しないわけにはゆかず、ちょっと早いが、お知らせいたしました。
   ぜひお出かけください。
   つきましては無料招待券を差し上げますので、希望者はお申し出ください。ただし先着順です。

下は本展に出品される日本ドールハウス協会の作家さんたちです。
 あいさわかずこ、秋山利明、内川由里子、遠藤大樹、小川富美子、郭桄?、蒲田隆志、河合行雄、倉田吉実、倉林進、島木英文・啓子、〆野美、下條美枝、芹沢陽子、高梨匠、高橋起弥、高橋弘美、辰巳恵、Bambi、福澤博美、藤坂恵、みつもとみちこ、森田奈奈、八柳啓子、AMI YAMAGUCHI、ゆりこ (以上五十音順・敬称略)
——-うちのクラブの面々4人に加えて、倉林さんや、河合さん、島木さんからBambiさんまで、いつもお世話になっている方ばっかりである。  

「Gallery Ichiyoh」再開!

    2月20日から休館していたGallery Ichiyohですが、数日前より営業を再開いたしました。
    (——Gallery Ichiyohとは: 20点以上のアートインボックス作品に加え、文具店「東家」や、「マンガ家の部屋」など、わたしの代表的作品が常設展示された、ミニミュージアムです—–)。

    場所: 東京都北区中里3-23-22
    営業時間: 午前10:00〜午後6:00
    入場料: 100円
    年中無休、いつでもご覧いただけますが、メール(ichiyoh@jcom.zaq.ne.jp)か電話(080-5497-3497)でご予約の上お出かけください。

  《展示品リスト》
    錠前屋のルネはレジスタンスの仲間
    DANONE/1944年夏
    デカルト通り48番地
    サンドニの夜
    ルイブランの青画廊
    エイミー&マデレーン
    中古屋ブェイセイル
    人形の鬘(かつら)を売る店
    カルベ酒を飲む女
    白い石炭商人
    キャフェ・ル・マルソワン
    セーヌ・フルール
    散髪屋チャーリー
    炭酸入りのレモネード
    ブーランジェリー(B)
    曇天無風なり
    トルネ通りの風呂屋
    ドラゴン通り118番地
    青春の北池袋
    ピエールの荷馬車
    ル・アトリエ・デ・イチヨウ

Gallery ICHIYOH
JR山手線田端駅(か駒込駅)より歩10分。
*田端駅北口ファミリーマート前のコミバスバス停より乗車し、二つ目「富士見橋エコー広場前」で下車すると便利です。
 
 

「ガラクタ置き場は自由ヶ丘で見られます」

   展が終わってからは毎日あとかたづけをしていた。
   会場から戻ってきた大量の作品を次からつぎへと箱から出して、元通りにgallery Ichiyoh へならべたが、2点ならべると2個の空き箱がでる。これがかなりジャマなので、箱はただちに倉庫へと運ぶ。ところが乗用車だと一回に2箱しか運べず、スタジオと倉庫のあいだを15往復もしなけりゃならんかった。
 倉庫は小台(荒川区)にあり距離的には2〜3キロだが、信号がやたらと多く、ときには片道30分もかかる。そこをセコセコと15往復もしたらもううんざりだ。
   そんななか、きのうは気分をかえて、自由が丘のドールハウスサロン「Up far field」さんまで、貸してあった作品一点を、べつの作品に取り替えるために、多少の遠出をすることになった。(この店のことは1/13日付けの当欄にも記載があります)。
 すなわち「DANONE/1944年夏」という作品をgallery Ichiyohへ戻し、最近リフォーしたばっかりの「ジュール通りのガラクタ置き場」を自由が丘へ持って行ったのだ。(下の写真)。したがって当該作品はしばらくのあいだここ「up far field dollhouse salon」で見ることができます。お近くにお住まい方はぜひご覧になってください。拙作の他にもたくさんのドールハウス作家たちの作品を見ることができますので。
 これでだいたいのあとかたづけが終ったので、しばらく休業中だったgallery Ichiyohも来週にはオープンできるかもしれない。

上の写真はUp far field(上遠野)さんと。Dollhouse Salonにて。
Dollhouse Salonは、東京都目黒区自由が丘2-17-6 THE FRONT 1階「創の実・自由が丘」の中にあります。インスタグラムupfarfielddollhousesalonにもたくさんの情報が掲載されています。
 

「ご来場ありがとう!」

 「はがいちよう展」、正しくは「はがいちよう展&渋谷クラフト倶楽部展」が昨日終了いたしました。
 コロナもだいぶん収まった去年の秋、本展の開催が最終的に決定されたが、直前になって「マンボウ」の延長対象期間にハマってしまい、加えてロシアが突然戦争をオッパじめるなど、開催時期のタイミングとしては、決して良いとは言えなかった。案の定客足は鈍く、初日こそ若干のフィーバーを見たものの、2日目、3日目あたりは悲惨だった。だが4日目を迎えたころから急に持ち直し、最終日は大入り満員の超三密状態に。まだ正式な入場者数は聞いていないが、過去展と比し、そんなに悪い数字ではなかったろうと思う。
 ぼくは毎日会場入りし、はじめてっぽい客を見かけると「どなたかに聞いて見えたのですか?」と常に声がけをしていたが、やはり「SNSで知った」という方が多く、中でも、これは今回はじめてのことだったが、小生のインスタを見て来たという驚きの発言もけっこう耳にした。
 ——-嬉しいことである。
 実は今年になってから、インスタのフォロアー数を増やすことに躍起になっていて、展開始直前には、なんとか8000名にまで達した。そんなことも本展の宣伝に、多少は役立ったのかもしれない。
 ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました。

上の写真は初日に顔を見せてくれた「アトリエサード」誌の編集長氏がパチリと撮って自分のインスタに掲載した一枚だ。それを見て、すぐに当人に電話し、当該写真の使用許可を得て、わたしのインスタや、FBやTwitterにも、この写真を使って本展の開催情報を投稿した。そしたらである。な、なんとその投稿に対して9,531件(3/6日午後4時現在@インスタグラム)ものいいねがついたのである。
アトリエサードのS編集長さんありがとう!

「ぜひご来場を!」

   たびたびお知らせしてまいりました「はが いちよう展&渋谷クラフト倶楽部展」がきのうスタートいたしました。(展の詳細は1/27日付け当欄をご覧ください)。
   今回で16回目になる本展ですが、このところのコロナ禍により、たびたび開催が見送られ、約2年半ぶりの開催です。
   ——ぜひご来場ください。
   毎回のことですが、この作品展は、初日(つまり昨日)の午前中の、ほんの数時間のあいだに搬入と陳列を済ませ、当日の午後1時開場というハードスケジュールをこなさねばならず、初日はもうヘトヘトでした。
   なので、高齢者である小生は開場と同時にいったん自宅へ戻り、少し静養させていただきました。その間にお見えになったお客さまには大変失礼いたしました。お詫び申し上げます。
   今後も最終日まで、わたしは比較的遅い時間に会場入りすると思われますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

SNS上で展告知に使った写真とよく似ていますが、これはきのうの夕方、午後4時に撮った写真です。本展は3月5日まで開催いたしますが、最終日は午後6時閉幕ですので、お早めにお出かけください。