グループ展開催のこと

 トーキングヘッズ叢書という雑誌(アトリエサード刊)に「はがいちようの世界」という小さな連載ページを持っていて、今回そこに下のような記事を書いた。
 <あるマンガ家の部屋(住居)>
 前号ではトキワ荘における石ノ森章太郎の部屋を紹介したが、今号はその第二弾!
 トキワ荘をつくった当時、それを見たいという人が続出した。しかし作品は石巻の「萬画館」へ行ってしまい簡単には見ることが出来ない。しょうがないのでもうひとつ、トキワ荘によく似た作品をつくった。本作は誰か特定のマンガ家の部屋ではなく、昭和30年代を生きた名もなきマンガ家が暮らしたであろう架空の部屋(住居)を、想像によって立体化したものである。縮尺15分の1。
 この作品は「スパンアートギャラリー」(中央区銀座2-2-18/電話03-5524-3060)で開催される「トリックオブジェの世界展」(11月20日~12月6日/日曜休廊/11時~19時/最終日17時まで)に展示される予定です。
 (以上トーキングヘッズ誌より)
 ——–というわけで、こんど銀座で作品展が開催されます。そこに「あるマンガ家の部屋」という作品を展示いたしますので、よかったらお出かけください。本展は計13名の造形作家たちによるグループ展で、わたしはこの他にあと一点別のなにかを展示する予定です。
 (更なる詳細は左のインデックス「展示会情報」にも。)

トーキングヘッズ叢書/第60号


2014年11月9日