「午後の鹿骨」完成!

 2023年7月20日付の小欄に、教室課題として再び「午後の鹿骨」(ボロい工場の作品)をつくりはじめたと書いた。その工場が今週やっと完成した。下の写真。縮尺1/80。
 そのときの記事でも触れたが、これをつくるのは、これで4回目である。仕事とはいえ、おなじものを4回もつくるのはかなり苦痛だ。しかも、これは超ややっこしいムズカシモノなので、はじめるのが億劫で仕方がなかった。だが完成が近づくにつれて徐々に苦痛はやわらぎ、少しは制作を楽しめるようにもなっていた。そして最後はルンルン気分で一気にゴールイン。
 バンザーイ! バンザーイ!! バンザーイ!!! である。
 残念ながら、(幸いにも、と言うべきか)、過去の3作品はすでに手元になく、比べることはできないが、今作が、間違いなくベストワンの出来であると自負している。というのは、このシリーズではじめて、本作では少しばかりの電飾を試み、事務所の内部と工場の内部とにLED照明を点けたことによって、それが絶妙なエンタメ効果を発揮していると思うからだ。(どうせならもっと多くの照明があった方が良いという声もあったが、こんなボロ建造物に多くの明かりがピカピカ光っているのもどうかと思い、わたしは2個で充分と考えている。)
 以前だったら作品が完成した場合はただちにイエサブへ持っていき、ちょっと手が出ないくらいの値段をつけて、自分の棚に並べたものだが、「イエサブの棚」は、今はもうない。
 すると「さかつう」さんかなあ。
 もし、さかつうの若(ワカ)がOKしてくれたら、近日中にさかつうへ持って行き、はがコーナーに陳列する予定だ。よかったら、見てやってください。

ブツが上がったら「さあ写真だ!」とばかりに、むかしは必死になって写真を撮った。しかし小生のカメラはスデにバッテリーがダメになり、低性能レンズのスマホぐらいしか、今は持っていない。それよりも何よりも、自作の写真を撮ること自体にすっかり飽きてしまい、つゆとも意欲が湧いてこないのだ。どこかに「よし、オレが撮ってやる!」ってひと、いませんかねぇ、ポランティアで‥。