おかげさまで高知展は無事終了いたしました。
最終日8月30日の朝、高知地方はあいにくの大雨。どうせ会場はガラガラだろうと思いながら、行ってみたら大盛況、溢れんばかりの客で満員御礼の状態だった。
担当者にお尋ねしたところ期間中—–45日間で——約1万人の入場者があったそうだ。
今回、高知というところへは初めて出かけたが、街全体がなんともレトロで、その〝自然な昭和感〟に圧倒された。東京だったら三脚持参で撮影したくなるような古い建物がそこいらじゅうにごろごろころがっていて、なかでも渋いのが市電(土佐電)だ。ごらんのような旧型車両がいまだに元気に走り回っているさまは、まるで昭和30年代の東京にタイムスリップしたようだ。
展終了後は作品の梱包やら会場の後片付けに大汗を流し、それら若干の市内見物をしたあと、たったいま東京へ戻ってきた。
ご来場いただいた高知の皆さん、関係者のみなさんに御礼を申し上げます。
——どうぞよろしく。
2015年9月3日