工作するうえで道具は大事。
ヘタな上に悪い道具じゃ話しにならぬ。
未熟者こそ良い道具が必要だ、みたいなことをむかしはよくしゃべっていた。道具とは、定規や、ペンチや、糸ノコの鉉(つる)や、丸ノコや、ジグソーなどのこと。
このごろでは
「できるだけぼくが使っている道具とおんなじものを使うとよい」
みたいな言い方をしてるので、小生とまったくおなじものを使っている生徒がけっこういる。
先日、放課後の酒席で、ある生徒氏が、買いそびれた裁断機のことをしきりに嘆いたことをきっかけに、やれペンチは「Keiba」が良いだとか、ボール盤は「KIRA」に限るなど、ちょっとした道具談義が勃発し、ひとりの生徒氏から
「先生、ニッパは何をお使いですか?」
と、問われた。しかし残念ながらとっさには答えらず、後日フェイスブックの「秘密のメーバー」(そういうグループがあるのです)宛に、下のような回答を書き込んだ。
「写真を拡大してご覧ください。右下のニッパ(3.Peaks 精密ニッパ)だけは、もう5〜6年も使っているのに歯がボロボロになっていません。ただし一丁5000円ぐらいします。」
と、この書き込みが好評だったので、本日ここにも掲載した。
「3.Peaks 精密ニッパ130mm SN-130」で検索できますので、よかったらお試しください。
★100均ニッパはもうやめよう!
最初は三丁の中では3.Peaks(右下)が一番よごれていたので、写真を撮るに当たってちょっと磨いてみた。ちょっとのつもりがだんだんはまってしまい止まらなくなって困った。おかげで今度は3.Peaksだけがピカピカになりすぎて少しヘンですが、これで本当に5年使っています。