まだちょっと痛いです

 長年わずらっていた腰痛(脊椎管狭窄症)とおさらばするために入院し、手術し、今月10日に退院したというはなしを、1/10日付けの当欄に書いた。こういったはなしはあんまり書きたくなかったが、もしかしたら教室を休むはめになるかもしれず、仕方なく書いた。フェイスブックにも書いた。そしたらである。おんなじ病に苦しむ方々から思わぬ反応があって、おどろいた。
 「私も狭窄症で辛いです。病院の名前を教えて頂けませんか」
 といった問い合わせが、海外からもふくめ7通とどいた。声を上げない方々もふくめれば更に多かったにちがいない。その後ぐあいはどうですかといった質問もいっぱいあった。ご心配いただきありがとうございます。
 そこでお答えします。
 手術をしたのは今月6日、それから約3週間がたった。痛みはどうかと問われれば実のところまだちょっと痛い。それが手術のキズ跡なのか、本来の腰痛なのか、判然としない。
 おととい退院後初検診があった。
 担当医は
 「これからだんだんよくなるでしょう」
 と明るい顔でおっしゃった。
 (もともと担当医の顔はいつも明るいのだが‥。)
 実はわたしの脊椎には悪いポイントが数カ所あって、そのうちの最も悪い箇所だけを攻撃(?)したのが今回の作戦だった。なので、どっちみち悪いところぜんぶが改善されることはないと理解している。いずれにせよ、あと数週間(数ヶ月?)たってみないと、本当のところはわからないと思う。
 追ってまたお知らせします。
 この病院です→ https://www.iwai.com/inanami-sekitsui/

10年ぐらい前から外出時にはときどき杖をついている。お気に入りは上の3本だ。むかし渋クラ(渋谷クラフト倶楽部)のみんなでお宅にお邪魔したことがある彫刻家・山田康雄先生の作である。ホテルニューオオタニのステッキ売り場に行くと一本15万で売ってるらしいが、見に行ったことはない。ちなみに現在のわたしは杖なしでも普通に歩けるまでに回復しているが、長歩きはいまだに苦手だ。