発作的に、ついに直した

 「ミクロコスモスという作品がどうも気に食わん」
 というわけで、半年ほど前からぼくの机の横に置いて、スキあらば直そうと狙っていた。そんな矢先、馬具店制作に一瞬の中断が生じ、加えて当該作品のデザフェスへの展示予定もあったので、発作的に、ついに直してしまった。

 ①フレームの色をチェンジした
 ②店頭にスポットライト1個を設置した
 ③店内に赤い色の照明を加えた

 今回直したのは上の3点である。
 ①フレームはなによりも大切と考えている。その出来不出来は作品そのものの出来栄えに直結する。しかし今回わりとうまくいった。②店頭のライトは、あんまりパッとしなかった。ま、ないよりはマシといった程度か。③ところが店内に加えた赤い照明のほうは効果絶大であった。もともとこの作品は「サンドニの夜」というタイトルを考えていたぐらいで、場末の、極めていかがわしい店という設定だ。それにちょうどピッタリだったのが、今回取り付けた赤い光。レトロな、実にいやらしいムードを醸し出し、まるでむかしの神田、ガード下のようである。
 「う~ん、これはいいねえ~」
 なんて、眺めるたんびに悦に入っている。
 —–以上、アートインボックスセクションに新写真を掲載済み。
 あとで是非チェックしてください。


2009年11月7日