9月7日付の小蘭で、東家教室における人力車の幌(テント)が、「やっと出来上がった!」と、喜びの投稿をした。それから3ヶ月。とうとう全体を完成させることができた。(下の写真)。
「バンザーイ!!!」
いやあ、むずかしかった。
車輪も座席もドロヨケも、どれもむずかしかったが、3ヶ月前にできあがっていた幌の、その手前に取り付けるアーム(テントの骨部分の手前側に見える細い金具)が超難関で、うまく作れるかどうか、最後まで自信が持てなかった。
以前にも書いたが、人力車はわたしにとってチトむずかし過ぎる課題なのだ。なので伊東屋のときにはサノ・キョウシロウ氏に制作を丸投げしている。その後第一次東屋教室のとき、仕方なく自分で2車作ったが、2車とも出来は散々だった。それから17年。これが人生最後の人力車になるだろうと、今度こそはと裂帛の気迫を込めて望んだ。そしたらである。やっとですよ。今回だけは、いくらかマシなものが作れた。(と、自分ではそう思っている)。懸案だったアームもちゃんと収まり、いまにもスーッと横へスライドして、バサバサッと幌を広げそうに見える。(と、自画自賛)。
ま、とにかく、出来てよかった。
ちなみに、この人力車を含む「第二次東家教室」はあと4回(4講座)で完結する予定だが、これでやっと終わりが見えてきた。