「トーキングヘッズ叢書」

 「THトーキングヘッズ叢書」(アトリエサード刊)という雑誌(季刊誌)に、もう10年以上にわたって「はがいちようの世界」という連載ページを持っている。今回で連載41回目になる。その最新号、TH誌第95号「Sweet Poison〜甘美な毒」が8月10日に発売になる。
 今号の特集は「毒」。
 「ある存在には平気なものが、他の存在には毒だったりする。危険だからこそ惹き付ける毒。それは同時に価値観を問い直すものでもあるのだ。そうしたことを踏まえて毒を甘美な誘惑として捉え、アート、文学、映画、音楽などなど、多様な観点から紐解きました。ご高覧いただき、ぜひ諸媒体・SNS等でご紹介いただけると幸いです‥」
 だ、そうだ。
 もちろんアマゾンでも買えます。
 A5判/全208ページ/本体1444円+税。
 むかしよく「渋クラ」(渋谷クラフト倶楽部)の会合に顔を出してくれた人形作家の与偶(よぐ)さんや、三浦悦子さん(おなじく人形作家でやはりクラブの会合に来てくれたことがある)らも、それぞれ連載ページを持っています。
 ぜひご購入ください。

写真3枚と短い文章で構成された片面たった1ページの、今号におけるわたしのページである。回を重ねてくると、どの作品を紹介し、どれを紹介しなかったのか‥や、過去にどんな説明をしてきたのか、なとが、ごっちゃになり、だんだんわからなくなってくる。以前一度書いたはなしを二度しちゃならんし、できるだけ新鮮なネタを考えねはならぬ。短文ながら結構アイデアが要るのだ。写真を選び、記事を書き終えるまで、いつも1日かかる。