歩いています

 本日とうとう古希(70才)を迎えました。
 50才になったとき、60才になったとき、それぞれの節目でそれぞれの感慨がありましたが70才はやっぱり格別ですね。
 少年老い易く学成り難し、光陰矢の如しと申しますが、よもや自分が70才になるとは、わかっていたこととはいえ、なんだかよくわからない気分です。
 とはいえ常に腰痛に悩まされ、耳鳴り、聴力の低下など、確実にあちこちガタがきています。人間足から先にダメになるとよく言われますが、歩くのが大キライで、スポーツをまったくやらないぼくは、大いに、足からダメになっています。なので少しは歩かねばと、近所の神社まで、片道1.2キロの道のりを、今年は毎日歩くと決め、そのことを正月に当欄で宣言いたしました。
 この宣言、覚えてますか?
 みなさんの大方の予想をくつがえし、神社へのウォーキングは今でもかかさず毎日つづけています。最初のころは往復3600歩で歩いていましたが、このごろは少し遠回りし、4500歩かけて歩きます。
 散歩するお年寄りを見て、内心小馬鹿にしていた自分が、いまではおんなじことをやっているのですから、人は年とともに少しは変わるようです。
 喜寿まであと7年。
 三途の川の川音はまだ聞こえてきません。

近所の平塚神社
2018/4/13


2018年4月14日