「渋谷クラフト倶楽部」の作品展

 ぼくの工作教室の生徒氏らの親睦会(渋谷クラフト倶楽部)主催による生徒作品展が11月に開催されます。最近教室に参加されたばっかりの新人(まだクラブの会員になっていない方々)でもトライできますので、よかったら自分の作品を出品してみませんか。
 ——-下がその作品展の概要です。

「渋谷クラフト倶楽部作品展」
 開催日: 2025年11月16日(日)〜11月22日(土)
 開催場所: 有楽町 東京交通会館B1Fゴールドサロン
 出品料: 1点12,000円。2点以上か、もしくは1点でも長辺が50cmを超える作品の場合は18,000円。(3点以上多数出品しても上限は18,000円です)。
 出品される方はクラブにご入会ください、(入会費無料/年会費3,000円)。
 締め切りは8月17日です。

 ぼくの教室は1997年からの数年間渋谷にあり、そのころの生徒たちによって結成されたクラブなので「渋谷クラフト倶楽部」という名称になっています。今回はその18回目の作品展です。
 参加希望者は当クラブ会長の山野順一朗氏まで連絡をください。
 山野順一朗: yamano11ro@gmail.com

「選挙に行こう!」

 去年の秋の衆議院選挙での自民党大敗後、石破首相の写真を添えて「目が点になる」という記事を書いたことがあった。このときは直後に石破氏が責任をとって首相の座を退くと思っていた。ところがどっこいカエルの面にしょんべんか、それから9ヶ月も粘りに粘り、いまだに内閣総理大臣の地位にいる。
 だがしかしやっと彼にも年貢の納めどきが来たようだ。
 みなさんご存知のように今度の日曜日(7/20)は参議院議員選挙の投開票日に当たっていて、オールドメディアやSNSでは連日大騒ぎをしている。彼らが伝えるところによると石破首相率いる自民党は今回歴史的大惨敗を喫するそうで、自公連立政権は過半数の議席を大幅に割り込み、政権運営が立ちいかなくなるという。
 するともう二度とあの顔を見なくても済むのかもしれない。
 二度とあのネバネバしたはなしを聞かなくても済むのかもしれない。
 バンザーイ! バンザーイ! と叫びたいところだが、議席が減ったぶん、どこかの政党と連立を組み、さらにネバネバする可能性もあり、選挙後の情勢にも、引き続き目が離せない。
 それにしてもみなさん選挙には行きましょうね。
 ぼくはもう期日前投票を済ませましたよ。

「パクられたのか?」

 下の写真を見てほしい。
 伊東屋作品を絵柄にしたこんなバッグが、パリの高級ブティック街、サントノーレ通りの店で売っているらしい。ノエカフェ・オーナーの一色さんがSNSに投稿した。投稿には下のような一文が添えられていた。

 伊東屋×ブリジットタナカ
 パリに本店を構えオーガンジー素材のバッグを手がける「ブリジットタナカ」と「伊東屋」がコラボレーション !
 お買い物やお出かけにぴったりなオーガンジーバッグには、1904年に銀座で創業した伊東屋の店舗をデザイン。よく見てみると、お店で留守番をしている猫が隠れています。

 絵柄を拡大し、じっくり眺めてみると、店内の右端に小さな丸い椅子があり、たしかにその上に猫がいる。だがこの椅子は、当時秋葉原にあったボクの店の商品(ミニチュアパーツ)を棚から取り出して持ち帰り、わたしがこの位置に取り付けたもの。絵柄にはその椅子が描かれている。
 2003年に伊東屋さんから創業店舗の展示物制作を依頼されたとき、資料として一枚の写真を提供された。が、それは100年前の写真ゆえ不鮮明な箇所が多く、多くのディティールがよくわからなかった。そういった不明な箇所は小生の乏しい想像(創造)力によって補うほかはなく、恐る恐るひとつずつの細部を解明し、まずは設計図としてのカンタンな図を描いた。そのとき描いた図と、このオーガンジーバッグの絵柄がおんなじなのだ。
 もし自分が異国の地でこんな商品に出会ったら相当びっくりしただろう。
 一色さんもとても驚き、思わずバッグを買ってしまったらしい。
 ぜひ現物を見たいものだ。

 はなしは変わるが、今週末の7/12〜13日に浅草の都立産業貿易センタービルで「ドールハウスショウ」が開催されます。お暑い中ではありますが、よかったらぜひお出かけください。詳細は6/12日付けの小欄に‥。

バッグを手にしているのはノエカフェのノエちゃんだと思います。

「参加者一名を募集します」

 8月から下記要項により「消防署制作教室」をスタートします。
 つきましては参加者一名を募集いたします。

 ①制作課題:「1/80消防署」(写真の作品)
 ②当教室は原則月一回、土日祭日の午後に開催します。
 ③初回開催日は8月10日/午後3:00〜5:00です。
 ④場所は「はがいちようの駒込スタジオ」(北区中里3-23-22)です。
 ⑤当日は何も持ってくなくてOKです。
 ⑧参加料は一回11,000円(木材費込み)です。

 概要は以上ですが、なにか質問があれば遠慮なくメール(ichiyoh@jcom.zaq.ne.jp)をください。事情があって今回一名だけの募集ですので、希望者はお早めに連絡をください。(応募者多数の場合は先着順とさせていただきます)。
 どうぞよろしく。

「高齢になると…」

 車で10分ほどの所に倉庫を借りている。
 先月、その倉庫の大家にあたる会社へ電話した。
「いまお借りしている倉庫の契約人名義を(株)ミクロコスモスからわたし個人の名義へと変更したいのですが」と…。
 今年の春、ミクロコスモスを解散した関係で、法人名義で交わしていた契約の類はすべて個人名義に書き換える必要がある。が、倉庫についてはカンタンに済むと気楽に考えていた。もう15年以上にわたってきちんと家賃を支払ってきたし、何回かの更新にもすんなり応じてきたからだ。ところが先方は、「身分証明書(免許証)の写真を撮ってメールで送ってほしい」と返してきた。
 このときはじめて「ヤバイ!」と気がついた。
 以前、我が家のネズミ対策のためペットショップに猫を買いに行ったとき、おなじように「免許証を見せろ」と言われ、見せたら売ってもらえなかったことがあったからだ。
 当初は電話でだったやり取りがやがてメールに変わり、次は「年金の受給証明書の写メを送れ」というメールがきた。メールとメールの間隔が次第に超ロングになり、モニター越しにも重苦しい空気がヒシヒシと伝わってきた。更には「緊急連絡人の電話番号を知らせよ」や、「連帯保証人を示せ」や、終いには「倉庫の収納品に家財保険を掛けよ」などと訳のわからぬことまで要求された。しかし近い場所で手ごろな倉庫を新たに探すとなるとかなり難しそうだし、引っ越しするのも容易じゃない。家財保険のこと以外はすべて応じた。
 で、結局、再契約ができた !!!
 その間のメールのやり取りが20通、約2週間かかり、ヘトヘトになった。
 高齢になるとおちおち猫も飼えない(買えない)し、ちょっとした物件もかんたんには契約できないことを改めて認識させられた。

写真に写っている木箱の大半は、現在Gallery ICHIYOHで展示中のアートインボックス作品の空き箱だ。ほかには大型ストラクチャー作品4点や、渋谷クラフト倶楽部の資材などもここに収納している。

「Gallery お休みのお知らせ」

 朝ドスンドスンとものすごい音がして家が揺れた。あわてて外を見ると、我が家の横っちよの小道をユンボがガンガン掘り起こしている。
 いやあビックリした。
 聞くと昭和30年代に埋設された下水道管に老朽化が生じ、その改修工事をはじめたとのこと。そう言えば数ヶ月前にそんなことの説明を受けたような気がする。
 そのため現在、(下の写真のように)スタジオ前の路地は通行ができなくなり、騒音もけっこう激しいものがある。従って本日からしばらくのあいだ「Gallery ICHIYOH」はお休みとさせていただきます。工事の終了予定は7月4日となっていますが、天候(雨)の加減によっては数日うしろにずれ込むこともあるそうです。なので再開は、7月10日ごろとさせてください。
 どうぞよろしく。
 https://ichiyoh-haga.com/private-gallery.html

左がわたしのスタジオ。右奥にユンボの黄色いアームが見える。

「ドールハウスショウ」

 来月、浅草の貿易センタービルで、今年で27回目となる「ドールハウス・ミニチュアショウ」が開催されます。

 タイトル: 第27回/東京ドールハウス・ミニチュアショウ
 日程: 2025年7月12日(土) 昼12時〜午後5時
                        7月13日(日)午前10時〜午後4時
 会場: 東京都産業貿易センタービルの6Fと7F
 6F入場料: ¥2,500〜¥500 (時間帯で値段が変わります)
    7F: 入場無料
 主催: 東京ドールハウス・ミニチュアショウ実行委員会
 お問い合わせ: Dollhouse Galleryミシール (03-3816-6977)
    https://www.dollshouse.co.jp

 6階の有料フロアーには全国から集まった計180名の作家たちによるドールハウス関連グッズがならび、7階の無料フロアーにはシルバニア・ファミリーやNoe Cafe教室による「パリの街並み作品」が3年ぶりに展示されるなど盛り沢山。
 初日の昼12時から午後2時までと、2日目の午前10時から昼の12時までのあいだ6階の有料フロアーに入るには先行入場券(¥2,500-)が必要です(Livepokeで買えます)。しかしそれ以外の時間帯は当日券(¥1,500-)で入場できます。
今回、わたしは出場いたしませんが、ぜひお出かけください。
 希望者には入場券(当日券)を差し上げますのでご連絡ください。(ただし先着順です)。