近況①「静岡展のこと」

 有楽町での展示が終わったばっかりですが、14日から今度は静岡でのエキシビションを開催いたします。

 タイトル:「ドールハウスと立体絵画の饗宴『ミニチュアの家』展」
 (参加作家:小島隆雄 木村浩之 美海きょうこ はがいちよう)
 会場:静岡ホビースクエアー
 (東海道新幹線静岡駅南口・ホテルセンチュリー西側サウスポット3階)
 日程:2013年9月14日(土)~11月4日(祝・月)
 時間:平日午前11:00~午後6:00 土日祝日午前10:00~午後6:00
  ※毎週月曜日閉館(ただし月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休み)
 主催:テレビ静岡 協賛:ホビー推進協議会 企画:静岡クリエイト
 入場料:前売大人800円(子供400円) 当日大人900円(500円)
 ※初日9月14日にギャラリートークがあります。
 問合せ:静岡クリエイト/054-262-8851(平日午前9:00~午後6:00)

 複数の作家さんたちによる合同展ですが、わたしのスペースは50坪(有楽町展の約倍)ありますので、大量の作品を陳列する予定です。
 ——ぜひご来場ください。

近況②「お知らせ」

 開催中の自由が丘教室のことですが、ただいま「火の見やぐらの情景」と題する作品を制作中で、これが間もなく終了いたします。本来ならばここでみなさん「卒業」となるはずですが、盛況につき、今回はこのあと「午後の鹿骨」という作品(1/80)を制作することにいたします。
(下の写真)。
 本作を教室の制作課題として取り上げるのは12年ぶりのことです。ですから当教室の卒業生の中にもつくったことのない人が多く、現在5名のOB氏らがぜひ参加したいと申し出ておりますが、ほかに参加を希望される方はいらっしゃいませんでしょうか。
 詳細は下記です。

 開催:月一回土曜午後6時~8時(全12回で完成する予定です)
 会場「自由が丘グリーンホール201号室(目黒区自由が丘2-15-10)
 URL:http://www.green-hall.com
 初回開催日:2013年10月26日午後6時
 2回目以降:11月9日、12月7日、1月11日、2月8日、3月8日
 参加費:一回4410円(税・材料費含む)
 ※はじめて参加される方は、初回のみ入会金(10500円)がかかります。

 参加希望者はご連絡ください。
 ——どうぞよろしく。

1/80午後の鹿骨


2013年9月12日

ご来場ありがとう!

 有楽町交通会館での拙展「はがいちよう展&渋谷クラフト倶楽部展」は、先週の土曜日に無事終了いたしました。
 あいにくこのたびは新聞とテレビでの宣伝がありませんでしたが、その割には多くの来場者があり、ほっとしているところです。加えて今回はフェイスブックでの友達が毎日顔を見せてくれ、場を盛り上げてくれました。
 ご来場いただいた皆さんに御礼を申し上げます。
 次回は約一年半後にまた同じ場所で開催いたします。
 ——どうぞよろしく!

フェイスブックの友達と


2013年9月7日

ただいま作品展開催中!

 今回は残念ながらテレビと新聞での宣伝がありませんでしたので、客の入りは惨憺たるものだろうと覚悟していた。ところがである。オープンと同時に爆発的と言ってよいほどの来場者が詰めかけ、たちまち満員電車状態に。それがほぼ夕方まで続き、そのままオープニングパーティーへとなだれ込んだ。
 (下の写真)
 しかし、なんでこんなに人が来るんだろう?
 ——-正直おどろいております。
 ※31日まで。詳細は前回の当欄をご覧ください。


2013年8月27日

近況①「エキシビションのこと」

 ■8月25日よりエキシビションを開催いたします。

 タイトル:はがいちよう展 & 渋谷クラフト倶楽部展
 会場: 東京交通会館・B1Fゴールドサロン
 場所: JR山手線有楽町駅前
 電話: 03(3215)7933
 会期: 2013年8月25日(日)~31日(土)
 時間: 午前11時~午後8時(初日午後1時開場/最終日午後7時閉場)
 入場: 無料
 ※初日(25日)午後6時からオープニングパーティーがあります。どなたでも参加できます。ふるってご参加ください。

 はが作品はアートインボックスを約30点、ストラクチャー10点、あわせて約40点展示いたします。加えて生徒作品を約35点展示する大型エキシビションです。
 わたしは休憩時間を除く午前11時から午後6時まで、毎日だいたい会場にいます。
 ——ぜひご来場を!

近況②「ラジオ出演のこと」

 私と中川さえさん(元生徒)がラジオ・FM世田谷に生出演します。

 放送時間:8月20日(火)午前11時30分から約15分
 放送コーナー名:栗原美季のカフエ・アラモード
 【放送エリア】
 エフエム世田谷の放送電波は世田谷区全域に加え、杉並区、中野区、渋谷区、目黒区、狛江市などもカバーしています。車での聴取はさらに広範囲です。また、インターネット、iPhone & iPad、各種スマートフォン(Android機種)での聴取も可能です。 周波数 FM83.4MHz
 平成23年4月から、FMサルースでも放送スタート。周波数 FM84.1MHz、横浜市青葉区、町田市でも聴取できます。


2013年8月17日

重実(しげざね)さんからのメール

 ご無沙汰しております。
 いっとき暑い暑いでどうなることかと思いましたが、この数日はいくらか過ごしやすいようです。
 もっとも本格的な夏はこれからでしょうから、油断してたら思い切り足をすくわれそうですが今月はじめに、時間を見つけては少しずつ作っていましたものの作業が一応終りました。一週間ほど放っておいてから確認しましたところ、いつものように 反省点がいくつも出てきましたが、許容範囲のような気がしましたので、仕上がりとしました。その後、念のためにさらに一週間ほど放っておいて、あらためて見たところ反省点や「ちょっと違うかな」という違和感のようなものは、その まま残りましたがそこら辺は、つぎに作るものの参考にするということで「これで本当におしまい」ということにしました。あとは先生への報告が残っておりまして、それが済めば「了」の印を気持ちよくポンと押せますので、お忙しいことと思いますが、以下に写真を十 枚ほど並べますので、ちらっと目を通していただければうれしく思います。
 タイトルは「巴里の空の下」(「巴里の屋根の下」を改題)、縮尺は60分の1くらいです。
 空ははじめはこれほど大きく取るつもりではなかったのですが、「このくらいはなけりゃ、おかしいだろ」と思いましてこのくらいになりました。広くなった分、仕上げるのにああだこうだと時間がかかりました。ユトリロとかルソーのぼんやりとした、どことなくもの哀し気な巴 里の空なんかどうだろうと思いましたが、思ってもなかなかそうはなってくれません。何度もやり直して、なんとか納得できる仕上がりになったかなと思っています。
 建物部分の手前には鏡を貼りましたが、これは土台からニョキっと 建物の上層部分が生えているようなのはいかがなものかということで、下方への広がり、奥行きを感じてもらうために貼ったものです。が、「?」という留保がいまだ付いています。
 建物の内側は床と壁、それにドアだけを作りました。このあとはランボオの詩から借用した「酔いどれ船 le bateau ivre 」というタイトルでなにか作ろうかと、参考になる建物や風景を写真や絵で探しながら、ああでもないこうでもないと楽しんでおります。夏の暑さもまだまだこれからですから、熱中症で搬送されましたなんていうことがないように、気をつけたいと思っています。
 先生もお大事にしてください。重実。
 (以上、原文のまま)

 屋根にはやっぱり泥棒が似合います。江戸の屋根なら鼠小僧治郎吉。パリの屋根ならさしずめアルセーヌ・ルパンあたりでしょうか。
 むかし「パリの大泥棒」(監督ルイ・マル)という映画がありました。燕尾服に身を包んだジャンポール・ベルモンドが実にいい泥棒っぷりを見せてくれました。重実さんの作品を見て、わたしはこの映画の屋根のシーンを思い出しました。
 Good Job!!
 「優」です!

重実作品/巴里の空の下


2013年8月10日

丸亀駅を作る

 うちのクラブ(渋谷クラフト倶楽部)の事務局長・山野順一郎氏の作品「丸亀駅」(1/87)が、堂々「鉄道模型趣味誌」(TMS)8月号に掲載された。タイトルは「丸亀駅を作る」。計6ページ。写真総数21枚。図面4点。記事もすべて山野氏自身の執筆による。全国の模型てっちゃん10万人が泣いて読むに違いない。
 ただちに買ってバイブルにすべし。

鉄道模型趣味(発行:機芸出版社)
No.854 2013年8月号

「動輪を作る」

 うちのクラブの重鎮・佐野匡司郎氏の超絶テクが「月刊とれいん」8月号に掲載された。タイトルは「スクラッチビルドの第一歩は動輪から。理詰めの設計を車輛制作に生かす」というもの。要は直径18ミリの模型の機関車の動輪を旋盤と糸鋸によって自作するための方法を佐野氏自身がご披露しているのだが、あまりにも内容が高度過ぎて、多分だれにもマネができぬであろう。計6ページ。写真28枚。図面6点。自動的に昇降するパンタグラフの制作技法も同時掲載。
 ただただあきれるために読むべし。

とれいん(発行:株式会社エリエイ)
No.464 2013年8月号


2013年8月3日

題名のこと

 ペンギン作品が完成した。(下の写真)。
 思った通りに仕上がり、ほぼ満足している。
 完成したとなると題名を考えにゃあならんが、以前お伝えしたように、私は過去少なくても5個のペンギン作品をつくっている。「ペンギンギャラリー」(2個)に「ペンギンキャフェ」に「ペンギンビエール」(2個)に「ペンギンバー」などだ。およそ考えられる題名はほとんどぜんぶ使ってしまい、非常に困った。題名というものは作品と同等の価値があり、決しておろそかにしてはならんと常々述べている手前ヘンな題をつけるわけにもいかず、散々考えた。やれ「ペンギン物語」だの「ペンギン横丁」だの、「ペンギンのいる街角」や、「一羽の髭ペンギンと6羽の皇帝ペンギン」など、ありとあらゆるものを考えた末に突然出てきたのが「ペンギン兵が立つ店」というもの。
 「う~ん、これはいい!」
 と、瞬間的に気に入り、日本語題名はこれに決定。
 しかしこのHPには英語バージョンがあり、その英語(仏語)版も考えねばならない。そこであるフランス語通にお伺いしたところ「Cafe avec des Soldats Penguin」がよいという。
 だがこれはどうなんだろうか。
 入り口に兵が立つという日本語には、兵士がその店を守るというニュアンスが含まれているが、この仏題はそこが欠落していると思うのだ。
 というわけで英題(仏題)はまだ決まっていない。

ペンギン兵が立つ店
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2013年7月30日