サラさんのこと

 ブラジル人女性サラ・ウェロー(Sarah Wero)さんがぼくの教室、孤独の世界制作グループへ参加することになりました。
 有楽町展の最終日に会場を訪れ、閉場間際まで、ひとつひとつの作品を丹念に見て回っていた外国人を覚えている御仁も多いでしょう。サラさんは、ご主人の東京赴任(ブラジル大使館)に合わせて数年前に来日し、現在は東京の渋谷に住んでいます。
 実は彼女とは一年前にフェイスブックで知り合い、そのときからずっと〝習いたい〟と言われ続けてまいりましたが、なぜか実現せず、いつのまにかうやむやに。しかし今回は参加料の振り込みを確認しましたので、まず間違いなさそうです。
 ほかの生徒氏らとの歩調をあわせるため、若干の補講をせねばなりませんので、実際に彼女がぼくの教室に合流するのは3月28日(土)になる予定です。
 日本語をほとんどしゃべらないサラさん。
 チーフン・スターク(米国人)、カン・ミョンスクさん(韓国人)以来の、ひさしぶりの外国人生徒です。楽しんでもらえるといいんですが…。

サラさん(左)と


2015年3月7日

セシウムと少女

 拙作「静(しず)の部屋」が登場する映画「セシウムと少女」の試写会がありましたので行ってきました。なんと斬新な映画なのでしょう。ビックリでした。
 以下チラシより。
 東京阿佐ヶ谷に住むミミちゃんは17歳。なぜか奇妙な七人の神様たちと出会い、彼らとともに静おばあちゃんの九官鳥を探しに町に繰り出した。やがて1940年代の阿佐ヶ谷にタイムスリップし、16歳の静おばあちゃんとその憧れの詩人北原白秋と出会う。でも舌の痛みを感じるようになったミミちゃんは、それが東日本大震災後に降ったセシウムの雨が原因だとわかり、今度は神様たちとセシウム測定の旅に出る——————。
 というわけで、ご興味のあるかたはぜひご覧になってください。4月25日から「ゆじく阿佐ヶ谷」でロードショー公開されます。
http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=23586

 拙作にかかわる映像は想像よりも遥かによかったのですが、台本とはずいぶん違う扱いでしたので面食らいました。(これに合わせて当サイト・作品ギャラリーにおける「静の部屋」セクションの内容も少し手直しせねばならぬのか…。)
 なお私の作品では「東屋(あづまや)」も登場します。

この映画の監督才谷遼氏(中央)と


2015年2月28日

中国人さまさま

 中国人が大挙して日本を訪れ、爆買いしてるってはなしは連日テレビで報道されている。
 こちとらはそーゆーこととはまったく無縁と思っていた矢先、中国人数人が、先日イエサブの小生の棚から作品4点を買い上げたという連絡が入った。
 「え~、本当なの~!」
 と、思わず叫んでしまった。
 最初にひとりの中国人が2点買い、別の日に今度はふたりの中国人が現れて、それぞれ一点づつ買い、計4点売れたので、至急補給してほしいという電話だった。
 電話から数日後、まずはJiao Wangという方が僕のフェイスブックページに「ほら買ったぞ!」と言わんばかりの写真を貼りつけてきた。(下の写真)。その直後にもうひとりの中国人、Yimian Wangさんからも連絡があった。Yimianさんはイエサブでの買い物のあと、ごていねいに有楽町の作品展を見物したらしく、会場で撮ったという写真を見せてくれた。つまり彼らはぼくのフェイスブックフレンドだった〝らしい〟のだ。
 ふたりにはもちろん礼メールを打った。
 (残る一名の中国人の消息は不明です。)
 イエサブ店長氏によると、去年の秋ごろから突然中国人が増えはじめ、最近ではぼくのショーケースの客は中国人が圧倒的に多いという。
 中国人さまさまである。

Jiaoさんの写真


2015年2月22日

渋谷クラフト倶楽部展開催中!

 今回は純粋な「クラブ作品展」です。
 クラブ員たちの作品が会場のすべてを埋め尽くしています。
 それらの作品は千差万別。色とりどり。ややもすると見苦しい展示になるのではないかと心配していたが、ふたを開けてみたら大盛況。心配は杞憂に終わり、非常に見ごたえのある作品展が成立。連日おおぜいのお客様がお見えになってます。
 これを書いている2月13日現在、展はまだ終了しておりませんが、ご来場のみなさまにはやばやと御礼を申し上げたいと思います。
 ——-ご来場をありがとう!
 本展は18か月後にふたたびまたおなじ場所で開催いたします。

オープニングパーティー


2015年2月14日

生徒展開催!

 2月8日(日)から有楽町交通会館でぼくの教室の生徒展が開催されます。
 本展はここ10年ぐらいHAGA展との合同開催でしたが、今回は原点に立ち返り純粋生徒展として開催します。したがいまして生徒作品を、な、なんと、100点展示。そして拙作はお付き合いの一点「静の部屋」のみ展示です。
 こりゃースゴイ。なんたって100点だ。ゆっくり見てたら小一時間かかる。そこへ次から次へと客が折り重なり、やがて身動きが取れなくなる。するとそれを見た通行人たちが「一体何事か?」と野次馬的にどんどん入場し、やがて大混雑に…。
 そんなカンジをイメージしてます。
 是非ご来場ください。
 ——-詳細は前回の当欄に。

初日(8日)午後6時からオープニングパーティーがあります。
どなたでも参加できますので、よかったらご参加を!


2015年2月7日

静(しず)の部屋

 当サイト作品ギャラリーに新作「静の部屋」のセクションを新設し、たくさんの写真を掲載いたしましたので、ぜひご覧になってください。
http://www.ichiyoh-haga.com/jp/shizu/win00.html
 本件の制作依頼があったのは去年8月。その納期が9月末だった。とても無理と断ったが、どうしても…と言われ、しぶしぶ引き受けることになった。
 「やるだけやってみますが、どんなものが出来るかわかりませんよ…」
 と、極力低いハードルを設定し、制作をスタート。映画のワンシーンに使うための作品だそうだが、どうせ写るのは一瞬だろうと考え、まるっきり肩の力が抜けた気楽な態度で作業を進めた。結果としてはそれがよかったらしい。力みのない、なかなかよい作品に仕上がった。
 ——-この作品「静の部屋」は、近々有楽町で開催される「渋谷クラフト倶楽部作品展」に展示されます。
 よかったらお出かけください。

 「渋谷クラフト倶楽部作品展」
 会場: 東京交通会館B1Fゴールドサロン
 場所: JR山手線有楽町中央口駅前
 会期: 2015年2月8日(日)~14日(土)
 時間: 午前11時~午後8時(初日午後1時開場/最終日午後7時閉場)
 入場: 無料/初日(8日)午後6時からオープニングパーティーがあります。

「静の部屋」(1/12)


2015年2月1日

シカゴショーのこと

 再々お伝えしておりますが、4月に米シカゴで開催されるミニチュアショーに、今年わたしはディーラーとして出場いたします。 つきましてはその同行者を募集しています。

 タイトル:シカゴ・インターナショナル2015
 会場:ホテル・シカゴ・マリオット・オヘア
 住所:8535 W. Higgins Rd. Chicago, Ilinois 60631 U.S.A.
 プレビューショー開催:2015年4月17日(金)午前10時~午後5時
 ショー開催:4月18日(土)午前9時~午後5時
 ショー開催:4月19日(日)午前11時~午後4時
 主催:トム・ビショップ・プロダクション
http://www.bishopshow.com/chiinfo.htm

 数あるミニチュアショーの中でもシカゴショーは世界最大規模といわれ、うちのクラブからは私のほかに古橋いさこさんと中川さえさんの出場が予定されています。
 ショー自体は3日間ですがセットアップを含め現地マリオット・シカゴ・オヘアに5泊する予定です。
 ホテル代が5泊で約6万、飛行機代往復約11万、プラス食費がかかりますが、同行を希望する方はいらっしゃいませんでしょうか?

 《行動予定》
 4月15日:成田発
 4月15日:シカゴオヘア空港着/ホテルマリオットへチェックイン
 4月16日:セットアップ/シカゴ泊
 4月17日:ショー開催/シカゴ泊
 4月18日:ショー開催/シカゴ泊
 4月19日:ショー開催/シカゴ泊
 4月20日:ホテルマリオットをチェックアウト/シカゴオヘア空港発
 4月21日:成田着

 いまのところ私の生徒3名を含め計4名が名乗りをあげていますが、別段生徒でなくてもかまいません。希望者はお早めにお申し出ください。そろそろ航空券を確保しようかと考えておりますので。
 ———-質問があれば遠慮なくHAGAまでどうぞ。

2013年シカゴショーで


2015年1月25日