上野展開催中!

 上野の東京都美術館で、現在「はがいちようの四次元世界」というタイトルの作品展を開催中です。10月30日から11月6日まで。私はだいたい会場にいる予定(主に午後)ですので、ぜひお出掛けください。(詳細は前回の当欄に…。)
 その準備のさなか、10月23日には、自由が丘で第一回目のトキワ荘制作講座が開催されました。受講生は計11名。メンバーは下の写真の通りです。
 この写真、 みなさんスッキリ綺麗に撮れていますが、小生のハラだけがぽこっと異常に出っぱっていて、まるでタヌキのよう。こりゃーヤバイ!上野展までにはなんとかせにゃならんと緊急ダイエットを開始。極端に食を減らしたおかげで2.5キロ痩せ、いまはだいぶんスッキリした。
 というわけで、上野では、もうちょっとスマートな状態でお目にかかれると思いますので、どうぞよろしく。

トキワ荘グループ@自由が丘


2016年10月30日

拙展開催のこと

 月末から上野で拙展を開催します。

 タイトル:はがいちようの4次元世界
 会 場:東京都美術館1階第4展示室(MAF会場)
 日 程:2016年10月30日(日)~11月6日(日)
 時 間:午前9時30分~午後5時30分 最終日は午後0時30分
 入場料:1000円(18歳未満は無料、前売り券あり)
 お問合せ:03-3585-1688 MAF事務局www.maf.jp

 ほとんどすべての作品を展示するつもりです。わたしは大体会場にいる予定ですので、よかったらお出かけください。


2016年10月23日

野本さんありがとう!

 最近つくったアートインボックス作品2点、「エイミー&マドレーン」と「人形の鬘(かつら)を売る店」の2点は、まだ当サイト作品ギャラリーのページに掲載していなかった。
 以前なら完成したら即写真を撮って、ただちに掲載したものだが、最近どうも自作を撮るのが億劫になり、まだやっていなかった。愛用のカメラをなくしたことに加えて、どう撮ってもいつも同じような写真になってしまい、ぜんぜん新鮮さを感じなくなってしまったからだ。そんな矢先にフェイスブックフレンドの野本夏俊さんから連絡があり「作品の写真を撮らせていただけないか」とのこと。
 まったくもってちょうど良かったので、すぐに来てもらい、上の2作品を含め、計3作品の撮影をしてもらった。
 当日彼は午前10時ごろに到着し、な、な、なんと午後8時まで、ずずずーっと撮り続け、ぼくが自分で撮るのとはちょっと違った、新鮮な、多くの写真を残してくれた。
 野本さんありがとう!
 いただいた写真は近日アップします。

野本さんの写真


2016年10月15日

時空を超えてもなお

 来月のことですが、私のプライベートギャラリーにおいて「時空を超えてもなお」と題する中世音楽のコンサートが開かれます。拙作を見物しながら音楽を聴くという不思議な催しです。チケット数に限りがあります。お早めにゲットし、ぜひご来場ください。
 チケットの販売/お問合せは、中世音楽プロジェクトtickets1377@gmail.comまたは、東京古典楽器センター03-3952-5515までどうぞ。

 タイトル:「時空を超えてもなお」
 会場:「はがいちようギャラリー」東京都北区中里3-23-22
 出演:小坂理江(ハープ/歌)、上田美佐子(ブィエル)、立岩潤三(パーカッション)
 日程:2016年11月13日(日)
 開演: 14:00 & 17:00、2回公演(開場は各回の30分前)
 チケット: 3000円(全席自由) ※100円玉一枚ご持参ください!

 ちらし(下の写真)の裏にこう綴られている。
 私たちは中世の世界を音楽を通して現代に蘇らせるべく日々演奏に邁進しています。古い音楽は時代遅れの音楽ではなく、私たちの心を揺さぶる言葉や旋律に溢れていて、当時の人々の心を捕らえたように、21世紀の私たちの心にも深い印象を与えます。
 立体画家のはがいちよう氏は20世紀初頭のフランスの街並みを1/12サイズの立体作品で表現し、見る者を温かく懐かしい気持ちに導いてくれます。思いを馳せる時代は違えど、「時を蘇らせ、その時代の魅力に迫る」ことは、はが氏と共通する私たちテーマです。
 普段は中世から21世紀にタイムスリップしている私たちですが、今回は中世から20世紀初頭の世界に飛び込み、立体画とともに時空の旅を楽しみたいと思います。
 ———だそうだ。


2016年10月8日

教室のこと

 9月にここで募集をかけた「水場エレジー制作教室」ですが、おかげさまで5人の新人が入り、入れ違いに3名がリタイアし、総勢9名でのスタートとなりました。ナルカワさん、ミユキさん、ミホさん、ナカコさん、マツウラさん(新)、アカクマさん(新)、ペギーさん(新)、ハシモトさん(新)、サカエさん(新)の9名です。第一回目の講座が9/25日にぼくのスタジオで開催され、以後10/9、10/23、11/20、11/27、12/11の順に開催される予定ですので、よかったら遊びに来てください。9名中6名が女子というやばいグループです。
 同時期に募集をかけた「トキワ荘制作教室」(1/50)ですが、現在までに10名の参加者を受け付けました。シマモトさん、コウサクさん、ケンさん、シライシさん、イッシキさん、カノウさん、タエコさん、ウチュウさん、イケブチさん、ヤマグチさんの10名です。こちらの教室はまだ始まっておりませんので、引き続き参加者を受け付けています。希望者はお申し出ください。
 以下詳細です。
 質問があれば遠慮なくどうぞ。

 1) 会場:自由が丘グリーンハウス201号室
 2) 開催日程:10/22, 11/19, 12/17, 2017/1/21, 2/18, 3/18 午後6時~8時
  責任をもって最後まで取り組みますが、完成までの講座回数は不明です。
 3) 参加費:5,616円(一回)

制作中のトキワ荘


2016年10月1日

やすらぎの郷

 来年からテレビ朝日が、NHKの朝ドラのような毎日型の連続ドラマを放送するらしい。(タイトル「やすらぎの郷」、脚本倉本聰、出演石坂浩二、他)。
 この番組の美術監督であるA氏が、先日の有楽町展にお見えになり、たいそう拙作を気に入り、アートインボックス4点を番組で使いたいとおっしゃり、主人公たちが暮らすコテージの飾り物として借りられないかとのことだった。もちろんOKと答え、もろもろの打ち合わせのために、彼が所属する砧のスタジオまで出向くと、加えて生徒作品6点も、追加で借りたいとおっしゃる。A氏はそれら6点の写真を示しながら、はがさんから当人たちに尋ねていただけませんかと頼まれた。
 この申し出に対して生徒氏らに異存があろうはずもなく、生徒作品6点と拙作4点とのテレビでの初共演が決まった。ひょっとすると番組のエンディングロールに「はがいちよう&渋谷クラフト倶楽部」の名前が刻まれる事態かもしれない。
 ま、そんなわけで、いまポチポチと生徒作品が宅急便で家に届いている。
 それらを来週まとめて出荷する予定だ。

スギちゃんの作品が届いたよ


2016年9月24日

ちゃんとやってますよー!

 今年の1月、テレビでぼくの作品を見たという熊本のやぶうちさんご夫妻が、はるばる新幹線でお見えになり、拙作「白い石炭商人」(キャフェ作品)一点を注文してくれた。(2016/2/7付け当欄に記事あり)
 前金をいただき、来年の2月までには完成させてお届けする旨を約束した。ところがその直後、突然トキワ荘の制作騒動が勃発し、しばらくはそっちにエネルギーを吸い取られ、なかなかやぶうちさんの作品にまで手が回らなかった。そのあとはプライベートギャラリーをオープンさせたり、催事、催事、催事があったりで、とても忙しい半年があっという間に過ぎてしまった。とはいうものの刻一刻と約束の期日は迫ってくる。
 しかし安心してください。
 ほんの少しの空き時間を縫うようにして、キャフェカウンターをつくり、入口のガラスの扉をつくり、椅子やテーブルや、室内灯や、スピーカーといった内部造作をあらかたつくり終え、キャフェ部分はほぼすべて完成している。(下の写真)。しかしまだまだやることはいっぱいある。壁に、舗道に、フレームに、照明システムや、音響システム、等々。そこへもってきて10月にはまた催事があり、11月にも催事がある。
 実はこの仕事をお受けしたそのすぐ後に例の熊本大震災があり、やぶうちさんご夫妻にも多大な苦難が降りかかったと思う。とても作品どころではないはずだ。それなのに彼らからのキャンセルはなかったのである。だからこちらも頑張らねばならぬ。忙しいのは理由にならない。なんとしてでも作り続け、絶対に期日までにはお届けするつもりだ。
 ———–やぶうちさん、ちゃんとやってますよー!

白い石炭商人制作中