ぼくのスタジオでは、このあと12月から「WC物語」という作品(下の写真)の制作教室をはじめます。
制作課題:「WC物語」(縮尺80分の1)
場所:はがいちようの駒込スタジオ(東京都北区中里3-23-22)
日程: 2017/12/23 1/13 1/27 2/10 3/3 3/24 (計6回)
開催時間: 午後6時~8時
参加料: 5443円(一回/税・材料費込み)
参加希望者はお申し出ください。
質問があれば遠慮なくどうぞ。

2017年11月5日
THREE DIMENSIONAL MINIATURE ARTISAN
ぼくのスタジオでは、このあと12月から「WC物語」という作品(下の写真)の制作教室をはじめます。
制作課題:「WC物語」(縮尺80分の1)
場所:はがいちようの駒込スタジオ(東京都北区中里3-23-22)
日程: 2017/12/23 1/13 1/27 2/10 3/3 3/24 (計6回)
開催時間: 午後6時~8時
参加料: 5443円(一回/税・材料費込み)
参加希望者はお申し出ください。
質問があれば遠慮なくどうぞ。

2017年11月5日
悲惨な状態ではじまったオランダ旅(前回)だったが、その後状況は一変。ダメなホテルをチェンジし、車の運転にもなれ、さわやかなヨーロッパの秋を満喫した。
だが目的だったミニチュアショウ「The Big Event」はまったくの期待外れで、ほとんど見るものがなかった。広大な会場に推定5000人ものビジターがひしめいてはいたが、肝心の内容がいまいちで、アメリカやイギリスのショウとくらべて演出・品質ともに明らかに見劣りがした。その上シカゴショーでの顔見知りであるオランダ人ディーラーたちは出場しておらず、顔見知りのヨーロッパ勢ディーラーたちもひとりも出ていなかった。(ちなみに会場の約半分がドールハウス、残りの半分がドールアート〈人形〉で占められていたのだが、ことドールアートに限って言えば文句のつけようがなく、人形愛好家にとってはかなりのオススメであろう。)
場合によってはディーラー出場を視野に入れての視察だったが、期待外れとなると突然興味が薄れ、何も買わず、ほんの数時間で会場を後にした。
というわけで、ショウはたいしたことがなかったが、今回収穫だったことのひとつは、古典絵画のスゴさを改めて認識したこと。
オランダといえば絵画の国である。ふらっと立ち寄ったミュージアムで本物の油絵に触れ、この歳にしてはじめて絵を見ることの楽しさを知った。これをきっかけにいくつかのミュージアムをはしごすることになり、だいたいの有名な絵は見て回った。
もともと私のアート・イン・ボックスは「立体的な絵」としてつくりはじめたが、いつの間にかミニチュア模型の方向へと流されていたことを反省し、ここいらで初心に帰り、もう一度絵画の方向へのシフトチェンジを図ろうと、オランダのミュージアムを見て、改めてそう思った。
(オランダからは予定通り10/24日に帰国いたしました)。

2017年10月28日
この原稿は10/19日、アムステルダムのホテルで書いています。
きのうの朝成田を発って12時間後にアムステルダムに到着し、入国審査などでプラス1時間かかり、外に出たときには日本時間深夜0時だった。(現地時間午後5時)。
それからレンタカー屋を探すのに1時間半かかった。
海外では今までAVISかHERTZを使っていたが、最近では格安のレンタカーが簡単に検索できてしまうので、ついそれに手を出したのがマズかった。今回予約したのはdollarという聞きなれない会社で、その事務所がなんと空港の敷地外にあったのだ。空港なんてすごい広いわけで、その敷地外といったらとんでもない場所である。
Dollarは空港からタクシーで2500円の距離の、コンビニの中にあり、スタッフはあんちゃんひとり。マニュアルのトヨタ車しかないという。
ひっぱだきたくなったがグッとこらえ、日本時間の午前1時30分に出発。
マニュアル車なんて長いこと運転したことがない。その上カーナビが安物で、非常にわかりにくい。車線は日本と逆だし、オランダ語の道路標示はまったく読めない。あたりは真っ暗で、疲れは極限に達していた。ナビの指示に従い首都高のような道に入ると片側5車線で、みんなビュンビュンぶっ飛ばしている。80キロぐらいに減速しようものなら、たちまち後ろからパッシングで煽られる。したがっていくつもの難解なジャンクションを間違えてしまい、間違い続けて約1時間半。やっとホテルにたどりついたのは日本時間の午前3時だった。(現地時間の午後8時)。
「いやー疲れた‥」
と、さっそくいいちこを飲もうと氷を頼んだら氷はないという。そればかりか部屋に冷蔵庫もない。コーヒーメーカーもないので、お湯が沸かせず、カップラーメンも食べられない。よく見たらベットの上の掛け布団もないので、フロントに聞いたら「掛け布団はありません」という。
え、ええっ~!?
しょうがないから洋服を着たまま、でっかいバスタオルを二枚掛けて寝ています。

2017年10月22日
10/21日と22日に、オランダのBrabanthallen(ブラバンザレン?)という所で「The BigEvent 2017」というミニチュアショウが開催されるのですが、これを見物するために、息抜きがてら、出かける予定です。
10年ぐらい前、このショウの担当者から「来ませんか?」という丁寧なお誘いのメールが届いたことがありました。また、私のこのサイトが現地愛好家の間で人気になったことがあるらしく、シカゴでお会いした何人かのオランダ人からサインを求められたこともありました。そして今回は、計4通もの宣伝メールが届きましたので、暇ということもあって、久しぶりにヨーロッパへでも出かけてみるか‥という気になったのです。
18日成田発、24日帰国予定です。
18日の午後、アムステルダムのスキポール空港に到着後すぐにレンタカーを借りて、ぶらりと観光がてら、約100キロ南のショウ会場Brabanthallenに向かうつもりです。
今回はのんきな一人旅。
寒いだろうなあ~!!

2017年10月15日
あなたはもう「香港ミニチュア展」に行きましたか?
下の写真は同展に展示されているトニー・ライさんの作品です。ほかにも計17名の香港作家たちによる目を見張るような作品がまとめて50点以上展示されていますので、ぜひお出かけください。いよいよ10月9日までです。東京駅丸の内口を出てすぐ目の前、KITTEビルディング一階のアナトリウムでやってます。
香港展詳細: http://www.hketotyo.gov.hk/japan/jp/miniature
上のリンクを開くとライさんを紹介したショートムービーがありますが、そのライさんが10/2日の夕刻、他2名の香港作家を伴ってわたしの自宅ギャラリーを訪れたのにはビックリでした。彼は現在51歳だそうですが、20代のころに日本語を習得するため東京の学校へ通っていたという日本通。パワフルなルックスに似合わず謙虚な人柄でとても好感が持てました。
「香港展絶対宣伝します!」とお約束しお別れした。
同点では10点以上のライさんの作品が見られますので、これを読んだあと、駆け出して見に行ってください。おもしろいですよ~!!

2017年10月6日
9/20日に台湾からヤンさんが来日し、27日に帰国した。はるばる外国からマイスタジオまで習いにくる熱心な生徒、ヤンさん。飛行機でのスタジオ通いは今回で4度目。
(ヤンさんに関しては3/14日付け当欄にも記事があります)
日本滞在中はたいがい朝9時にはスタジオへ顔を出し、ときには夜の9時まで、その間ずっとぼくが相手をしているわけではないが、彼女は丸一日脇目も振らず熱心に作業し、終了後はどこかの安ホテルへと消える。それが一週間つづくのだからたいへんだ。そうして今回はけっこう複雑な「水場エレジー/給水塔のある風景」という作品を、ほぼ完璧なレベルで仕上げた。
現地大企業の経理部に所属しているというヤンさん。勤続15年になる社員だそうだ。従って収入も良いのだろう。どこか言動に余裕が見てとれる。それにしてもである。見ず知らずの外国人(ボク)のところへへたくそな英語で〝習いたい〟とメールで頼み込み、言葉がまったく通じない国の、知らない人のスタジオに、たったひとりで飛び込んで行くという度胸・積極性にはほとほと感心する。ぼくにはとてもできない。
いま〝言葉が通じない〟と書いたが、今年の3月、最初に習いに来たとき、確かにヤンさんは日本語がまったく喋れなかった。しかしそのあと彼女は台北の日本語学校へ通うようになり、猛然と練習したのだろう、いまでは日本語もだいぶん上達し、だんだんと言葉が通じるようになってきた。
すごいパワーである。
今度は11月に来るという。

2017年10月3日
去年の暮れにぼくのスタジオで、我が工作教室の生徒である白石和良さんが、突然の脳溢血に倒れたことは、2/5日付けの当欄でお知らせした。倒れてから約10ヶ月、病院二箇所での入院及びリハビリー生活を経て、先月から彼は自宅に戻っている。
教室での課題作をつくっている最中に倒れ、即病院に運ばれたため、そのときぼくのスタジオには彼の道具や、材料や、仕掛品が大量に残されていた。それらの品物を10ヶ月ぶりに当人に返却するために、先日北品川の白石邸へお伺いした。
当初は半身不随で身を起こすことさえかなわず、ただベッドに横たわっているだけ。完全介護が必要な状況だった。しかしその後の回復ぶりには目を見張るものがあり、われわれが白石邸の裏門に到着し、門の外からチャイムを鳴らすと、なんと彼はひとりで屋敷の玄関を開け、外に出て来て、杖をつきながら壁伝いに門の真裏まで歩き、当人が鍵を開けてくれて、われわれを門の中へと迎え入れてくれたのである。
信じられな~い!
真面目に毎日リハビリーに励んだことによる成果だと思うが、大変な努力があってのことだろう。まだ車椅子の生活ながらひとりでトイレに行き、ひとりで食べ、スマホやタブレットを操り、かんたんなプラモデルを作る!など、ときどきヘルパーさんが来てはくれるが、それ以外はたったひとりで生活をしている。
来年2月、交通会館での生徒展の折には車椅子に乗ってでも出かけたいとおっしゃるほど、凄まじい回復ぶりである。
みなさんにくれぐれもよろしくとのことでした。

2017年9月26日