お知らせ

 急なお知らせですが、知り合いから口説かれて、今度の日曜日 (2月25日)に、東京ビックサイトで開催される「ワンダーフェスティバル・2007年・冬」に、急遽参加することなりました。

●日時: 2月25日(日)
●時間: 10:00~17:00
●場所: 東京ビックサイト(東京国際展示場)
東館・Dブロック・Jにて

 ぼくの作品は「フライングメガロポリス」という造形作家グループと一緒のコーナーに展示する予定です。  どうぞよろしく‥。

2007年2月22日

宮沢もがきからの解放

 昨年の10月ごろ、ある方から宮沢賢治による童話3作品を立体作品化してほしいと依頼された。これがどうしてむずかしく、考えれば考えるほどむずかしく、ここ数ヶ月ずっともがいていた。このとき立体化を依頼された宮沢作品のひとつに「北守将軍と三人兄弟の医者」というはなしがあって、あらすじはこうだ。主人公である北守将軍のソンバーユさまは30年も馬に乗りっぱなしだったため体が馬に引っついてしまい離れなくなった。ひっぱがしてもらうために、彼は小高い丘の上にある病院へと向かい、馬に乗ったままズカズカと診察室へと入り込み、医者に会い、からだを馬から引き離してもらう‥。
 ま、そんなストーリー。
 そしてそれを魅力ある立体作品としてつくりあげねばならぬのだが、いくらイメージをふくらませても具体的なかたちや色が見えてこなかった。己の才能の限界を悟ったぼくはひとりのイラストレーターを助っ人として頼み、20枚ほどのイメージ画を作成してもらった。
 下がその一枚だ。
 素晴らしい絵だと思う。
 ところが、このような絵を立体化するというのがまたまた大変で、ますますもがき、もだえた。だがぐずぐずしているひまはなく、とにかく始めるしかないと腹をくくった。ちょうどそんなとき、突然依頼主側に事情が発生し、待ったがかかった。これをがっくりというべきか、ほっとしたと捉えるのか、いずれにせよこのときをもって約二ヶ月におよんだ「宮沢もがき」からは無事解放されることとなった。

 以上が宮沢賢治文学立体化計画の顛末である。もしもこの仕事がスムーズに進んだ場合、逐一写真を見せながらここに紹介するつもりでいた。だがストップしてしまった以上、あえてお伝えすることもないのでただ黙っていた。
 ところが‥
 「賢治ものは、その後どうなりました?」
 と、先日ある親しい方から問われ、はじめてこの話題を取りあげることにした。
 このたび立体化を依頼されていた作品は「北守将軍」のほかにあとふたつ、「マリヴォロンの少女」と「銀河鉄道の夜」だった。どれもみなむずかしい。だがそのうち機会をみて再度立体化に挑み、改めてなんらかの決着をつけたいと考えている。

丘の上へと向かう北守将軍
絵: ぶりお


2007年2月19日

ビアティチュード

 たまに発売されるコミック誌に「モーニング・two」(講談社発行)というのがあるらしい。そこに「ビアティチュード」という題名の、実録トキワ荘物語とでもいうべきマンガ・ストーリー(作・やまだないと)が連載されている。といっても、トキワ荘はトキオ荘に、そこに暮らす漫画家たちの名前は花森ショータローであったり寺山ヒロオ、あるいはフジノ・フジオだったりといった風に少しずつズレているのだが、それ以外はいまのところほぼ伝説にのっとった物語が進行しているようだ。そしてこのマンガに登場するトキオ荘は、芳賀製トキワ荘をモデルにして描かれているという。なるほど見たら、そのまんま・芳賀製だった。
 先年の暮れ、この雑誌の編集者から連絡があり、80分の1サイズのトキワ荘を一日貸してほしいといわれ、そのときはじめてそんなマンガがあることを知った。しばらく連載がつづくので、ついてはぼくのトキワ荘を一日だけ借りて、いろいろな角度からじっくりと写真に撮って、マンガの原稿に生かしたいというのだ。
 というわけで先週、文京区音羽の講談社まで、トキワ荘一台をお届けに参上し、その雑誌「モーニング・two」の最新号(創刊第2号)を、一冊いただいて帰ってきた。下がその雑誌だ。「ビアティチュード」のページをバッチリ写したので、いかにも芳賀製っぽいトキワ荘が描かれているのがわかるだろう。
 トキワ荘ファンにはオススメ!!
 ケチらずに買って読むべし!

2007年2月9日

エキシビションのこと

 今年は久しぶりにエキシビションの多い年になりそうだ。いまのところ当サイト・ネクストエキシビションの掲示板には7月9日から開催される銀座展と9月30日からの有楽町展の二本のみ掲示されているが、このほかにもいくつかのはなしが進んでいる。だから‥というわけではないが、去年の5月に有楽町で開催された「芳賀一洋&渋谷クラフト倶楽部展」のときの様子を写した写真を、遅ればせながら多数掲載することにした。(これらの写真は「エキシビション・シーン」というセクションの中で見ることができます。)
 下はその一枚。真ん中のおばさんはマイワイフ。このときぼくは客の目の前で脚立や椅子といったミニチュアパーツをたくさんつくった。

写真: 渡邊 格


2007年2月3日

2007年1月29日

 最近つくっている作品のひとつに下のようなものがあります。写真で見るとそんなに悪くはないのですが、どうも気に入りません。どうしたらいいのかなあ‥。

どうも気に入らない未完成作品


2007年1月29日

あけましておめでとうございます

 このごろけっこう忙しかったのでモリモリ食べた。腹がへるとパタッと集中力がとぎれてしまうからだ。おかげですっかりデブッてしまい、とうとう84キロになった。ちょっと歩くとすぐにバテてしまい非常に困っている。
 みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

 上は2007年版、ぼくの年賀状の文面だ。
 とにかく体重をへらさないことには苦しくてしょうがない。だから新年における当面の目標はスリム化で、数日前から米のメシをパン食に切り替えるなど、すでにチャレンジを開始した。正月といってもそれぐらいのことで、他は別段なにも変わったことはない。
 ところで去年10月から、ぼくの工作教室では80分の1トキワ荘を制作課題として取り上げていて、この年始休暇を利用して懸命につくっている生徒諸氏もいらっしゃることだろう。そう考えて昨年の暮れ、当サイトに「1/80・トキワ荘」というセクションを新設した。制作途中をふくめて計50枚以上の写真をすでにアップしてあるので、参考にしていただければと思う。(ワークスの表紙、右下のポッチから入れます。)
 そのほかに比較的最近掲載したものとしていは、アートインボックスセクションにおける「ル・ペンギン・バー」、「ブーランジェリー」、「オレンジエード・メモリー」の新作3作品、ストラクチャーセクションにおける旧作「垂木と西風」や、ちいさな作品というセクションには数点の新しい写真をアップするなど、いろいろと新掲載したものもあるので、まだ見ていない方は、ついでにご覧いただきたい。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

あけましておめでとうございます
写真:伊藤誠一


2007年1月10日

トキワ荘その後

 前々回のトークスでは80分の1・トキワ荘が池袋で展示されることをお知らせした。その後この作品はしばらく「石ノ森萬画館」(宮城県)で展示され、その後は日本テレビの「ぶらり途中下車の旅」(前回トークス参照)に出演するため、いったんぼくの工房へと戻っていた。そしてテレビ出演の数日後、うっかり作品を床におっこどしてしまうという一大アクシデントに見舞われた。屋根の方向からまっ逆さまに落下したため、屋根の角がおおきくひん曲ってしまい、峰瓦や鬼瓦が砕けてぶっ飛び、樋がぐにゃぐにゃに曲がり、数枚の窓ガラスが建物から外れて床に散らばった。一瞬真っ青である。落胆のあまりその日はなにもヤル気がおきず酒を飲んで寝てしまった。しかし翌日気を取りもどし真剣に修理したところ、ほとんどわからないほどにまで回復し、ほっと胸をなでおろした。また落とすと大変なので早いことどこかに持って行くのが安全と考え、先日秋葉原のイエローサブマリンへと運んでしまった。そんなわけで80分の1・トキワ荘は、現在イエローサブマリン「芳賀コーナー」の、棚の最上段に陳列してある。持って行ったときのこと、模型には決して驚くことのないこの店の店長が、初めて、「いやぁ~スッゴイですねえ~」と、ビックリまなこで声をあげたので、逆にこっちが驚いた。
 一度是非ご覧いただきたい。
 イエローサブマリンの所在地は当サイト「インフォメーション」に掲載してあります。

写真:伊藤誠一


2006年12月9日