FASCINATORS

 アートインボックス・セクションの最終ページに「イザベラ」という作品が掲載されている。この作品はよき友人であるフィギュア作家・矢沢俊吾氏とのコラボレーションによって、1999年に制作された。ところがその作品が、つい最近発売された「THE FASCINATORS」(㈱メディアワークス刊)という写真集の中でも、下のように紹介されていた。「THE FASCINATORS」は、矢沢氏が長年発売を待ち焦がれていた、彼自身の、初めての作品写真集だからだ。したがって「イザベラ」のほかにも矢沢氏の作による「FASCINATOR」たちがわんさか掲載されている。
 3300円とちょい高だが即ゲットすべし!!!
 ただし買うときに、少し恥ずかしい。
 ‥かもしれない。

From The Fascinators


2007年4月26日

大勝軒その後

 「大勝軒」に特別の興味があるぼくは、閉店からちょうど一週間後の3月27日に、ふたたび訪れてみた。するとますますしぶくなり、いわゆる芳賀ワールド的に進化をとげていた。そのへんをきょうは、店の正面、挨拶文、店の横、と魅力あふれる三枚の写真で紹介。
 ますますもって模型化の妄想が高まる。
 でしょ。

2007年4月19日

おじさんがこしらえた模型のパリ

 六月に開催予定の拙展タイトルが「エキシビション・ディオラマート」というクールなものに決まったとことは、前回お知らせした。そして数日前には、七月に開催予定の銀座展のタイトルが、「おじさんがこしらえた模型のパリ/芳賀一洋展」という、今度は逆にかなりベタなものに決定した。このところ続々と展タイトルが決まっている。
 今回、本当はぼくの名前は不要と考え、単に「おじさんがこしらえた模型のパリ展」でよかろうと提案したところ、ギャラリー側がやっぱり芳賀の名前も入れたいとおっしゃり上のようになった。
 エキシビションの予定が入ると一番初めに考えねばならぬのが展のタイトル。過去たいがいはぼくが自分で考えていた。しかし先週お伝えしたクールなタイトルや、「箱の中のパリ」といった毎度おなじみのネーミングや、あるいは1996年、渋谷パルコで開催された、ぼくのデビューにあたる「80分の1の世界/木造機関庫たち」展など、いくつかのタイトルは主催者側が考えてくれた。そしてこのたびのタイトルは、ふたたび芳賀の発案によるもの。
 その「おじさんがこしらえた模型のパリ/芳賀一洋展」は、7月9日から銀座5丁目の「ACギャラリー」にて開催予定。
 (*詳細についてはエキシビションセクションをご覧ください。)
 そして7月の銀座展のあと、8月には日本橋高島屋での予定も入っているが、こちらのタイトルはまだ決まっていない。また一部の方々には「もしかすると5月ごろ、ふたたび渋谷のパルコで、10年ぶりの拙展開催があるかもしれない」と口頭でお伝えしたことがあったが、パルコ展は秋以降にずれ込む模様。
 それらの詳しい情報は、わかり次第追ってお知らせいたします。

2007年4月11日

外苑前

 少し前からネクストエキシビションには掲載してあったが、6月に外苑前(北青山)で、ほぼ一年ぶりに拙展を開催する予定。計画自体はだいぶん前からあったが、肝心のタイトルがなかなか決まらず、ここではお伝えしていなかった。それがこのたびやっと「Exhibition DIORAMART」と決定。
 過去拙展では、たいがいぼくが自分で展のタイトルをつけていた。しかし今回はギャラリーサイドが上のような、おもいっきりクールな題名を考えてくれた。DIORAMAT(ディオラマート)とは、ディオラマ(仏)にアート(英)をくわえた新語とのこと。
 エキシビション・ディオラマート展は、東京北青山のギャラリー「スペース・インタート」にて、6月1日よりスタート。
 乞うご期待!!!
 *詳細についてはエキシビションセクションをご覧ください。

2007年4月4日

大勝軒

 行ってきましたよ、大勝軒。
 もちろん大ファン。
 とうとう最終日をむかえるとあっていても立ってもいられず、いやがる女房をカメラマンとして同行させ、運命の3月20日、昼の12時に現場に到着した。さっそく店の前に立ってパチリとやったが、このときぼくの目の前には100名もの報道関係者がごった返していた。そして客の行列は、店の入り口からサンシャインシティの方向にざっと300メートルにも達しているなど、とてもラーメンを味わうという状況ではなかった。
 でもまあ写真が撮れてよかった。
 そのうち模型でもつくるかな‥。

見よ、このしぶさ!!!


2007年3月25日

値段のこと

 ファンの方からのリクエストがあって、このトークスだが、このごろけっこう頻繁に更新している。いつまでこの頻度を保てるか自信はないが鋭意努力中。ショートコメントでもよいから何かが更新されていれば満足するというご意見もあり、このごろはやや短文型の小刻み型路線になっている。
 また、作品の値段が知りたいというリクエストも以前からあったので、そのため先週は価格リストもアップするなど、できるだけみなさんのご要望に添えるようがんばっている。(価格リストはインフォメーションセクション中段の価格ポッチから入れます。)
 エキシビションのときなどに日なが一日旧作を眺めていると、突然ある部分が気に入らなくなり、展の終了後にガラッと手直ししてしまうことがある。
 そんなときには多少値上げをする。
 また、以前よいと思っていた作品でもあるときまったくイヤになってしまうこともあって、そんなときには逆に値下げをしたこともある。そのように、たまに値段を動かすことがあったので、今までこのサイトでは作品の値段を掲載していなかった。しかし このたび改めて最新の価格表を作り、思い切って掲載することにした。
 思わず真剣に見入ってしまうひとがいるかもしれないが、どれもそんなに安くはない。バカヤロー!これじゃあ高すぎるとお怒りになる方がいるかもしれないが、なにぶん手間のかかる仕事ゆえ、どうかそのへんをご理解いただきたい。

アキラと名乗るイラストレーター氏から上のような絵を頂戴し、恐縮しております。
アキラさん、ありがとう!


2007年3月21日

お宝テレビデラックス

 すこし前になるがNHKの番組製作者から連絡があって、ぼくのトキワ荘を見たいという。石ノ森萬画館の担当者を紹介すると、さっそく彼らは出かけて行って、展示用ガラスカバーを外して作品を撮影した。そんなわけで、以下のテレビ番組の中で芳賀製トキワ荘がちょこっと登場するハズ。

 番組タイトル: お宝テレビデラックス
 チャンネル: NHK BS-2
 放送日: 3月17日(土)
 時間: 20:00~22:00

 お宝テレビデラックスは2時間枠の番組だが、この中でトキワ荘関連の話題に約3分の1の時間を費やすという。萬画館での映像はほんの数秒だろうが、トキワ荘を取り上げた番組としてはかなり充実しているものと期待される。
 是非ご覧ください。

実物トキワ荘の裏側


2007年3月11日