朝日新聞のこと

 6月9日と10日の土日に浜松町で開催された「第9回・インターナショナル・ミニチュア・ショー」は無事終了いたしました。ショーの主催者のひとりトム・ビショップ氏は今回来日しませんでした。そして外国人ディーラーの数も、いつもよりは少なかったのですが、入場者数は過去最高だったようです。会場でお声をかけてくれた方々、そしてお買いあげくださった方々に厚く御礼を申しあげます。
 ところで6月8日の朝刊(朝日新聞)に、「ジオラマで『昭和』再現/芳賀一洋さん港区で展覧会」という見出しで、現在青山で開催中の拙展紹介の記事が掲載されました。わりと大きな扱いだったので相当の反響があるだろうとは思ったのですが、この日はミニチュアショーの搬入・陳列のためぼくは一日浜松町、残念ながら青山へはでかけられませんでした。
 しかしやっぱり新聞の威力はスゴかった。
 8日は問いあわせの電話が殺到し、そんなに広くない会場に何百人もつめかけたというはなしをあとで聞かされました。そしてそれ以降あきらかに来場者数は増加したようです。
 そういうわけで、現在青山で、こじんまりとした芳賀展を開催中。まだしばらくやっていますので、この機会にどうかご来場ください。
 会場等の詳細については5月29日付けトークスに掲載してあります。

6月8日・朝日新聞
東京北部版


2007年6月16日

エキシビション開催中!

 ただいま東京青山で、エキシビションを開催中!
 場所等については前回のトークスに掲載してあります。
 どうかご来場ください。
 まだしばらくはやっていますので‥。
 これとは別に今週末の土曜日と日曜日に浜松町で開催されるインターナショナル・ミニチュアショーにも参加いたします。

 タイトル:第9回・東京インターナショナルミニチュアショー
 会場:浜松町・都立貿易センタービル・5F
 住所:東京都港区海岸1-7-8
 日程:2007年6月9日(土)午前10時~午後5時
       6月10日(日)午前10時~午後4時
 入場料:一日券/1200円 二日共通券/2000円 当日一日券/1500円
 お問合せ先:日本トールハウス協会(050-3303-3693)

 今回、外国人もふくめておおよそ70組のミニチュアディーラーたちが一同に会し、ミニチュアグッズの販売やらミニチュア作品のコンテスト、ワークショップといった、さまざまな催しが楽しめます。HAGAは毎回テーブル一台のみという小規模参加ですが、今年は土日の両日ともに会場につめる予定です。
 ミニチュア好きには絶対オススメ!!!
 こちらの会場にもぜひお出かけください。

青山でのエキシビション
6月末日まで、好評開催中


2007年6月7日

もうすぐDIORAMART展・第一部がはじまります

 6月の1日から6月末日まで、東京青山でこぢんまりとしたHAGA作品展を開催いたします。青山では以前合同展に参加したことがありますが、個展はこれが始めてです。

 タイトル:Exhibition DIORAMART
 会場:ギャラリー「スペースインタート」にて
 住所:東京都港区北青山2-9-15
 電話:03-3475-8606
 URL:http://www.forza.co.jp/intart/
 会期:2007年6月1日(金)~30日(土)
 時間:AM12:00~PM9:00 (最終日のみ午後6時閉場)

 今回、会場がそんなに広くないことに加えて会期が長いので、ストラクチャー作品を中心にした第一部と、アートインボックス中心の第二部とに、わけて展示する予定です。

 第一部「昭和の日本」/2007年6月1日~6月15日
 第二部「1940年代、パリ下町」/2007年6月16日~30日

 特に新作はだしませんが、なにしろロケーションがよいので、お散歩がてらのご来場をお待ちしております。夕方にでもいらしていただければ、そのまま近所の居酒屋へと移動することも「ノット・イン・ポッシブル」でありましょう。ぼくは6月3,4,5日の午後6時以降と、16,17,18日の午後6時以降は、だいたい会場にいる予定です。その他の日取りについてはいまのところ未確定ですが、あらかじめご連絡(直接ぼくか、あるいは当サイトウェブマスター宛で)をいただければ、多分ご指定の日時に会場でお会いできるとおもいます。ただし6月8日と9日と10日は別の会場でのイベント(浜松町のインターナショナルミニチュアショー)に出展するため、青山へはでかけられません。
どうぞよろしく。

5月28日/スペース・インタートにて
ギャラリー担当者・寺岡俊明氏(左)とHAGA(右)


2007年5月29日

ただいま減量中!

 いま懸命に体重を減らしている。
 もう少ししたらエキシビションがはじまるからだ。アーチストの腹がポコッと出っぱっているのもどうかとおもい、緊急に8キロ減らした。
 ぼくの身長は179センチ。
 身長から110を引くと69、なので69キロがベスト。ところがまだ77キロもある。
 まだまだ、である‥。

75キロのころ

                                 
2007年5月23日

M&ルーシー

 あらためて説明するが、このサイトは「M」というぼくの生徒氏がつくり、そのままずっと「M」がボランティアで管理運営してくれている。
 HAGAはこういうことはまったくできない。
 M氏はコンピューターゲームなどのサウンドをつくっている会社の経営者であると同時にものすごい模型までをも楽々つくっちゃうという特殊体質の持ち主だ。このところこのトークスの更新頻度が高いので彼の仕事は増える一方。超多忙であるM氏に対して、面倒ばかりをかけているぼくとしては、とても横浜方面(氏は横浜市在住)には足を向けて寝られない。
 M氏には本当にお世話になっています。
 あともうひとり、米国ミネソタ州在住のルーシー・T・マロニーという方にもたいへんお世話になっている。彼女は、当トークスの英語バージョンを、やっぱりボランティアで、毎回チェックしてくれているからだ。ぼくのへたくそ英語をミネソタへ送ると、ただちにネイティブ・イングリッシュに直して送り返してくれるという親切行動を、ルーシーさんはもう3年もつづけてくれている。トークスに限らずこのサイトに使用しているすべての英語にはぜんぶ彼女のチェックが入っている。
 だからもちろんミネソタ方面にも足を向けては寝られない。
 そのルーシーさんに
 「こんどあなとあなたのサイトをぼくの日本語版トークスで紹介します‥」
 と、約束したところ、ただちに下のようなワンダフル・ポートレートを送ってくれた。彼女は長年「ドッグ・ミニチュア」を作っているミニチュアリストだ。
 そういうわけで本日は約束どおり、下にルーシーさんのサイトを紹介するのだが、ファーストページにある写真は、実物とは相当ちがっているとおもう。一度だけお会いしたことがあるが、当人はもっとぜんぜんキュートでファンタスティック。
 だれか英語ができる人がいたら
 「いちようのサイトであなたのことを知りました。あなたのドッグは最高です!!!」
 ひとりぐらい、そんなコメントを送ってほしい。
 のだが‥。

Ms.Lucy Maloney
http://www.designerdogs.homestead.com/


2007年5月16日

高円寺のマル秘工房見学会

 下の写真「花とおじさん」を見てほしい。
 ぼくの左、ヤングウーマンはスミトモちゃんという。
「なんで、着物を着ているの?」
って、訊いたら
「きょうは芳賀さんに会えると聞いたので‥」
だって。
 ガーン!!!!!!!
 それは、ヨネヤマちゃん(ぼくの右側のヤングウーマン)の模型工房見学会での出来事だった。かねてより見学を希望していた工房に到着し、うん百万円もするというレーザーカットマシンの動きを見つめていたときのこと、突然裏口のドアーがガバッと開き、ピンクの振袖に身をつつんだスミトモちゃんがあらわれた。それだけでもインパクト十分であったが、なんと彼女は芳賀ファンなのだという。
 内心の動揺をさとられぬように
「ならば一緒に写真を撮りましょう‥」
とまあ、まずは落ち着いて証拠の写真を残すことにした。
 撮ったのはマーク田中というグレートなおじさん(一番左にいるお嬢さんのダディ)だが、写真を拡大しながら
「やっぱり芳賀さん、鼻の下が伸びてますね‥」
などと、ブツクサ‥。
 写真のあとわれわれは高円寺のガード下にあるノスタルジックな飲み屋に移動しワイワイガヤガヤと模型談義に花を咲かせた。この街にはわれわれ団塊世代の青春を想起させる何かがまだ確実に残っていて、とにかく懐かしく、そして楽しかった。
 ところでヨネヤマちゃんだが、彼女は「クワイエット・ルーム」というサイトを持っていて、それがまたソー・ナイスなので、あとで必ず見てほしい。
http://quiet-room.main.jp/
 各作品のタイトルとコメントが絶妙だ。

写真: マーク田中


2007年5月3日

シカゴショー

 だいぶん先のはなしだが、2008年の春に、米国シカゴで開催されるミニチュアショー「シカゴインターナショナル2008」(トム・ビショップ主催)に、ディーラーとして参加することにした。ほんとうは今年も出たかったが、なにかと忙しく、結局断念した。なので来年のエントリーは、はやばやと決めてしまい、すでに契約書を送ってしまった。
 そういうわけで、もし同行を希望する方がいらしたら、どなたでもかまいません、どうか早い目に申し出てほしい。ミニチュア好きの方にはもってこいの催しだし、カネはたいしてかからない。
 いま「早い目に‥」と書いたのは、ショーの開催場所であるホテルがシティからかなり離れた場所にあるために、どうしてもこのホテルに人数分の予約をしなければ他に泊まる場所がないからだ。その上、ショー当日のホテルはたいへんな混雑が予測されるため、少なくとも半年前までには予約を入れておかないことには部屋の確保がむずかしくなる。ぼくは過去数回でかけているが、アメリカンなモーニング・コーヒーすすったあと毎朝ホテル周辺の木立を散策したものだ。野鳥のさえずりを訊きながら、そこかしこを駆け回る野生のリスたち見ていると、豊かなイリノイ州(シカゴはイリノイ州)の自然をも同時に満喫することができる。また夜は、西部劇ふうなバーであんまりウマくないバドワイザーなんぞを傾けたりするのだが、こっちはディープなアメリカ文化の体験だ。そしてホテルから10分ほどのところにあるショッピングアーケードでは、釣りの道具と一緒にコルトのオートマチック拳銃が売られているのを発見し、ドッキリ‥など、われわれ日本人にとって興味はつきない。
 ショーの開催日程は2008年4月の4日(金)から6日(日)までの3日間、詳細を知りたい方は下のビショップ氏のサイトをご覧ください。
http://www.bishopshow.com/

2007年5月1日