リヨンに‥

 行ったことはないが、フランスのリヨンに、「ミューゼ・インターナショナル・デ・ラ・ミニチュア」というミニチュアのミュージアムがある。このミュージアムの、入り口を入ってすぐのところに拙作「孤独の世界」一点が展示されている。
 —-ウェブサイト:http://www.mimlyon.com/
 先日、森美有紀さんというヤングウーマンが、わざわざこのミュージアムまで出かけて行って、貴重な写真を撮って、送ってくれた。
 「わたしは日本からやって来たICHIYOHの友人です‥」
 と彼女は、ミュージアムの切符売り場で、果敢にもフランス語で説明し、ICHIYOHの作品を撮らせてほしいと頼んだ。そしたら無料で入場させてくれ、大歓迎を受けたという。
 下は、今年の6月に美有紀さんが送ってくれた写真。このトークスはこのところずっと拙展に関する話題で占領され、なかなか掲載できなかった。
 掲載が遅れてしまい、美有紀さん、ごめんなさい。

Photograpy:Miyuki Mori


2007年10月15日

有楽町展終了

 有楽町でのエキシビションは無事終了いたしました。毎度のご来場をありがとうございます。会場から戻った大量の荷物(作品)がまだ片付いておらず、おじさんはちょこっと疲れておりますが、すぐにこんどは王子「北とぴあ」での展示が始まります。からだが動くうちが花と考え、せいぜいがんばります。今後ともどうぞよろしく。
 下は初日(9月30日)の、オープニングパーティーの様子です。

写真:渡邊いたる


2007年10月8日

エキシビション@有楽町

 いよいよである。
 月末30日から、有楽町交通会館での作品展がはじまる。
 このエキシビションは、ぼくの作品に加え、当工作教室の生徒諸氏の手による傑作・意欲作の多数もあわせて展示するため、見るものが多く、質・量・広さともに本年度最大のスケール。
 是非お出かけください。
 ——以下詳細。

 タイトル: 芳賀一洋&渋谷クラフト倶楽部展
 場所: 有楽町駅前 東京交通会館 地下一階 ゴールドサロン
 電話: 03-3215-7933(直通)
 会期: 2007年9月30日(日)~10月6日(土)
 時間: 午前11時~午後8時(初日は午後1時より、最終日は午後7時まで)
 入場無料

 初日9月30日午後6時より、会場にてオープニングパーティーがあります。どなたでも参加できますので多数ご出席ください。またHAGAは、毎日だいたい会場におります。
どうぞよろしく。

2007年9月25日

FA誌のこと

 「FA」という名前のやたらカッコいい雑誌の、2007年9月号に、「箱の中のパリ」という見出しで、ぼくの作品を紹介した、やたらカッコいい記事が掲載された。
 (下の写真)
 たいがい掲載誌は一冊しか送られてこないものだが、どういうわけかこの出版社は数十冊まとめて、無料で送り届けてくれた。ちょうどビッグサイトの催事へ出かける直前だったので、そのままドサッと会場へと持ち込んだ。熱心なファンがいたら気前よく差しあげてしまおうと考えてのこと。案の定つぎから次へと「ほしい」という客があらわれ、結局ぜんぶあげてしまった。まるでサンタクロースの気分である。
 気をよくしたぼくは
 「もしよろしければ、追加で、もうすこしお送りいただけませんでしょうか‥」
 などと、図々しくも出版社に、こんどはおねだりの電話をかけた。
 すると20冊、また送ってくれた。
——(株)COCOA出版の川瀬かおりさんに、熱烈に、御礼を申し上げます。
 そしてこの20冊は、この月末から始まる交通会館展にご来場いただいた客さまに、タダで差し上げる予定。ただし20冊だけなので、先着順。
 ほしい方は
 「FA誌がほしい」
 と、会場で、直接ぼくに言ってほしい。

FA誌・2007年9月号より
なお、FA誌は一般の書店では入手できません


2007年9月20日

ビッグサイト終了

 前回、それがしは「そんなに広くない‥」などと、ついうっかり寝ぼけたことを申しあげてしまった。ところがである。あとで図面をよく見ると3m×15mものスペースだったので、あわてふためいた。坪に直せば約14坪。というわけで、ビッグサイト「モノ・クリエイション2007」会場におけるHAGAのスペースは、かなり広かった。
 (下の写真)
 そして二日間でざっと2万人の入場者数があった。おかげさまで拙作の評判は上々で、多くのみなさんからドシドシお声をかけていただいた。ただ現場は常にメチャクチャ暑く、もうちょっとで人間ゆでタマゴになるかと思った。電気代節約のため、主催者がちょくちょくエアコンのスイッチを切ったためである。われわれがいた西館全体を冷やすには一時間約7万円の電気代がかかるらしい。そんな蒸し風呂みたいな会場にもめげず、ご来場いただいたお客さま、お買い上げいただいたお客さまには厚く御礼を申しあげます。
 今後ともどうぞよろしく。
 そして月末からは有楽町の交通会館展がはじまる。
 今度は有楽町で逢いましょう!
 そのころまでには少しは涼しくなるでしょう‥。
(有楽町展の詳細は当サイト「エキシビション」に掲載中。)

2007年9月12日

今度はビッグサイト

 高島屋が終わったと思ったら今度はビッグサイトだ。
 おじさんはもうヘトヘトじゃい。
 今年は本当にイベントが多い。
 —–以下詳細。

タイトル:「第4回もの作りビッグギャラリー モノ・クリエイション2007」
主催:もの作りビッグギャラリー実行委員会・NPO法人手づくりネットワーク
後援:文部科学省・東京都教育委員会・NHK厚生文化事業団・洋装産業新聞社
協賛:東急ハンズ・サンケイリビング新聞社・はいから
会場:東京ビッグサイト・西館・Eブロック・T.B.D.ストリート
会期:2007年9月9日(日)10日(月)
時間:AM10:00~PM5:00
URL:http://www.monozukuri-bg.com/
入場料:1,000円(高校生以下無料)
内容:1,000人のもの作り人大集合。T.B.D.ショウではテディベア、ビスクドール、ドールハウスの展示即売があります。

 上にあるように、このイベントのキャッチフレーズは「1000人のもの作り人大集合」である。今回HAGAのスペースはそんなに広くはないが、会場全体にあふれるもの作り人をわんさか見られるハズ。お時間があれば是非お出かけください。
 ぼくは終日ずっと会場にいます。

2007年9月5日

高島屋展終了のこと

 日本橋の高島屋で開催されていた「芳賀一洋のクラフトアート展」は先日無事終了いたしました。お暑い中ご来場いただいたみなさま、お買い上げいただいたみなさまに対して、こころより御礼を申しあげます。
 初日の朝、バタバタと開店の準備をしていたときのこと、銀座伊東屋の伊藤高之会長から突然立派な生花が届いたのには仰天した。直後には俳優の勝野洋さんからも生花が届き、グレートなお二人の名前入りの花が会場入り口にデーンと飾られ、期間中ずっと、スモールなぼくを勇気づけてくれた。
 まずは銀座伊東屋の伊藤高之会長と俳優の勝野洋氏に、御礼を申しあげます。

 期間中おなじ階では「ビーズグランプリ」というイベントが開催されていたため、ビーズアクセサリーを見に来た人々の流れが常にぼくの会場をも満たしてくれた。全員女性だったが、みなさん真剣に拙作を見つめてくれた。実際にビーズクラフトをやっている方も多数いらしたようで、素材や製作技法についての質問が多かった。
 「ビーズを見るより、こっちのほうがおもしろい‥」
 そんな会話もときどき耳にした。
 展スタート直前の8月17日。ぼくの作品と、このたびの展情報を紹介したタイムリーな記事が、新聞赤旗の「ひと」というコーナーに、写真入りで掲載された。なかなかインパクトのある記事だったので、これを見て駆けつけたという方も非常に多かった。こちらはたいがい男性だったが、期間中二度も見に来た熱心な人が三人いた。グッドな記事をお書きくださった新聞赤旗の本田祐典氏に、御礼を申しあげます。
 また「月刊モデルアート」という雑誌にも、このたびの展情報が掲載された。こちらはあまり大きな扱いではなかったが、それでもこの雑誌を見て知ったという人がけっこういらしたので、かなりの効果があったと思う。モデルアート誌編集の真島栄二さんに、御礼を申しあげます。
 静かに驚いたのは、向かいのビル(丸善)でエキシビションを開催中の河野甲という作家さんから「見なさい」と薦められて、やって来たという客が数人いたこと。その後河野さん自身もひょっこりお見えになり、恐縮した。後日さっそく河野展を見に行ったが、その素晴らしさに驚愕。
 —-造形作家の河野甲氏に、御礼を申しあげます。
 それと、当サイトのトークスを見て来たとおっしゃる、見ず知らずの方々が、次々と目の前に現れたことは、非常にうれしかったことのひとつ。
 けっこう見ているひとがいるんだなぁ~。
 そのように、多くの方々がいろいろな情報を得てぼくの会場を訪れ、おかげさまで大盛況といってよい六日間を過ごすことができました。
 最後になりますが、このたびの拙展開催に多大なご尽力をいただいた㈱高島屋の社員のみなさま、売り場のみなさま、そして汗だくの搬入搬出を手伝ってくれたみなさまに対し、この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。
 今後ともどうぞよろしく‥。

会場入り口
写真:SATO FOTO


2007年8月30日