「昭和タイムカプセル」のこと

 ネコ・パブリッシングという会社の、「昭和タイムカプセル」(モデルカーズ2月号増刊)という雑誌が、最近発売された。いまはやりの昭和アイテムを、もっぱらオモチャや模型にマトをしぼって紹介しているところが、いかにもネコ・パブリッシングらしい。
 トキワ荘の記事もある。
 そのファーストページには見開きで、ズズズーッとぼくの作品が特大アップで掲載されている。この写真は先々月編集者と一緒にわざわざ石巻(萬画館)まで出かけ、撮影したもの。他にもトキワ荘関連の話題は計10ページにわたる扱いで、なかなかの充実。
 値段は手ごろな1200円。
 これは、やっぱ、買わなきゃマズイだろう。
 立ち読みはダメよ。
 Have a Merry Christmass!!!

「昭和タイムカプセル」誌より


2007年12月24日

渋谷クラフト倶楽部のこと

 年末恒例である「渋谷クラフト倶楽部」の忘年会が、去る12月8日の夜、駒込の大衆割烹料理屋「磯太郎」において開催された。
 (下の写真)
 以前、ぼくの教室は渋谷のPARCOにあった。「渋谷クラフト倶楽部」は当時の生徒諸氏によって結成されたクラブなので、いまもアタマに「渋谷」がついている。そのころ教室に通っていた生徒のひとりである、あるご婦人が、自分たちの作品を発表する場がほしいと要望し、そのことが発端になって、やがて自分たちで積み金をして会場を借りたらどうかというはなしにまで進展した。さっそく生徒のリーダー氏が中心となって集金を開始。これがこのクラブのはじまりだ。そしてめでたく第一回の生徒展を開催するにあたって、看板に掲げるタイトルが必要ということになり、渋谷クラフト倶楽部と命名された。はや結成後8年になるが、会の運営はずっと生徒諸氏が自主的にやっていて、ぼくは直接タッチしていない。過去クラブ展は7回開催され、旅行や、単なる飲み会などを通じて、いまもみんな楽しくやっている。

会の冒頭で芳賀が挨拶に立ち上がったところ。
このときはみなさんジェントルなご様子だが、このあと崩れる。
写真:Itaru Watanabe


2007年12月19日

ニコレットの居酒屋

 禁煙グッズ「ニコレット」のテレビCMを見たことがありますか? 不気味な顔をしたタバコのお化けがいっぱい登場するあのCMだ。最新バージョンでは背景に居酒屋が使われているが、なんとこれがミニチュアなので、CM制作会社からの依頼でぼくが制作を担当した。実は11月にも一回その話題をここに掲載したことがあった。ところがCMが放送されるまでは他言無用とのクレームがあって急遽削除したことがある。しかしやっと最近、CMのオンエアーが開始され、話題解禁となったので、本日あらためて掲載することにした。
 居酒屋ではあるが昼はサラリーマンを相手に昼食サービスもやっているという設定の、庶民的・大衆的・飲食店の内部造作をつくってほしいというのが今回の依頼だった。特にスケールをいわれたわけではないが縮尺を12分の1とし、10月20日ごろ、つくりはじめた。だがCMの撮影が11月9日と決まっていたため、スペシャル超特急での仕事を余儀なくされた。
 下がその居酒屋だ。
 これは完成一歩手前の写真で、店の玄関方向から裏口方向を見たもの。この写真を撮ったのは11月8日の午後8時ごろだったが、作品は翌朝5時にやっと完成。その後ただちにCM制作会社によって引き取られ、ぼくのところでは完成写真を撮る間がなかった。作品はそのまま二子玉川のCM制作スタジオへと運ばれ、そこでプロによる完璧な完成写真を撮った。そのときの写真が現在流れているCM映像の背景に使われている。ただCMでは下の写真の逆方向、つまり裏口方向から玄関方向を見た絵柄を中心に編集されているため、少し雰囲気がちがうかもしれない。

撮影:伊藤誠一
壁に貼ってある品書きビラや食器などの小物類はよしだともひこ氏が制作した。

二コレットのCM

2006年12月18日

工作教室のこと

 前回「初心者クラス・生徒募集中!」と呼びかけたところ数本の参加メールをいただきました。同時に、なぜまだ日程が決まらないのか、どうして開催場所が未定なのか、あるいは都合でレッスンを休んだ場合はどうなるのか、等々についての問い合わせがありましたので、お答えいたします。
 もし参加者が10人ならば、例えば第2、第4土曜日の開催という具合に単純に日程を決めることができます。しかし実際は20人以上になるかも知れません。その場合は複数のグループに分けねばならず、すると複数の日程を組む必要がありますので多少複雑になります。したがって正確な人数を把握してからでないと正確な日程が決められません。また、ぼくの作業場(駒込)が狭いため、人数によっては広い会場を借りねばならず、場所についても巣鴨か駒込というあいまいな表現になりました。あと少し待ってください。遅くとも12月20日ごろまでには決定し、追って必ずお知らせいたします。
 そして参加者が何らかの都合でレッスンを休まねばならなくなった場合のことですが、原則的には次回開催日に少し早めにおいでいただき、前回にやったことの説明をするつもりです。また、もし初心者クラスが複数存在するケースでは、別グループの同一レッスンの開催日に、補習として飛び入り参加することも可と考えています。最後になりますが、「未経験の自分にもつくれるのか?」と、みなさんたいへんな心配をされているようです。しかしそれは大丈夫です。心配ご無用。少なくとも初回の制作課題である「秋の小屋」に関しては、誰でもかんたんにつくることができます。
 以上、参加希望者はご連絡をください
 ——どうぞよろしく。
 (料金等については前回のトークスを参照のこと。)

工作教室のみなさんと
手前が芳賀


2007年12月9日

ただいま生徒募集中!

 芳賀いちようの工作教室では来年1月より、新たに「初心者クラス」を開設することになり、ただいま生徒を募集中です。このクラスでの新規生を募集するのは数年に一回のことです。是非この機会に、ふるってご応募ください。

 場所/駒込か巣鴨(予定)
 開催/月2回(土曜午後6時~8時)
 制作課題/「秋の小屋」(下の写真)
 —–写真の作品が計6回(一期)で完成します。
 *一回のレッスン料:2625円(2時間)
 *一回の材料代:1050円
 入会金/初回のみ入会金10500円
 (以上は消費税込みの値段です)

 参加をご希望の方はお早めにご連絡ください。詳しい日程や開催場所につきましては、参加人数を掌握したのちに決定し、追ってお知らせします。また本件に関しての更なる詳細をお知りになりたい方、あるいはご質問などがあればご遠慮なくメールをください
 どうぞよろしく。

初心者クラス/制作課題
「秋の小屋」
大きさ:26mm×33mm×40mm(建物のみ)


2007年12月1日

パンツァーグラフ!のこと

 戦車系プラモデルの、「パンツァーグラフ!」(モデルアート社/刊)という雑誌がある。編集長の金子辰也氏は、なにを隠そう2005年に制作した「石の家」における石の壁を彫った方。その第10号(2007年11月20日発売号)に、計7ページにわたってぼくの作品が紹介されている。
 下の写真はそのファーストページ。
 ページ中央に「CURIOUS NEIGHBORS」という大きな英文字の見出しがあり、その下には次のような文字がつづいている。
 「ミリタリー以外でもついつい浮気心を誘われる他のジャンルのミニチュア世界。そんな、ちょっと気になる“トナリノ芝生”をご紹介するこのコーナー。今回は、特別ゲストとして今日的にミニチュア模型を芸術の世界にまで引き上げた立体画家・芳賀一洋さん。最近作であるテレビコマーシャル撮影用に制作された1/12『ニコレットの居酒屋』と『1/80・トキワ荘』、1/12『あづまや』をご紹介いただきながら、模型についてご自身に語っていただいた。」
 ぼくにとっては若干こそばゆい文面だが、このコピーは金子編集長がお書きになった。そしてページをめくると、それがしの駄文と一緒に計38枚の写真が掲載されている。
 こりゃあもう買うっきゃなかろう。

Panzer Graph! Issue 10 autumn 2007


2007年11月28日

デザフェス終了

 さすがアジアのデザフェスだった。
 京都、神戸、福岡はもとより、はるばる中国や韓国からも、実に大勢のみなさんがデザフェスめがけてやってきた。おおむね若い人たちで、客の70パーセント以上が女性だった。アート系だからか、意外と別嬪(べッピン)さんが多かったような気がする。そしてぼくのブースに群がると、ほとんど全員がパチパチと作品の写真を撮った。たいがい携帯でだったが、コンパクトカメラを使う人もいた。そして一眼レフのカメラを構えているギャルを見かけると、躊躇なくぼくはヘタクソな英語で話しかけた。
 「一眼レフをぶらさげている若い女性を見かけたら、それは韓国人に間違いない」
 と、ある若手エディター氏から聞いていたからだ。
 あいにく韓国語がダメなので英語を使うわけだが、確かに一眼レフをぶらさげている方々はまず韓国人だった。90パーセント以上の確立で‥。
ご来場のみなさん、アリガトウ!!!

たまには一眼レフを構えるひとも‥


2007年11月19日