タイトル募集中!

 最近下のような作品をつくっている。
 100%とはいえないが、もうほぼ完成だ。ふるい生徒諸氏には以前一回お見せしたことがあったが、普通サイズのアートインボックス作品としては2002年春に制作した「BAINS/公衆浴場」以来の新作なので、本日改めてここに紹介する。
 (下の写真)。
 覚えちゃいないだろうが、2007年1月29日のこの欄で、「どうも気に入らない」というコメントをつけて紹介した制作途中の作品があった。その作品は、その後しばらくそのままの状態で放って置いたが、ある日意を決し、ガーガー丸ノコで切り刻み、ゴミ箱に捨ててしまった。しかし作品の中央にあった絵だけは捨てずに残し、それだけを生かして、もういっぺん最初っからつくりなおしたのが本作である。1945年ごろ、ピガールあたりの裏路地でひっそりと営む「リカー・バール」とでもいったところか…。
 おかげさまで今度はけっこう気に入っている。
 ——-ところでこの作品には看板がない。
 今後もつける予定はないので、題名にはほとほと苦慮している。普通なら、看板の文字をそのままタイトルにすればよいのだが、それがないとなると…。
 あいにくフランス語はまったくダメなので、非常に困っている。
 下の作品にピッタリの、レトロ色ぷんぷんの良いフランス語のタイトルを、誰か考えてくれないかな~。
 賞品や賞金はまるで出ないというショボイ企画ながら、ただいまタイトル募集中!
 いいのがあったらぜひ教えてほしい。

2008年2月10日

伊藤写真と味噌屋の写真

 去年の6月に北青山で開催したエキシビションの、初日だったか二日目だったかに、有名な伊藤誠一ちゃんがやってきて、たくさんの写真を撮ってくれた。それらを使って、最近、ストラクチャーセクションにおける「風に吹かれて」の2ページ目をグレードアップ。また、「過去展会場の写真」というセクションのファイナルには「北青山・スペースインタート展」というページを追加。どちらも目の覚めるような写真だ。あとで是非ぜひご覧いただきたい。
 —–下はその中の一枚。
 あと、ついでなので、このサイトの表紙も、たまには見てほしいのね。こっちは伊藤写真ではないけれど、画面左下に味噌屋の写真がある。
 「この赤い樽(たる)って、めちゃくちゃシブイよね…」
 とか言いながら、ただ普通に、味噌屋の店先で写真を撮ってたら、うす暗い店の奥で突然ガラッと引き戸があいた。
 と、おもったら、店のおやじがシュルシュルっとヘビのように近づいてきて
 「こりゃ~、シ、シ、いきゃ~、いきゃ~」
 するどい声で激しく叫び、小刻みに全身を震わせ、今にもつかみかからんばかりの剣幕。ももひきいっちょで、やせっぽながら、顔は真っ黒、目はギンギンで、ものすごい迫力。ちっちゃなからだ一杯に怒気をみなぎらせている。
 キャー、コエエ~
 だから写真のあと即トンずらした。
 というのが、味噌屋の写真。

北青山の「スペースインタート」にて
写真:伊藤誠一


2008年2月3日

ミニチュアコレクター誌

 北米で発売されている「ミニチュアコレクター」(Miniature Collector)という雑誌に、ぼくの作品2点が掲載された。(Scott Publishing 社・刊/2008年1月号)。
 ——上は「アマゾン」で購入できるとのこと。
 この雑誌はけっこう好意的で、たまに拙作を取りあげてくれる。
 今回で多分6回目だとおもうので、すでにちょっとした常連といってもいいのかもしれない。わりといい雑誌なので、米国のミニチュアファンの中にはICHIYOHの名前を知る御仁も、ポツポツではあるがふえているようだ。また当サイトの英語バージョンも、だんだんと知られるようになり、うれしい限りだ。
 だいぶん前のこと。ものものしい体裁の電子メールが、この雑誌社から突然ぼくのパソコン宛にとどいたことがあった。「送った書類を紙に印刷し、署名したうえで、ただちに郵便で送り返してほしい‥」みたいなことが書いてあった。さらに読むと、「弊誌はICHIYOHの作品を専属的に取り上げたい。弊誌で掲載した写真は他誌には絶対に使わないでほしい。ときどき弊誌宛にあなたの作品の写真を送ってくれ。」等々の語句も一緒に並んでいたので、決してわるいはなしではなさそうだった。しかし、オイオイおめーらは、この程度のことにもいちいち契約書を書いて、サインをしろって言うのかいって思った。さすがアメリカ。弁護士がいっぱいいるわけだ。
 ま、そんなわけで、この出版社へは、たまに作品の写真を送っている。
 次は「ニコレットの居酒屋」でも送るか、な‥。

拙作「ル・ペンギン・バー」と「ブーランジェリー」
ミニチュアコレクター誌/2008年1月号より


2008年1月27日

工作教室/初心者クラスのこと

 表題のクラスにつきまして、先年の暮れに生徒の募集をかけましたところ、予想を上回る30名もの応募者がありました。
 ご応募いただいたみなさんに御礼を申しあげます。
 当初、募集要項における開催地は駒込か巣鴨というあいまいな表現でしたが、結局巣鴨に決定し、先日第一回目のレッスンが開催されました。下の写真は、このサイトに掲載することの許可を得て撮影したものです。
 かつてぼくの教室に参加したことのある生徒氏のひとりが、現在巣鴨で建築設計の仕事をしております。彼の事務所はぼくの作業場よりひとまわり広い上に家からも近く、当工作教室にはうってつけの環境でした。お尋ねしたところ、使ってもよいと快く承諾していただきましたので、当分のあいだ彼の事務所を当教室の会場として使わせていただくことになり、当日みなさんにお集まりいただきました。

初心者クラス・Aグループのみなさんと
撮影:坂田真一


2008年1月18日

石の家の展示場所のこと

 以前はフジテレビ本社の24階に置いてあった拙作「石の家」だが、最近展示場所が変更になりました。下が新しい展示場所です。

 新・展示場所:㈱フジテレビの「湾岸スタジオ」
 住所:東京都江東区青海2-36
 営業時間:午前10時~午後6時
 定休:火曜日
 入場:無料
 アクセス:臨海新交通ゆりかもめ「テレコムセンター駅」から歩5分。

 湾岸スタジオは、スタジオというよりは六本木あたりの豪華ビルといったたたずまい。2007年9月にグランドオープンした。一階がざっと300坪ほどの展示スペースになっていて、「踊る大走査線」で使った青島俊作のよれよれコートや、キャリア官僚・室井慎次のビカッとまっ黒なカバン、映画「ローレライ」で活躍した潜水艦や、「交渉人・真下正義」で暴れまくった地下鉄車両などと一緒に我輩の「石の家」も、いたっておごそかに陳列展示されている。それらすべてが常設展示。まだご覧になっていない方は一度行ってみたらいかがか。
 それと、正月2日にお知らせした吉祥寺「ジュリアン」での小規模な拙展のことだが、きのう行って写真を撮ってきた。(下の写真)。こちらもまだしばらくやっているので、お近くにお住まいの方は是非お出かけのほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 (ジュリアン展詳細は前々回の「近況報告」に‥。)

吉祥寺「ジュリアン」にて


2008年1月11日

黒屋根バージョン完成!

 かねてより新聞や雑誌紙上で制作途中の状態が伝えられていた80分の1トキワ荘だったが、先日やっと完成した。(下の写真)。実はこのサイズのトキワ荘は以前にも一度つくったことがあって、そっちの作品は当サイト「作品ギャラリー」に、既に掲載されている。
 以前のものと今回のものは非常によく似ている。が、いくつかの違いもある。まず屋根だが、前回のものは藤子不二雄A氏の証言にもとづき赤とした。だが今回は普通の黒屋根だ。また以前の作品では石ノ森章太郎氏の部屋以外の内部造作は極めて大雑把にすませてしまった。しかし今回は二階のマンガ家諸氏すべての室内を丹念につくりこんだ。すなわち赤塚不二夫、藤子不二雄(A)、藤子・F・不二雄、水野英子、鈴木伸一、森安直哉、寺田ヒロオに、石ノ森章太郎を加えた各氏各様の室内造作物を、鈴木伸一氏描くところの図の通りに制作した。それら室内や廊下の天井には計7個(以前は4個だった)のLED球を組み込み、薄暗い部屋で眺めると効果絶大だ。等々、いろいろとバージョンアップしてある。
 本日ここに紹介した「1/80トキワ荘(黒屋根)」の現物は、秋葉原のホビーショップ・イエローサブマリンで見ることができます。(イエローサブマリンに関する情報は画面左側のタスクから「お知らせ」をクリックしご覧ください。)

2008年1月6日

あけましておめでとうございます

 昨年は実にエキシビションの多い年でした。あちこちの展示会場を飛び回っているうちに年が暮れ、結局ろくな作品もつくれぬうちに過ぎ去ってしまいました。なので今年は、ひさしぶりにいくつかの新作を仕上げたいと決意しているところです。
 と、新年のご挨拶をした舌の根も乾かぬうちにまたひとつ展示のお知らせがあります。
 新年1月7日から2月4日まで、吉祥寺駅前にあるジュリアンという画材屋で、拙作「あづまや」他の作品を展示いたします。
 お近くにお住まいの方は是非お出かけください。

 タイトル:立体絵画セレクション芳賀一洋の世界展
 場所:クラフトショップジュリアン1階 ギャラリーエメトリスにて
 住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町2-8-4コスモス吉祥寺ビル1F
 電話:0422-20-7775代表
 展示期間:2008年1月7日~2月4日
 時間:午前10時~午後6時
 休業:毎週日曜、祭日

 —–本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。

2008年、元旦


2008年1月2日