わが青春のトキワ荘

 ある方からメールがあり、「YOUTUBEでトキワ荘の映像を見つけましたので、ご参考に…」と、ご丁寧に動画を添付してくださった。せっかくなので、みなさんにも是非ご覧いただきたい。
 http://jp.youtube.com/watch?v=BAQ5xajChLw&feature=related
 上がその映像だ。
 トキワ荘が取り壊されると決まった昭和56年、ゆかりのマンガ家たちがかつて石ノ森章太郎の部屋だったおんぼろ四畳半に集まって「同窓会」を開いた。当日の映像は「わが青春のトキワ荘」というタイトルで過去数回NHKで放映されたことがある。初めて見る方にとっては絶対おもしろいハズ。
 手塚治虫、石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子・F・不二雄、藤子不二雄A、水野英子、森安なおや氏ら、このとき各氏はみな元気。大忙しだった彼らを一同に集めるという難題に挑み見事全員のスケジュールを調整したのは講談社の元少女コミック編集長だった丸山昭氏。だから彼は同窓会の輪の真ん中に陣取って、みんなと一緒にわいわいやっていた。そして固唾を呑んで放映を見守った。すると丸山氏の映像だけがキレイさっぱりカットされていて、チラリとも写っていなかった。もうガックリですよ、と直接本人から聞いたことがある。その丸山さんはいまも元気。しかし大方のマンガ家たちはすでに鬼籍に入られ、この映像の貴重さは年々増すばかり。
 《余談》
 1月18日(日)の日テレ「バンキシャ!」に、かなり出来の良い(家人の弁)トキワ荘のミニチュアが登場したそうだ。翌朝「テレビでトキワ荘を見たよ」と親戚の叔母から電話までもが入った。ほかにもそう思った方がいらっしゃるかも知れないが、ぼくのトキワ荘は「バンキシャ!」には出ていません。お間違いのないように。
 —-しかし気になるなぁ、一体どんなトキワ荘だったのか。

上が芳賀のトキワ荘です
写真:山下浩


2009年1月21日

一日教室のこと

 最近「一日教室」で、アートインボックスの作り方を習いたいという方が2人現れました。去年から継続で通っている方がひとりいますので、新年からは計3人になります。
 アートインボックスの制作にはガーガー電動工具を使っての木材切断を伴いますので、作業場がある人でないと作ることができません。ですから習いたいという方にはぼくの作業場を使っていただきまして、「個人レッスン型・一日教室」として対応しております。しかし作業場が狭いために一度に1~2名しかご指導することができず、どうしても個人レッスン型になってしまいます。また、あんまり大きなものは作れませんので下の写真のような小型の作品を制作課題としております。
 上の3名のほかにも習いたいという方がいらっしゃればメールを下さい。
 また質問なども受け付けておりますので、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。たまに何回通えば完成するのかという質問を受けることがありますが、それは生徒さんの技量にもよりますので何ともいえません。一回や二回では作れませんが何十回も通うことはないと思います。
 料金等の詳しい情報はこちらをご覧ください。
 どうぞよろしく。


2009年1月15日

謹賀新年

 寒いさむい元旦の朝、破風(はふ)屋根が見たくて家を出た。
 大石倉之助が討ち入りのときにかぶっていた和風ヘルメットのようなかたちの屋根を破風(はふ)というそうだ。唐から来たので唐破風(からはふ)とも言い、神社の屋根がよくそんなかたちをしている。たいがい大屋根だが小さなものが見たかった。ガラガラの国電に乗って鶯谷の駅から歩10分、入谷鬼子母神・眞源寺にはうんと小さな破風屋根があり、いずれ訪れるつもりでいた。いきなりスケールを当てるのも失礼と思い、まずは神殿に向かって手を合わせ、取材がてらの初詣。
 写真右の玄関は幅たったの一間。こんなに小さな破風屋根は見たことがない。伝統的な屋根の丸みは三寸勾配だそう。写真のものは若干誇張されている。そのへんを少し修正し、今つくっている遊郭の玄関に取りつけようと思う。というわけで芳賀の2009年は、このへんてこりんな屋根の制作から。
 ——本年もどうぞよろしく。

入谷鬼子母神・眞源寺


2009年1月5日

工作教室のこと

 開催中の千石教室では、新年から、オール真鍮製の「火の見やぐら」(縮尺80分の1)の制作をスタートいたします。

 ●2009年1月期日程:
 1月17日、1月31日、2月14日、2月28日、3月14日、3月28日
 ——計6回、3ヵ月で一期です。
 ●時間
 昼グループ:午後3時30分~5時30分
 夜グループ:午後6時15分~8時15分

 1月から3月までの日程、一期・計6回分を掲載いたしましたが、火の見やぐらについては2期(計12回)かけて取り組む予定で、終了は6月の末になります。その後7月以降は消防署の制作に取り組み、年末までに下の写真のような作品を完成させる計画です。参加をご希望の方は初回開催日までに下記料金を下記口座までお振込みの上、当日直接教室においでください。

 ●1月期計6回分の料金
 22050円(材料費・消費税込み)
 ●振込先:三井住友銀行大塚支店・普通預金1929379・(株)ミクロコスモス

 なお、まったく初めて当教室に参加される方の場合は、上の金額に加えて初回のみ入会金10500円がかかります。更に詳しい情報をお知りになりたい方は左のインデックスから「工作教室」をクリックしご覧ください。お問い合わせは当サイト・ウェブマスターまで。

「第二防災管轄区」
東急ハンズ銀座店9階の芳賀コーナーに展示中


2008年12月29日

みちのくひとり旅

 12月21日、前夜は千石教室の打ちあげだった。
午前7時、ザブッと朝風呂を浴び上野駅へ。
やまびこに飛び乗りAM11時仙台着。仙石線に乗り換え、塩釜漁港やら松島海岸など、哀愁ただよう駅名を通り過ぎ、昼の12時に石巻着。さっそく石ノ森萬画館へ。開催中の「石ノ森章太郎/マンガからミリオンアート展」を特急ウォッチ。想像を上回るマニアックなコンテンツにしばし唖然。お目当ての拙作「石ノ森章太郎の机」は会場の中ほどに置いてあった。担当者によると一番人気とのこと。うれしいはなしである。カバーを外していただきカメラを向けた。パチリパチリとしばし写真を撮って、そのあと慌しく宇都宮へと移動。南宇都宮駅前にあるギャラリー悠日で開催中の「アートマーケット in 悠日」なるイベント会場へと滑り込んだのは午後の4時。入ってすぐの広い部屋には5~6点の拙作が展示してあって、なかなか好評のようす。ファンとちょろちょろしゃべっている間にたちまち午後6時。そして7時からパーティーが始まった。どういうわけか我が輩が乾杯の音頭を仰せつかり大恐縮。ほどなく南米風音楽ライブもスタート。軽快な音楽に耳を傾けながら午後9時まで、現地の若手アーティストらと楽しく懇談し、午後11時、無事帰宅、というみちのくひとり旅の一日。ああ忙しかった。
さあ、あしたからは年賀状だ!!

「石ノ森章太郎の机」in 萬画館


2008年12月23日

忘年会のこと

 12月6日(土)の夕刻、駒込の「磯太郎」において、「渋谷クラフト倶楽部」恒例の忘年会が開催されました。会のあとみんなで集合写真を撮ったのですが、残念ながら若干不鮮明だったでしょうか。前列中央でワッハッハと笑っているのがぼくです。

撮影:高谷俊昭


2008年12月8日

欄間の研究

 前々回、遊郭の座敷をつくりはじめたとお伝えした。たいして進んじゃいないが、とりあえずは下のようになっている。ふすまは、どうにかイメージ通りに仕あがり気をよくしたのだが、そのあと欄間がどうも気に入らず、この一週間中段したままである。仕方がないので今は素材や道具の選択を含めて、改めて欄間の研究をしている。


2008年12月14日