ミニチュアコレクター誌に

 米・スコットパブリケーションズ社発行のミニチュアコレクター誌(Miniature Collector)2009年3月号に、「ニコレットの居酒屋」が掲載されました。このこぎたない居酒屋の味がアメリカ人にわかるのだろうか。計4ページにわたる扱いでした。
 ところでこの雑誌、ミニチュア系マガジンとしては発行部数世界一(多分)。しかもなかなかクオリティーが高いので、ドールハウスをやっている人にはオススメです。一冊たった7ドル。お買い求めになりたい方は下のサイトから簡単に購入することができます。
 www.scottpublications.com

Miniature Collector MARCH 2009


2009年5月17日

宇都宮展開催のこと

 宇都宮の「ギャラリー悠日」で作品展を開催します。少し遠方ですが素晴らしい会場ですので是非お出かけください。ほとんど全ての作品を展示する予定。しかもかなりのロングランです。

 タイトル: 芳賀いちよう作品展
 会場:ギャラリー悠日
 アクセス:東武鉄道宇都宮線「南宇都宮」駅前
 URL : http://www.yujitsu.com/
 住所: 栃木県宇都宮市吉野1丁目7番10号
 電話: 028-633-6285
 日程: 2009年5月10日~6月7日(定休日:火曜日、月末の月曜日)
 時間: 午前11時~午後6時(火曜休み)
 入場料金:800円(悠日カフェでのソフトドリンク券付)

 オープンの初日(10日)芳賀は会場におります。が、そのあと米国へ出かけ、21日まで不在となります。そして21日以降たまには会場へ顔を出すつもりですが、そのへんの詳しい日程は、追ってまた知らせいたします。
 どうぞよろしく。


2009年5月9日

打ちあげの写真とラジオのこと

 先月4日に終了した作品展の「打ちあげ」と称するパーティーが先日ひらかれた。何かにつけては集まって酒を飲むのが好きな倶楽部員たち。ぼくも呼ばれて出かけたら、展に協力した謝礼として3万円いただいた。ありがたいことである。
 下がそのときの写真。ご覧のように「アラカン」をとうに超えた方々の姿もちらほら。そこで今週の土曜日、「中高年に広がるジオラマブーム」というテーマで、うちの倶楽部員数名がラジオに出ることになった。5月9日朝のNHKラジオ第一放送、「どよう楽市」という番組の中で、10時ちょい過ぎに登場し、約十分間、なにかをしゃべりますので、よかったらダイヤルを合わせてください。

真ん中で無駄に笑っているのがぼくです
写真:渡辺いたる


2009年5月4日

青木さん、ありがとう!

 最近発売された「月刊フーガ」という雑誌に、計16ページにわたってぼくの活動が掲載されました。記事を書いてくれたのはこの雑誌の発売元(株)コンパス・ポイントの青木和子さん。ビッグな特集を組んでいただき、本当にありがとうございました。
 雑誌はただいま全国の書店で販売中です。
 やたらグレートな人のように紹介され、こそばゆいことこのうえないのですが、そのへんを割り引いてお読みいただければと思います。一冊500円。秋葉原のイエローサブマリン「芳賀コーナー」(芳賀一洋のミニチュアコレクション)でも買うことができます。
 売れるといいんですが…。
 それが心配です。

月刊フーガ・2009年5月号
発売:(株)コンパス・ポイント


2009年4月28日

「サカツウ」のこと

 27歳のとき、ぼくは失業していた。外で人に会うのがイヤで日なが家で模型の機関車をいじって過ごした。しかし唯一外出する先があって、それは巣鴨にある「サカツウ」という小さな模型屋だった。その店は裏路地を入った畳屋の隣にあって、店主は自分と同年代のスラッとした美青年。銀行を辞めてつい最近商売を始めたばかりだとおっしゃった。当時彼は新婚でレジ裏の小部屋に生後六ヶ月ほどの赤ん坊がいることがあって、たまにギャーギャー泣き出したりすると
 「ちょっとすいません」
 とか言って、慌てて店主が店の奥に引っ込んでしまう。そんな店だった。
 その店には約半年通った。
 いまから考えれば模型のイロハは、このとき、この店主から仕込まれたような気がする。
 しかしその後ぼくも商売をはじめ、それからはパッタリ行かなくなった。ろくに買いもしない、しかも長居の客で、さぞかし嫌がられていただろうと考えると、あわせる顔がなかった。
 そうして約20年が経った西暦2000年、ひょんなことから再会することに。その年新宿で開催されたある鉄道模型ショーにぼくの作品を並べることになり、ふと図面を見ると、なんと向かいのブースが「サカツウ」となっていた。
 —–いやあ恥ずかしいなあ。
 と、思ったものの、「相手はどうせオレの顔なんぞ覚えちゃいるまい」と挨拶もせず、ただ黙って自分のブースに突っ立っていた。そしたら向こうから突然声をかけられ非常にあせった。あんまりにもドギマギしてしまい、そのとき何をしゃべったのかは、ぜんぜん覚えていない。
 その「サカツウ」の坂本憲二さんは、今は立派な店の経営者におなりになって、巣鴨にジオラマグッズを扱う大きな店を構えていらっしゃる。巣鴨といっても昔の店とは場所が違う。今は表通りに面したビルの一階で、品揃えは以前とはくらべものにならない。ジオラマ専門店としては正真正銘日本一。
 というわけで、これは絶対行かなきゃマズイのだ。
 だから是非行ってほしいのです。とにかくお世話になった方なのですから。
 どうぞよろしく。
 下がその「サカツウ」さんのホームページです。
 http://www.sakatsu.jp/top/index.html

サカツウの坂本憲二さん


2009年4月21日

山口さんからのメール

 千石教室で制作した、「孤独の世界」の作品の写真を送ります。自宅の屋上で、ローアングルから撮影をしました。空の雲を背景に、孤独の世界を表現してみました。
 上は、千石教室の生徒・山口貞彦さん(68才)から届いたメールである。
 このメールには下の写真が添付されていた。
 ——なんとすがすがしい情景か!!
 なんだか「藤沢周平」的、ですよね…。

「孤独の世界」
制作:山口貞彦


2009年4月17日

ご来場ありがとう!

 ご来場まことにありがとうございました。
 ときにはユンケルの力を借りながら—期間中計6本服用—おかげさまで有楽町展は先日無事終了いたしました。新聞を見てすっ飛んできたという方や、ある方のブログ(犬のブログ)で知った人など、様々なメディアを通じ、始めて拙展を訪れたという方が、今回特に多かったと思う。もちろん案内状を手に訪れた方も大勢いらっしゃり、とにかく大盛況だった。展が始まって3日目の午後NHKから電話が入り、5日目の朝には、とうとうテレビカメラ・クルーまでもがやってきた。(下の写真)。この日の映像は4月11日の「おはよう日本」(NHK)の中で放送されるとのこと。午前7時半ごろ登場予定で、群馬・栃木・千葉・埼玉など、首都圏一帯でご覧になれます。
 こうして盛況のうちにエキシビションが終了し、ややっこしかった「遊郭の座敷」も先月どうにか納入を果たした。そこで来月、おじさんはちょっとした骨休めと「偉大なるアメリカの田舎研究」をかねて北米横断ドライブにでかける予定。ついては1~2名の同行者がいたらおもしろいと考え、参加者を募集いたします。芳賀のおっさんと一緒にアメリカをドライブしたいとお考えの方は至急ご連絡ください。車の運転ができる方ならばどなたでもかまいません。5月10日ごろ出発し同月20日ごろ帰国予定。募集人員1~2名。早い者勝ち。航空チケット手配の都合上、申し訳ありませんが、すぐに締め切ります。
 どうぞよろしく。


2009年4月10日