数年前、月刊「悠+」(はるかプラス)という雑誌に、「カリスマ模型師・芳賀一洋の世界」という連載コラムを執筆していたことがあった。 そのとき担当者だった西山朋樹さんが、先日ひさしぶりにぼくのアトリエへやってきた。 彼は元…
THREE DIMENSIONAL MINIATURE ARTISAN
数年前、月刊「悠+」(はるかプラス)という雑誌に、「カリスマ模型師・芳賀一洋の世界」という連載コラムを執筆していたことがあった。 そのとき担当者だった西山朋樹さんが、先日ひさしぶりにぼくのアトリエへやってきた。 彼は元…
ぼくの作家としてのデビューが1996年で、その翌年の97年に、岩瀬勝彦さんが「日本ドールハウス協会」を起ち上げた。それから少し経ったころ、ぼくの作品をテレビで見たといって電話があり、彼はその日のうちにイタリア製のスクー…
ぼくが所属している日本ドールハウス協会から会報が届いた。 冒頭に協会副会長土屋静氏の一文があった。 《会員各位》 1997年に日本ドールハウス協会を起ち上げた岩瀬勝彦会長は病気療養中につき、治療に専念するため、このたび…
写真は制作中の作品です。 ほぼ完成しているがテントがまだついていない。 そのテントには店の名前を書かねばならぬ。 前作は「Carl Froceth Store」(カール・フローセス・ストアー)と書いたが、調べると、ここ…
このごろめっぽういそがしい。 それなのに老人力ばっかりが身に付いていて、なにごともちっとも進まない。 今はとにかく目の前にある作品を一刻も早く完成させ、運送屋を手配し、箱をつくって梱包し、出荷せにゃならん。それに先立っ…
《前回の続き》 以前本作の正面部分のみをアートインボックス作品(半立体作品)として制作したことがある。特にそうつくれと言われたわけではないが、屋根や両サイドや、建物の裏側にはこれといったディティールがなく、ほかにつくりよ…
写真はいまつくっている馬具店の内部です。 床にたくさんの旅行カバンが積み重なり、天井にはズラッと馬の首輪がならんでいる。壁にぶらさがっているものは馬のベルトです。 内部の様子は以前制作した「カール・フローセス・ストアー…