若いころからずっと腰痛に悩まされてきた。
もともと脊椎のかたちが悪いことに加えて「椎間板ヘルニア」と「脊椎管狭窄症状」をふたついっぺんに患っている。
それで、ちょうど一年前の8月28日に近所の脊椎専門病院へ入院し、翌29日に腰の手術を受けた。脊椎と脊椎のあいだにチタンのスペーサーを挟んでスキマを広げ、それらを複数のボルトで固定するという、正味5時間半にわたるオペレーションだった。(下の写真、光ってみえるのがチタン)。
それから一年。
スキマが広がったおかげで腰の痛みはすっかり消えてなくなったが、その代わり腰が曲がって伸びなくなり、ボルトなど、チタンを押さえるために埋め込んだ他の金属のおさまり具合が悪くて、からだ全体がメチャクチャ動かしずらくなった。だからほとんど歩かなくなり、足の筋肉が急激に衰えてしまった。
だからせいぜい歩かなきゃならんと、このところ急にあせって、ほんの千歩ばかりの距離を、毎日必死に歩いている。千歩じゃ少な過ぎるとわかっちゃいるが、今はそれが精一杯。
