東京藝術大学油絵科・木津文哉教授の、「退任記念展/錯視の表情」という作品展に行ってきました。会場は東京芸大本館地下2階の大学美術館。
https://museum.geidai.ac.jp/exhibit/2024/11/kizu.html
優に200坪はあると思われる広大な会場に大小合わせて100点近くの木津作品が整然とならび、見応え十分。よくまあこれほどの作品群を生み出したものだと、木津先生のパワーに圧倒された。
先生はむかしからわれわれのクラブ(渋谷クラフト倶楽部)に親しく接してくださり、会合の折には気さくに「講演」(例えば草木の作り方の説明など)、を引き受けてくださったり、また生徒展の折には出品作一品一品についての寸評をお書きいただいたりもした。そしてまた、あるときは、なんとご自分の作品を、われわれの作品展に出品されたこともあった。
そんな木津先生も今年65歳。「退任記念展」ということは、教授を定年退職されるのだろうか‥。と、なると、今後こんな大規模な木津展はもう見られないのかもしれない。
みなさんもぜひお出かけください。
12月1日(日曜日)までです。