「目が点になる」

 今週は政局でしたね。
 みなさんご存知のように、日曜日に総選挙があって、自民党が大敗し、いまは石破おろしの風が吹き荒れ、国会での首班指名をどうするのかと連日メディアが騒いでいる。
 これ、わたし、けっこう見てるんです。
 脊椎の手術で入院したのが8月末だったが、そのころは、今回の選挙の前提となる自民党の総裁選びのあれこれで大盛り上がりだった。やれキングメーカーの思惑がどうだとか、誰それの推薦人がまだ集まっていないなど、当時入院中だったわたしは、病院のベッドの上で毎日そんな政治系ユーチューブ番組ばっかりを見て過ごした。やがて退院してからは、しばらくは安静にしていろという医師からの指示を良いことに、極力仕事はせず、相変わらず政治系番組ばっかりを見ていた。するといつの間にか登場人物(つまり政治家)たちのキャラにもすっかり馴染んでしまい、ますます離れられなくなった。
 だが一連のストーリーを断然おもしろくしているのは、なんといっても石破新総裁のあの強烈なキャラだろう。あの顔、あの目つき、あの喋り方、彼が登場するたびに目が点になり、つい画面に釘付けになってしまう。

石破茂自民党新総裁