のろのろではあるが、いまふたつのアートインボックス作品をつくっている。
「DANONE 1944/夏」と「エイミー&マドレーヌ」のふたつ。
前者は八百屋のような店だ。一色美世子さんたちの希望で2年ほど前から教室の課題として少しずつつくっている。後者は伊藤順子さんの希望でつくりはじめ、ぼくの作品では初めての洋服屋にするべく取り組んでいる。モードの町パリにファッションブティックが一軒もないのでは片手落ちと思い、いつか作品ラインナップに加えたいと、ずっと前からひそかに考えていた。
ところがこの洋服ってのが曲者だ。ミニチュアの布があまりにも軽いので、服がダラーンとぶら下がる、重力の表現が非常にむずかしいのである。自分ではまったくつくる気がしないので、はじめっからシカゴで調達するつもりでいた。
で、下の写真のようなグッズ一式を買ってきた。奮発し占めて約1000ドル。
あと「DANONE」に使う野菜類も100ドルばかり調達し、やっとこの2作品の完成へのメドが立ってきた。
2015年4月25日