ファッションブティックのような作品(アートインボックス)をつくっている、と書いたことがある。
(4月25日付当欄)。
もともとは伊藤順子さんほか数名の生徒氏らの依頼によって、教室の制作課題として2014年の春、スタートした作品だったが、順子さんはすでにつくり終え、先生であるぼくだけが、その後ものろのろと、いまだにつくりつづけている。
赤青黄、ベージュや白や緑や水色など、大体の色の作品はすでにラインナップされているので、今回は無謀にもピンクに挑戦、これがやっぱり難しく、なかなか思うようなムードに落ち着いてくれない。それと、洋服のようなふわふわした品物を作品としてどう見せたらよいのかという、もっとも肝心な部分に付いて、いまだにグッドアイデアが見いだせていない、等々、考えることが多くて、とてもスイスイとは進まないのだ。
店の名前は「エイミー&マドレーヌ」、苦労が多い割にはいまいちパッとせず、少しイヤになっている。
2015年6月27日