「Katoさん、なにか書いてよ‥」
と、常に本稿のネタに困っているぼくは、教室のあと、居酒屋で、Katoという生徒にたのんだ。ダメ元と考えて何度もたのんだ。そしたらある日、Katoさんから2本の短文が送られてきた。
そのうちの一本を紹介する。
—–以下Kato文。
「いつもお世話になっております。先日は素晴らしい作品をお譲りいただき感謝しております。先生の教室に通うようになってから幾星霧(といっても1年ほどですが)、自分では技術も徐々に上がってきたと思っております。ただ先生から比べるとゴミみたいなものですので、かねてから先生の作品のひとつでも手元に置いておきたい、目標にしたいという思いがありまして、今回お譲りいただくことでようやく念願が叶いました。購入に際してはアートに対して気持ちいいくらい関心のない我が家の経理担当者の了解を取り付けるのがたいへんでしたが、なんとか上手くいきました。先生にもご心配をおかけしましたが、今のところ平穏無事でございます。我が家は息災でございます。経理担当者をどうやって丸め込んだかということと、いくらだったかということは、香り立つくらい生々しい話になりますのでどうか内密にお願いいたします。今回はどうもありがとうございました。」
以上Kato文。
文章というよりこれは手紙ですね。ブログで使ってください‥とのことなので、そのまま掲載しましたが、Katoさんがなにを、いくらで買ったのかがまったくわからないので、読後感は、いまいち微妙かもしれません。次に期待しましょう!
ただKato家の財務大臣(経理担当者?)が実力者であるということは、非常によくわかりました。
Katoさん、ありがとう!!!