「孤独の世界」終了

 孤独の世界制作教室の最終回がきのうやっと開かれた。やっとと言ったのはこのコロナ禍で自粛に次ぐ自粛を繰り返し、最終回の一回だけが、延々と開催されなかったからだ。
 雨模様の肌寒い午後、我がスタジオのおんボロドアが突然ギシッと開き、最初に現れたのは、はるばる水戸からみえたM氏だった。ほどなく参加者計6名のうち4名が次々に登場し(一名欠席一名遅刻)、超ひさしぶりにこのグループの最後の講座が開かれた。
 内容としては地面に電柱をつっ立ててそこから電線を引っ張るだけのものだったが、なにはともあれやっと最終回を終えることができて、いまは非常にほっとしている。肩の荷が降りた気分だ。参加者のみなさん、ご清聴をありがとう!!
 かくして孤独の世界は終わった。
 するとこのグループの次なるターゲット(課題作)は「火の見やぐらの情景」である。きのうみんなから「次も参加したい!」という嬉しい声をいただいたが、すこし待ってほしい。この場は一旦立ち止まり、いましばらくはこのコロナ禍の様子を見守り、社会がおおかたの平穏を取り戻したと判断したとき、改めて当欄や、SNSなどで次なる講座(火の見やぐら)への参加者を募集するつもりです。直接ご連絡もいたしますので、続きにつきましては、そのときまで、いましばらくお待ちください。

当日の机。教室開催中の写真を撮るのを忘れてしまいました。放課後に「船ちゃん」へ呑みに出かけて、帰ってから撮った写真です。