アラン・ウォルフソンのこと

 米国にアラン・ウォルフソン(ALAN WOLFSON)というミニチュアの作家がいる。氏の作品についてはかつて数枚の写真を見たことがあり、スゴイ作家だなあと思っていた。そのアラン氏から数ヶ月前に短いメールが届いた。用件は「今度作ったサイトにICHIYOHのサイトをリンクしてもよいか‥」というもの。もちろんOKと答え、さっそくアラン氏のサイトを覗いてみて、ほとほと驚いた。どんな風にスゴイかはサイトを見ていただくしかないが、僕は強烈な感銘を受け、また影響も受けた。作品はどれもニューヨークの道端にころがっている「普通の情景」を、まことにリアルに作品化したものばかりである。僕も同様の雰囲気のものを、ロケーションを現在の東京に置き換えて、是非そのうちなにかを作ってみたいという欲求が、突然ふつふつと沸いてきた。
—アラン・ウォルフソン http://www.alanwolfson.net/
 バイオグラフィーによると、氏は1948年ニューヨークのブルックリン生まれとあり、僕と同い年である。もしかするとアトリエはニューヨークにあるのかもしれない。それならば一度是非おうかがいし、じかに作品を拝見したいものである。

ミニチュアなのだ!!!


2006年9月18日