高島屋展終了のこと

 日本橋の高島屋で開催されていた「芳賀一洋のクラフトアート展」は先日無事終了いたしました。お暑い中ご来場いただいたみなさま、お買い上げいただいたみなさまに対して、こころより御礼を申しあげます。
 初日の朝、バタバタと開店の準備をしていたときのこと、銀座伊東屋の伊藤高之会長から突然立派な生花が届いたのには仰天した。直後には俳優の勝野洋さんからも生花が届き、グレートなお二人の名前入りの花が会場入り口にデーンと飾られ、期間中ずっと、スモールなぼくを勇気づけてくれた。
 まずは銀座伊東屋の伊藤高之会長と俳優の勝野洋氏に、御礼を申しあげます。

 期間中おなじ階では「ビーズグランプリ」というイベントが開催されていたため、ビーズアクセサリーを見に来た人々の流れが常にぼくの会場をも満たしてくれた。全員女性だったが、みなさん真剣に拙作を見つめてくれた。実際にビーズクラフトをやっている方も多数いらしたようで、素材や製作技法についての質問が多かった。
 「ビーズを見るより、こっちのほうがおもしろい‥」
 そんな会話もときどき耳にした。
 展スタート直前の8月17日。ぼくの作品と、このたびの展情報を紹介したタイムリーな記事が、新聞赤旗の「ひと」というコーナーに、写真入りで掲載された。なかなかインパクトのある記事だったので、これを見て駆けつけたという方も非常に多かった。こちらはたいがい男性だったが、期間中二度も見に来た熱心な人が三人いた。グッドな記事をお書きくださった新聞赤旗の本田祐典氏に、御礼を申しあげます。
 また「月刊モデルアート」という雑誌にも、このたびの展情報が掲載された。こちらはあまり大きな扱いではなかったが、それでもこの雑誌を見て知ったという人がけっこういらしたので、かなりの効果があったと思う。モデルアート誌編集の真島栄二さんに、御礼を申しあげます。
 静かに驚いたのは、向かいのビル(丸善)でエキシビションを開催中の河野甲という作家さんから「見なさい」と薦められて、やって来たという客が数人いたこと。その後河野さん自身もひょっこりお見えになり、恐縮した。後日さっそく河野展を見に行ったが、その素晴らしさに驚愕。
 —-造形作家の河野甲氏に、御礼を申しあげます。
 それと、当サイトのトークスを見て来たとおっしゃる、見ず知らずの方々が、次々と目の前に現れたことは、非常にうれしかったことのひとつ。
 けっこう見ているひとがいるんだなぁ~。
 そのように、多くの方々がいろいろな情報を得てぼくの会場を訪れ、おかげさまで大盛況といってよい六日間を過ごすことができました。
 最後になりますが、このたびの拙展開催に多大なご尽力をいただいた㈱高島屋の社員のみなさま、売り場のみなさま、そして汗だくの搬入搬出を手伝ってくれたみなさまに対し、この場を借りて、改めて御礼を申し上げます。
 今後ともどうぞよろしく‥。

会場入り口
写真:SATO FOTO


2007年8月30日