石ノ森章太郎の机

 このところずっと宇都宮展がらみの話題がつづいていたが展は無事終了。ご来場いただいたみなさまには厚く御礼を申しあげます。開幕当初はうだるような暑さだったが、季節はすっかり秋へとうつろい、まことにさわやかな今日このごろである。
 実は展開催の10日ほど前に石ノ森萬画館(石巻市)から、生前石ノ森章太郎氏がマンガ原稿執筆に使っていた自宅の机(作業場)を制作してほしい旨のご依頼があった。展開催中から今に至るまで、ずっとそれにかかりきっている。
 下がその写真だが、これはトキワ荘時代のものではなく氏が大成を遂げたあと、石ノ森氏50歳のころに使っていたもの。鬼気迫る迫力、文句なく美しい。破れた座布団があまりにもシブイ。
 縮尺12分の1。
 今月末完成の予定。
 —–乞うご期待を!!

2008年9月18日