近況①「エンディングノート」

 北海道のスギちゃんや宮田いづみさんらとおなじころ、ぼくの教室にいたことがあった砂田麻美ちゃん。ご存知のむきも多いだろう。その麻美ちゃんからメールが届いた。
 芳賀先生
 大変ご無沙汰しております。砂田です。
 その後おかわりなくお過ごしでいらっしゃいますでしょうか?
 ところで、今年の1 0月に私が初監督したドキュメンタリー映画「エンディングノート」が新宿ピカデリー他全国で劇場公開されることになりました。
 2009年末にガンで他界した父の最後を追ったものですが、闘病記的な内容ではなく、高度経済成長期を駆け抜けた元営業マンが人生の期限を悟った時、どのように人生の終わりを段どっていくのか…という側面を、長年私が撮りためた父の映像から浮き彫りにしていくエンターテインメント要素の強いドキュメンタリーです。
 現在「奇跡」が公開中の是枝裕和監督がプロデュースを担当しています。
 公開まで今しばらくありますが、どうぞ応援の程宜しくお願い申し上げます。
 またお目にかかれますのを楽しみにしております。
 不安定な天気が続く毎日ですが、くれぐれもご自愛くださいませ。
 砂田麻美
 (以上、砂田さんの許可を得て掲載)

 すごい! あの麻美ちゃんがムービーディレクターとしてメジャーデビューを果たし、全国で劇場公開するドキュメンタリー映画を撮ったというのだ。しかもその映画をプロデュースしているのは世界の是枝監督だという。今日性満点のテーマらしいので大いに話題になるだろう。
 ちなみに砂田さんは近々テレビにも出演するそうなので、時間等がわかりましたらまたお知らせいたします。
 映画『エンディングノート』の公式HP : http://www.ending-note.com/
 是枝監督『奇跡』の公式HP:http://kiseki.gaga.ne.jp/

エンディングノート

近況②「高島屋展開催のこと」

 月刊「はるかプラス」8月号が発売になりました。今号では「キャフェ・ル・マルスワン」を紹介し、同時に高島屋展の開催情報を掲載いたしました。
以下本文です。
 MARSOUIN(マルスワン)とは兵士(歩兵)のこと。当時フランスはアフリカに多くの植民地があったことから、絵の中の兵士は過酷なアフリカの原野に立っている。転じてマルスワンというキャフェは、汗水たらして働く者たちが憩う庶民の店だった。同時にバーもやっていたので、朝からリカー酒をあおるゴロツキも多かった。
 左が実際の写真である。店名と兵隊の絵はそのままいただいたが、その他の部分は自由気ままに適当につくった。制作1999年。縮尺12分の1。
 ところで8月3日~9日まで、横浜高島屋8階で催される「ドールハウスの世界展」に、本作を含め約10点の作品を展示する予定です。是非ご来場ください。
 以上が8月号の記事だった。
 その高島屋のことですが、上の原稿を書いた時点では「8月9日まで」と言われていたのでそのまま書きましたが、正しくは「8月8日まで」です。
 お間違いのないようお願いいたします。
 ——–どうぞよろしく。

 タイトル:ドールハウスの世界展/手工芸バラエティフェア
 会場:横浜高島屋8階特設会場
 期間:2011年8月3日(水)~8月8日(月)
 時間:午前10時~午後8時(最終日は午後6時閉場)
 定休日:なし
 入場:無料

月刊「悠+」(はるかプラス)8月号より
発行:(株)ぎょうせい

近況③「伊藤邸見物ツアーのこと」

 以前当欄でお伝えした伊藤邸見物ツアーのことですが、参加者は結局以下の21名でした。今回で3度目になるこの催し。★印は初参加の方々です。

  坂田会長
 ★岸本さん
 ★佐野さん
  サカエリ
 ★しげちゃん
 ★ゆうこりん
  高谷さん
 ★穴熊さん
 ★かおりさん
  らるかちゃん
 ★のぶさん
 ★西山さん
  斉藤刑事
 ★山田優さん
 ★おがおが
 ★目黒ちゃん
 ★大田さん
 ★和泉まゆみさん
 ★けっとちゃん
 ★木島千香子さん
  いちようさん

 下の写真は伊藤邸の「伊藤ギャラリー」において伊藤作品に群がっている参加者たちです。このあと台所や、風呂場や、伊藤部屋(通称「鉄道マニアの雑念が消える部屋」)など、どこもかしこもくまなく探索し、あとは近所の居酒屋へ。ところが居酒屋のあと、うっかり見忘れた「伊藤パズル(? )」を求めて、ふたたび伊藤邸へ戻るやからもおり、正に伊藤づくしの一日となりました。

2011年7月30日